BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

三島駅~新富士駅駅間のE席からのぞむ 南アルプス、白根三山 【車窓から百名山】

出発前に買った駅弁やスマホのソーシャルゲームに夢中なるのも悪くはないが、見慣れた車窓からの景色にも新たな発見があるものだ。新幹線の車窓から見える稜線の美しさにハッとさせられる、本格的な山登りの経験がなくても、あの山がどういったものなのか知りたい、そんな御仁にお届けするのがこの【車窓から百名山】である。

富士山に見とれていると見逃してしまう白根三山

東海道新幹線の窓側席、A、Eがそれに該当する。トイレが近いので長距離移動は通路側を選択するという人も多いが、新幹線ならぜひ窓側の席で車窓からの風景を眺めてほしい。A席なら海側の景色、E席からは富士山をはじめとする山の景色が楽しむことができる。

特に東海道新幹線下り、「ひかり」や「こだま」が停車する「三島」~「新富士」駅の間は、車窓から稜線をのぞむには別格の区間だ。裾野までばっちり見える富士山に目を奪われてしまいがちだが、実はその前方には”車窓トレッキング”好きな山好きにとって見逃せない景色がひろがっているのだ。

ん!!!? 肉眼ではこの程度なので、拡大したのが下の写真。

実は、残雪が美しい、南アルプスが誇る3000m級の山々が稜線の間から拝めるのである。中央右手、ほんの少しだけ山頂が見えるのは「北岳」、中央右手から「間(あい)ノ岳」、「農鳥岳」、「広河内岳」、「黒河内岳」である。

晴天に恵まれた日なら、日本において富士山に次ぎ標高が高い北岳(3193m)、同じく第3位の間ノ岳(3190m)、そして農鳥岳(3026m)からなる白根三山と日本一の標高を誇る富士山を同じ車窓から拝める絶好のスポットなのである。

日本百名産に数えられる「間ノ岳」

南アルプス、間ノ岳と北岳との鞍部に建つ山小屋「北岳山荘」

間ノ岳は標高3190mで日本第3位の高峰誇る日本百名山の一つである。北岳、農鳥岳とあわせて白根三山と呼ばれ、白根三山の中央に位置する。山頂、山稜ともに広大で、東面のカールや二重山稜の地形を持ち、主稜は展望もすばらしく、爽快な稜線歩きが楽しめる。また、北岳とは植生が異なるのも特筆。山頂は静岡県との県境であり、大井川の源流ともなっている。

間ノ岳から北岳に通じる稜線

標高3190mと高く、北岳山荘から約2時間かけて登るため、体力と山登りの経験が必要かつ、目標となる木々などが無く、強い霧が発生する時にはルートを見失いがちで、登山が困難な山の一つとされるが、間ノ岳山頂からは遮るものがない素晴らしい眺望を誇り、隣の雄大な北岳、南アルプスの山々、北アルプス、中央アルプスに富士山までが一望。白根三山は南アルプスを代表する登山ルートとして、多くの登山者に愛されており、いつかは上りたい山として目指してみるのもよいだろう。

SHARE

PROFILE

タビノリSTAFF

タビノリSTAFF

『タビノリ』は、旅の楽しさは、旅のはじまりである「移動」から、旅前の準備、ふとした寄り道、車窓から見つけるお気に入りの風景など、旅の余白に目を向け発信していくメディアです。また、旅をその周縁のものと組み合わせ、定番の旅先や新しい旅の提案などを仕掛けていきます。

タビノリSTAFFの記事一覧

『タビノリ』は、旅の楽しさは、旅のはじまりである「移動」から、旅前の準備、ふとした寄り道、車窓から見つけるお気に入りの風景など、旅の余白に目を向け発信していくメディアです。また、旅をその周縁のものと組み合わせ、定番の旅先や新しい旅の提案などを仕掛けていきます。

タビノリSTAFFの記事一覧

No more pages to load