北鎌倉めぐりの定番・おすすめ観光スポット18選

古都・鎌倉でも人気の観光エリアながら、しっとりと落ち着いた雰囲気が魅力の北鎌倉。自然豊かな里山に点在する由緒ある寺院をはじめ、趣のあるレストランやカフェ、お土産にぴったりの和菓子のお店など、一度は訪れたいおすすめスポットをご紹介します。

今も歴史を刻む国の史跡「建長寺」

臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山第一位の格式を誇る建長寺(巨福山建長興国禅寺)。1253年に鎌倉幕府5代執権の北条時頼が建立した、日本最古の禅の専門寺院です。

国の史跡に指定されている広大な境内に足を踏み入れると、そびえ立つ大きな三門(山門)に目を奪われます。壮大な伽藍の入り口にふさわしい重厚な佇まいは見応え十分。

法堂に入って天井を見上げれば、迫力満点の『雲龍図』が。鎌倉に住んでいた日本画家、小泉淳作氏の描いたもので、その力強い筆致は圧巻の一言!

開山の蘭渓道隆作といわれる方丈庭園は、禅の心を視覚で体験できる場所。草書体の「心」の字をかたどった「心字池」を眺めながら、しばし心を静めてみては。

【DATA】
●建長寺(けんちょうじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
電話:0467-22-0981
営業時間:8:30~16:30
定休日:無休

自然と調和した景観の美「円覚寺」

円覚寺は鎌倉五山第二位に数えられる臨済宗円覚寺派の大本山。鎌倉幕府第8代執権の北条時宗が、元寇による両国の戦没者の霊を弔うために中国から無学祖元禅師を招き、1282年に建立したのが始まりです。

総門から石段を上ると、円覚寺を象徴する荘厳な構えの山門がお出迎え。明治の文豪、夏目漱石の小説「門」に登場することでも知られています。

ぜひ見ておきたいのは、鎌倉三名鐘のひとつで、国宝に指定されている物部国光鋳造の洪鐘。直径1.42m、高さ2.6mと、その大きさは関東最大級!

静かに水をたたえる妙香池は心安らぐスポット。対岸に配された虎頭岩は、寝そべったトラの横顔に見えることから名付けられたのだそう。紅葉シーズンには周囲の木々が赤や黄に染まり、よりフォトジェニックな景観に。

【DATA】
●円覚寺(えんがくじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
電話:0467-22-0478
営業時間:8:00~16:30、12~2月は~16:00
定休日:無休

南北朝時代の仏像が伝わる「浄智寺」

過去、現在、未来を表す室町時代の仏像、木造三世仏坐像を仏殿に祀る浄智寺。自然豊かな境内は、春の桜、秋の紅葉と、四季折々の美しさで目を楽しませてくれます。

苔むした石段を上っていくと、2階に印象的な花頭窓を用いた鐘楼門に目を奪われます。こうした様式の門は鎌倉でも珍しいものなのだとか。

奥の洞窟には、鎌倉江の島七福神のひとつであるにこやかな布袋さまの石像も。お腹をさすると福がくるといわれているので、そっとなでさせていただきましょう。

【DATA】
●浄智寺(じょうちじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
電話:0467-22-3943
営業時間:9:00~16:30
定休日:無休

尼寺の風情が残る花の寺「東慶寺」

明治35年まで男子禁制の尼寺だった東慶寺。駆け込めば離縁ができる駆け込み寺(緑切り寺)として、多くの女性を救ってきました。今では尼寺の風情が残る境内を季節の花が彩り、多くの参拝客を迎え入れています。

石段の先には茅葺き屋根の小さな山門。建長寺や円覚寺の堂々たる山門とはまた違った、風雅な趣があります。

境内のほぼ中央には穏やかな表情の金仏が。奥の松岡宝蔵では聖観音菩薩立像(重要文化財)などの寺宝を見ることができます。

【DATA】
●東慶寺(とうけいじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1367
電話:0467-33-5100 営業時間:8:30~16:30、10~3月は~16:00
定休日:無休

大迫力の閻魔さまとご対面「円応寺」

智覚禅師により1250年に創建された円応寺。本尊は閻魔大王で、亡者が冥界で出会う「十王」を祀っていることから、閻魔堂、十王堂とも呼ばれています。

建長寺の斜め向かいにある石段を上がっていくと、茅葺き屋根の鐘楼と本堂が。閻魔大王との出合いに胸が高鳴ります。

本堂に入ると、閻魔大王と十王の像がずらり。閻魔大王は鎌倉時代に活躍した仏師、運慶が彫ったものとされ、重要文化財に指定されています。像の高さは190cmほどもあり、その存在感は圧倒的。十王たちの表情や、初七日、四十九日の意味を伝える解説も必見です!

【DATA】
●円応寺(えんのうじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1543
電話:0467-25-1095
営業時間:9:00~16:00、12~2月は~15:30
定休日:無休

鎌倉随一の紫陽花の名所「明月院」

起源は1160年創建の明月庵。その後、鎌倉幕府8代執権の北条時宗が最明寺を前身として禅興寺を創建し、その塔頭(子院)として明月院と改められました。

通常は立ち入れない後庭園の絶景を眺められる本堂の丸窓は、明月院屈指の見どころ。丸(円)は悟りの象徴とされていることから「悟りの窓」の名で知られ、見る者を禅の世界へと誘います。

もうひとつ、忘れてはならない見どころは紫陽花。鎌倉石の参道脇を青く染める紫陽花は例年6月10日~6月末あたりが見頃で、シーズン中は人々が列をなすほどの大盛況に。

【DATA】
●明月院(めいげついん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
電話:0467-24-3437
営業時間:9:00~16:00、6月は8:30~17:00 定休日:無休

焼きたてピッツァを和の空間で「Takeru _ Quindici」

古民家を改装したおしゃれなイタリアンレストラン。大きな薪窯で丁寧に焼き上げる自慢のピッツァは、散策の後のエネルギーチャージにうってつけ。一番人気のバジル×トマト×モッツァレラのマルゲリータは要チェック。

【DATA】
●Takeru _ Quindici(タケル クインディチ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1384
電話:0467-23-7355
営業時間:平日12:00〜14:00、18:00〜22:00 ※各L.O.
土・日曜、祝日12:00〜14:30、18:00〜22:00※各L.O.
定休日:火曜日、月1回不定休
https://www.facebook.com/TakeruQuindici

地元に根付く洋食の名店「去耒庵」

1979年より3代にわたって愛される名店。何をおいても注文したいのは、絶品と名高いビーフシチュー。3日間かけて仕込んだデミグラスソースが生み出すコクのある味わいは、楽しい旅をより思い出深いものにしてくれるはず。

【DATA】
●去耒庵(きょらいあん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内157
電話:0467-24-9835
営業時間:11:00〜14:00L.O※売切次第終了
定休日:金曜日、ほか木・金曜日連休あり

創作料理が評判の古民家レストラン「航 北鎌倉」

フレンチとイタリアンをベースにした創作料理が人気の、緑に囲まれた古民家レストラン。地元でとれた旬の食材をふんだんに使った、目にも舌にも美味しい一皿に心が躍ります。都会の喧騒を忘れて、ゆっくり食事を楽しんで。

【DATA】
●航 北鎌倉(こう きたかまくら)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内856-5
電話:0467-45-6811
営業時間:11:30〜15:00 ※14:00L.O.、18:00〜20:00L.O.
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日休
https://www.koo-kitakamakura.com/

一流シェフが手がける本格ビストロ「BISTROT La PEKNIKOVÄ」

豊かな自然の中に佇むこぢんまりとした一軒家のビストロ。この道30年のオーナーシェフが、鎌倉野菜や地魚の持ち味を存分に生かしたフレンチを提供しています。本格的な料理を気軽にいただけるリーズナブルな価格も魅力!

【DATA】
●BISTROT La PEKNIKOVÄ(ビストロ ラ ペクニコヴァ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1149-8
電話:0467-39-5092
営業時間:11:30〜13:30 L.O.、18:00〜20:00 L.O.
定休日:水曜日のディナー、木曜日 ※祝日の場合営業、振替休あり
http://peknikova.com/

けんちん汁といえばこの店「鎌倉 五山」

けんちん汁の元祖として知られる店。30年もの間、味つけや具材を替えることなく、伝統の味を守り続けているのだそう。8種類の具材と本鰹の一番だしを使ったのけんちん汁は、すんなりとお腹に収まる優しい味わい。

【DATA】
●鎌倉 五山(かまくら ござん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1435
電話:0467-25-1476
営業時間:10:00~15:00※14:30L.O.
定休日:不定休※1・7月臨時休業あり

洗練された空間でいただく極上フレンチ「北鎌倉 紫」

鎌倉市内にあるミシュラン星獲得のフレンチレストラン「ミッシェル ナカジマ」の姉妹店。和洋折衷の素敵な空間で、本店同様の味わいを堪能できます。軟らかく煮込んだ牛ほほ肉など、手間暇かけて仕込んだ料理は感動もの。

【DATA】
●北鎌倉 紫(きたかまくら ゆかり)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内187
電話:0467-67-6159
営業時間:10:30~20:00 ※19:30L.O.
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日休
http://kitakamakurayukari.com/index.html

新鮮な自家焙煎豆が生み出す至福の一杯「石かわ珈琲」

スペシャルティコーヒーのロースタリー&カフェ。豆の販売がメインですが、焙煎したての新鮮な豆で淹れた香り高いコーヒーやケーキを店内でいただくこともできます。気に入った豆を自宅用やお土産に。

【DATA】
●石かわ珈琲(いしかわこーひー)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内197-52
電話:0467-81-3008
営業時間:11:00~17:00 ※喫茶・テイクアウトは15:00L.O.
休日:水・木曜日
https://ishikawa-coffee.com/

季節の花々と甘味が楽しめる「茶房 花鈴」

緑に囲まれた風情ある一軒家の甘味処。庭に面したカウンター席や奥の落ち着いたテーブル席で美味しい和スイーツが楽しめます。名物のみたらしだんごにタレをたっぷりからめていただけば、疲れも一気に吹き飛びそう。

【DATA】
●茶房 花鈴(さぼう はなれい)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内395
電話:0467-24-9737
営業時間:10:30~17:00※16:30L.O.
定休日:不定休

箸が止まらない絶品いなりずし「光泉」

戦前の味をいまに伝えるいなりずしの店。油揚げも酢飯もシンプルな味付けながらバランスが絶妙で、もうひとつ、またひとつと箸が進む美味しさ。北鎌倉らしい趣のある店構えも旅気分を盛り上げてくれます。

【DATA】
●光泉(こうせん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内501
電話:0467-22-1719
営業時間:10:00~15:00※売切次第終了
定休日:火曜※祝日の場合は翌日休

美しい花の形の最中をお土産に「北鎌倉 松花堂」

尾張徳川家へ献上された「あがり羊羹」が名物の老舗。お土産には秋の鎌倉を彩る菊の花をかたどった「菊もなか」もおすすめ。繊細な花びらを見事に表現したパリッと香ばしい皮の中には自家製の粒あんがたっぷり!

【DATA】
●北鎌倉 松花堂(きたかまくら しょうかどう)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1340
電話:0467-22-6756
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
https://kitakamakura-shokado.jp/

上品な甘さのあんが自慢「三日月堂 花仙」

昭和4年創業の和菓子店。一級和菓子職人がつくりあげる鎌倉の四季に合わせた和菓子が人気です。中でも、上品な甘さのあんをあふれんばかりに挟み込んだどら焼きと最中は絶品。併設の喫茶コーナーで一息入れるのも◎。

【DATA】
●三日月堂 花仙(みかづきどう かせん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内133-11
電話:0467-22-8580
営業時間:9:00~16:00
定休日:月曜日 ※祝日の場合は水曜休
https://casen.co.jp/

お寺めぐり、食べ歩き、女子旅、デート……北鎌倉はいろいろな楽しみ方ができる場所。今度のお休みには北鎌倉で下車して、気になるスポットを散策してみませんか?

※この情報は2017年5月現在のものです。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

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トリコガイドシリーズ 編集部

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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。

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