円覚寺(北鎌倉)の見どころと周辺のおすすめ観光スポット

鎌倉禅宗を代表する名刹・円覚寺は、北鎌倉でも人気の観光スポット。境内には国宝などの貴重な文化財が多く、四季折々の自然と調和して美しい景観を形作っています。そんな円覚寺の見どころと、参拝の際に立ち寄りたいグルメスポットをまとめました。

ふたつの貴重な国宝を有する「円覚寺」

臨済宗円覚寺派の大本山で、鎌倉五山の第二位に格付けされる円覚寺。鎌倉時代後半の1282年、第8代執権の北条時宗が元寇による両国の戦没者を供養するために中国から無学祖元禅師を招き、創建されました。寺の名は、建立工事の際に見つかった石の箱に収められていた「円覚経」に由来するのだとか。

総門から石段を上ると、まず目に飛び込んでくるのが大きな山門。円覚寺を象徴する建造物のひとつで、その長い歴史にふさわしいどっしりとした風格があります。明治の文豪、夏目漱石の小説「門」にも描かれており、文学に詳しい方はむしろそちらをご存知かもしれません。

山門だけでなく、洪鐘と呼ばれる梵鐘も存在感たっぷり。鎌倉三名鐘のひとつに数えられ、昭和28年に同じ北鎌倉の古刹、建長寺の梵鐘とともに国宝に指定されました。物部国光が鋳造したもので、高さ2.6m、直径1.42mと関東最大級の大きさを誇ります。

創建当初からある妙香池は、江戸時代初期の絵図を基に2000年に復元され、現在の姿になりました。対岸の大きな岩は寝そべったトラの横顔に見えることから虎頭岩と呼ばれています。秋には見事な紅葉で彩られ、また違った趣に。

若い僧が修行する正続院の境内には、もうひとつの国宝である美しい舎利殿が。鎌倉唯一の国宝建築物で、1573年に北条氏康によって移築されました。普段は非公開ですが、11月の宝物風入れ期間と正月三が日には特別拝観が行われ、多くの人が訪れます。

2016年にリニューアルオープンした洪鐘弁天茶屋は、洪鐘がある高台の弁天堂に併設されています。周囲の景色を見渡しながらの一服は、心休まる至福のひととき。

茶屋のメニューにはお菓子付きの抹茶などの飲み物や甘味のほか、弁天ベジカレーなどの軽食も。散策の途中で小腹が空いても安心です。

参拝の記念にお守りを求めるなら、円覚寺の代名詞である紅葉をかたどった、こんな美しい一品を。身につけていると、いつも清らかな心でいられそう。

【DATA】
●円覚寺(えんがくじ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
電話:0467-22-0478
営業時間:8:00~16:30、12~2月は~16:00
定休日:無休

丁寧な仕事が光る古民家イタリアン「Takeru _ Quindici」

看板メニューのピッツァのほか、魚料理も評判のイタリアンレストラン。マルゲリータをはじめとするピッツァはオーダーごとに薪窯で一枚ずつ焼き上げ、常にアツアツの状態で提供。 “本日の魚”ではアクアパッツァや香草焼きなど、旬の魚に合わせた美味しい食べ方を提案してくれます。

料理はもちろん、古民家をリノベーションしたモダンな空間も魅力。店内は天井の高い広々とした造りで、ゆったりとランチやディナーを楽しめます。

【DATA】
●Takeru _ Quindici(タケル クインディチ)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1384
電話:0467-23-7355
営業時間:平日12:00〜14:00、18:00〜22:00 ※各L.O.
土・日曜、祝日12:00〜14:30、18:00〜22:00※各L.O.
定休日:火曜日、月1回不定休
https://www.facebook.com/TakeruQuindici

目も舌も大満足の創作料理「航 北鎌倉」

フレンチとイタリアンをベースにした創作料理が自慢のレストラン。三崎直送の鮮魚や鎌倉野菜などの地元食材をふんだんに使った料理は、季節の移ろいを感じさせてくれます。美しく盛り付けられた一皿一皿は、どこかエキゾチックな趣もあり、目でも舌でも満足できるはず。

古民家を改装した店内は、明るく落ち着いたくつろぎの空間。杉の一枚板を使用した窓際のカウンター席は、周囲の緑を間近に眺めながら食事を楽しめるので特におすすめです。

【DATA】
●航 北鎌倉(こう きたかまくら)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内856-5
電話:0467-45-6811
営業時間:11:30〜15:00 ※14:00L.O.、18:00〜20:00L.O.
定休日:月曜日 ※祝日の場合は翌日休
https://www.koo-kitakamakura.com/

緑に囲まれた風情ある甘味処「茶房 花鈴」

北鎌倉らしい静かな佇まいが素敵な一軒家の甘味処。タレもだんごも手作りのみたらしだんごが人気ですが、このほかにも粟餅ぜんざいや抹茶フロートなどの美味しい和スイーツがたくさん。何を食べようかとあれこれ思い迷うのも、お楽しみのひとつです。

お店の前にある小庭に面したカウンター席で季節の花々を眺めるもよし、奥のシックなテーブル席でのんびり足を休めるもよし。あまりの居心地の良さに、思わず長居をしてしまいそう。

【DATA】
●茶房 花鈴(さぼう はなれい)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内395
電話:0467-24-9737
営業時間:10:30~17:00※16:30L.O.
定休日:不定休

変わらぬ味を伝える名物いなりずし「光泉」

昔ながらの味を守り続けるいなりずしの名店。長いすしを半分に切った見た目以外はいたって普通に見えるものの、その味には職人の技が。甘辛く煮た油揚げと、米酢と粗塩だけで味つけした酢飯がベストなバランスで、後を引く美味しさに仕上がっています。

昔は休憩所だったという店内は料亭のような風情も漂う、古都ならではの雰囲気。散策のお弁当に折り詰めを買い求めてみてはいかがでしょうか?

【DATA】
●光泉(こうせん)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内501
電話:0467-22-1719
営業時間:10:00~15:00※売切次第終了
定休日:火曜※祝日の場合は翌日休

目にも美しい菊型の最中「北鎌倉 松花堂」

尾張徳川家へ献上された「あがり羊羹」の伝統を継承する老舗和菓子店。名物の羊羹はもちろん、自家製の粒あんをパリッと香ばしい皮で挟んだ「菊もなか」もお土産にぴったりの逸品です。

菊といえば、鶴岡八幡宮で毎年11月に菊花大会が開催されるなど、秋の鎌倉を彩る印象的な花のひとつ。「菊もなか」はそんなゆかしい菊の花をかたどったもので、花びらが一枚一枚、細やかに表現されています。その美しい見た目も愛でつつ召し上がれ。

【DATA】
●北鎌倉 松花堂(きたかまくら しょうかどう)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1340
電話:0467-22-6756
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日
https://kitakamakura-shokado.jp/

円覚寺の境内は広く高低差があり、見どころも盛りだくさん。よく歩いた後は美味しいものを食べ、足を休めてリフレッシュして、1日たっぷり北鎌倉の魅力を満喫してみてください。

※この情報は2017年5月現在のものです。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

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トリコガイドシリーズ 編集部

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オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。

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