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アドリア海のシーフードを楽しもう!ヴェネツィアのレストラン・軽食14選

運河と橋の美しい水の都ヴェネツィア。海に囲まれているこの街のグルメはやはり魚介系がイチオシです。
編集部が調査した、本当に美味しい地元の人の行きつけ店をご紹介します。

ボリューム満点のヴェネツィア流サンドイッチ「バール・アッラ・トレッタ Bar alla Toletta」

ツナ&チコリ、ハム&卵サンドイッチ

定番バールメニューのトラメッツィーニ(サンドイッチ)が名物の店。こぼれんばかりの具がヴェネツィア流の定番だが、ここは間違いなく格別。学校が近くにあるため午前中は学生でごった返し、まさに地元の店の雰囲気。早朝からつくられ、約20種が並ぶのは10 時頃。夜には売り切れるので気になる人は早めに訪れよう。

ケースに並ぶサンドイッチ。
イートインもある。
サンドイッチをつくるのはパナラさん、ミケーレさん、シモーネさん。
スモークした生ハムのパニーニはボリューム満点。
カニカマ&ルッコラ、エビ&卵。
圧巻のケース。
細長いパンに具材を山状にのせ、上から押さえつけながらカットしていく。

【DATA】
Bar alla Toletta(バール・アッラ・トレッタ)
住所:Dorsoduro, Calle Toletta 1191
クレジットカード:VISA、Master Card
営業時間:7:00~20:00
定休日:12/24・25

オリジナルピザならココ「リストランテ・アンド・ピッツァ・ムーロ Ristorante & Pizza Muro」

手長エビ(スカンピ)が大迫力。折り返した生地の中にはポルチーニが。ムーロ・フラーリ。

ヴェネツィアに2店舗を構える人気ピッツェリア。スタンダードなピザはもちろん、ここでしか食べることのできない独創的なオリジナルピザが名物。世界中のガイドブックで紹介される有名店で、多くのお客が訪れる。

ブラータチーズのピザ。
店や家庭ごとに違う味のポレンタを小エビに添えて。スキエ・コン・ポレンタ・フィランテ。
釜でどんどん焼き上げるピザ。
ランチ時はすぐに満席になる。

【DATA】
Ristorante & Pizza Muro(リストランテ・アンド・ピッツァ・ムーロ)
住所:San Polo, Rio Tera dei Frari 2604
クレジットカード:VISA、Master Card、American Express
営業時間:12:00~15:00、19:00~22:30
定休日:1/1、12/24夜、12/25

アートのような料理「エストロ Estro」

ムール貝やエビなど具だくさん。ゴマソースでいただく。魚介のサラダ。

音響技術者と学者という、まったく異なる分野で活躍していた兄弟がはじめたオステリア。異業種出身だからこその発想と、日本人シェフが生み出す料理は彩り鮮やかで繊細な味つけ。人気のレストランなので、訪れる際は予約をしてから行きたい。

アドリア海の幸を生で。鮮魚のアンティパスト。
グラスは特注品のムラーノ産。ワインに合うメニューが多い。
オーナー兄弟と日本人シェフMasaさんが経営している。
2014年に移転オープン。棚に並ぶ高級ワインも2杯注文すれば開けてくれる。

【DATA】
Estro(エストロ)
住所:Dorsoduro 3778
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB
営業時間:12:00~14:30、19:00~22:30、カフェ11:00~24:00
定休日:火曜日
http://www.estrovenezia.com/

ソースはすべて自家製「インプロンタ・カフェ・レストラン Impronta Cafè Restaurant」

野菜、魚介、チーズ、ハムの種類を選べるサラダ。

カジュアルに立ち寄れる雰囲気ながら、料理も本格的なのでレストランとしても利用できるバールスタイルカフェ。料理はすべて自家製で、ソースも手づくり。料理は昼と夜の提供だが、その間の時間もバールスタイルで営業しているので、ちょっとした休憩にも利用できる。定番のボンゴレもおしゃれな一品。

スパゲティ・アレ・ボンゴレ。
モダンな店内。

【DATA】
Impronta Cafè Restaurant(インプロンタ・カフェ・レストラン)
住所:Dorsoduro 3815
クレジットカード:VISA、Master Card、American Express
営業時間:7:00~24:00 ※土曜8:00~翌1:00
定休日:日曜日
https://www.improntarestaurantvenice.com/

新鮮な海の幸を味わう「アンティーケ・カランパーネ Antiche Carampane」

ビールやプロセッコにもぴったりの、マテ貝のグリル。

創業35年、世界中のツーリストだけでなく地元住民からも人気を集めるヴェネツィアの有名店。毎朝8時にリアルト市場から仕入れる旬の食材を生かした料理はどれも味わい深く、特にカルパッチョやフリットがおすすめ。昔ながらのスタイルで出てくる小エビの突き出しも定番。

季節限定の小ダコのパスタ、モスカルディーニのタリオリーニ。
ヴェネツィア料理らしいもっちりとした軟らかめのパスタとクリームが絶妙にからみ合う。カラスミとソラマメのクリームのヴォンゴレスパゲティ。
シックなインテリアの店内は、連日ランチもディナーも満席に。
新鮮な手長エビとイカのフリット。

【DATA】
Antiche Carampane(アンティーケ・カランパーネ)
住所:San Polo, 1911
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB、American Express
営業時間:12:45~14:00、19:30~22:30
定休日:日・月曜。1月第2週、7月最終週から3週間
https://www.antichecarampane.com/it/

絶品アマルフィ料理を「アックア・パッツァ Acqua Pazza」

アマルフィやナポリで親しまれている大振りのパスタを生トマトで味つけ。クモガニのスキアッフォーニ。

オーナーのアントニオさんがオープンした、アマルフィ料理の店。アドリア海の新鮮な魚介を美しく大皿に盛りつけるスタイルが評判だ。本格的な料理をカジュアルに取り分けながら楽しめるとあって、地元住民からの人気も高い有名店。夏は広場を眺めながら食事を楽しめるテラス席が特におすすめ。

生地が見えないほどシーフードがたっぷりのった海の幸のピッツァ。
ブルスケッタ、カルツォーネ、フリットなどはコペルトに含まれる。
デザートのシャーベットもおすすめ。
笑顔で迎えてくれるスタッフたち。
明るい印象の内装。ディナーのみドレスコードあり。

【DATA】
Acqua Pazza(アックア・パッツァ)
住所:San Marco, Campo SantʼAngelo 3808/10
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB、American Express、Diners Club
営業時間:12:00~15:00、19:00~23:00
定休日:月曜日
https://www.veniceacquapazza.com/

地元住民の集まるカジュアルな老舗「アンティーコ・カリチェ Antico Calice」

バッカラ・マンテカート(干しダラのクリーム)などヴェネツィア料理の伝統的なアンティパストを一度に楽しめる魚介の前菜盛り合わせ。

1537年創業、旧市街から移転して5年目の老舗オステリア。アドリア海やラグーナから届く魚介や、リアルト市場で仕入れた新鮮な食材を使用した伝統料理が味わえる。ボリューム満点のパスタは地元住民からも愛されており、ランチタイムにはゴンドリエーレたちも集まる。

エビ、アサリ、イカなど、その日仕入れた新鮮な魚介をたっぷり使った自家製タリアテッレ。
濃厚でボリューム満点の、ヴェネツィア名物イカスミのパスタ。
テーブルウェアもカジュアルな雰囲気で、地元住民たちにとって食堂的存在のレストラン。
奥行きのある店内。カウンターでは生ハムをその場でスライスしてくれる。

【DATA】
Antico Calice(アンティーコ・カリチェ)
住所:San Marco, Calle dei Stagneri 5228
クレジットカード:VISA,Master Card
営業時間:12:00~15:00、19:00~23:00
定休日:1・7月の1週間
https://anticocalice.it/

ヴェネツィア料理の名店「サンタ・マリーナ Santa Marina」

クモガニ、ズッキーニ、ミニトマトを上品な味つけで仕上げたひと皿。クモガニの自家製タリオリーニ。

1999 年オープン、ミシュランや伊グルメ専門誌『ガンベロ・ロッソ』に掲載され、イタリアのベストレストランにも選ばれた人気店。旬のシーフードと野菜を使い、アートのように盛りつけられた創作料理や伝統料理が並ぶ。ハイシーズンは事前予約が必須。

地元で捕れた旬のシーフードと野菜のフリット。
ティラミス、フルーツなど5種類のケーキをひと口サイズで楽しめる、ドルチェ盛り合わせ。
地元でも評判の名店。店内はシンプルながら木の温もりを感じるインテリアで統一され、落ち着いた雰囲気。白いテーブルクロスの上に置かれた色鮮やかなヴェネツィアンガラスが映える。

【DATA】
Santa Marina(サンタ・マリーナ)
住所:Castello, Campo Santa Marina 5911
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB、American Express、Diners Club
営業時間:12:30~14:30、19:30~21:30 ※月曜はディナーのみ
定休日:日曜日
http://osteriadisantamarina.com/

気軽に飲んで食べられる「エル・スバルレフォ El Sbarlefo」

カウンターに並ぶつまみは20種類以上。

新しい店が続々とオープンしている注目エリア、ドルソドゥーロで若きオーナー二人が経営。カウンターにはつまみが並び、バーカロスタイルで楽しめる。立ち飲みだけでなく、奥にはライブが行われるテーブル席もあり、地元の人が思い思いに過ごしている。

オーナーのロレンツォさん。
スプリッツ・コン・アぺロール。
ピアノがあり、ライブも行われる。

【DATA】
El Sbarlefo(エル・スバルレフォ)
住所:Dorsoduro, Calle San Pantalon 3757
クレジットカード:VISA、Master Card
営業時間:7:00~24:00 ※水曜10:00~
定休日:無休
http://www.elsbarlefo.it/

立ち飲みスタイルでワインを「バカランド Bacarando」

ハムとバジルペーストのクロスティーニやカボチャのシュークリーム、アンチョビとモッツァレラチーズのカロッツァなど。

イタリアのワインを中心に揃え、ラムは110種類あるというバーカロ。ひとつから頼めるフィンガーフードはカロッツァやイカ、魚の総菜など彩り豊か。立ち飲みの場合はチャージはもちろんかからない。メニューも選びやすく、はじめてでも入りやすい雰囲気だ。

テーブル席もある。

【DATA】
Bacarando(バカランド)
住所:Corte dellʼOrso 5495
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB
営業時間:10:30~翌1:00
定休日:無休
https://www.bacarando.com/

ヴェネツィア屈指の高級店「ダ・フィオーレ Da Fiore」

カボチャのニョッキアルバ産白トリュフがけ。食べる直前に白トリュフをかけていただく。

上品な味を求め多くの人が訪れる、人気、実力ともにトップの店。観光客にはランチタイムがおすすめで、日替わりのアラカルトメニューのほか、コースが4種類あるため、気軽に行ける。地元の旬の食材を使ったメニューには、ヴェネツィアでは珍しい牡蠣フライも登場。秋から冬にかけては白トリュフを使ったニョッキが名物になっている。ドレスコードもあり、予約が必要だ。

最高級品といわれるピエモンテ州アルバ産の白トリュフ。ニョッキなどに。
リンゴとパイナップルのトロットラシナモンアイス添え。
スズキのカルパッチョとプンタレッレ。
オーナーのマウリツィオ・マーティンさんとシェフのマーラ・マーティンさん。妻でもあるシェフ、マーラさんの温かみのある味が支持されている。
地元の人も特別な日に訪れるという。高級店らしい格調高いシックなインテリア。

【DATA】
Da Fiore(ダ・フィオーレ)
住所:San Polo, Calle del Scaleter 2002
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB、American Express、Diners Club
営業時間:12:30~14:30、19:00~22:30
定休日:日曜、月曜、1・8月の2週間
https://www.dafiore.net/

郷土料理を独自にアレンジ「アル・コーヴォ Al Covo」

捕れたばかりのイカをオリーブオイルでグリルした、アドリア海のカラマリ。

ベネリさん、ディアーネさん夫妻がスローフードの理念を大切にし、“大量に収穫できない食材を守りたい” という思いでオープンさせた小さな店。イタリア、中でもヴェネト州の食材をなるべく使い、地方の郷土料理を独自のアレンジで提供する。メニューにはスローフードマークが付き、どのエリアで収穫された食材なのかがわかるようになっている。そんなこだわりに共感した人たちが、遠方からわざわざ足を運ぶ。

パスタ・エ・ファジョーリ。
秋から冬の季節野菜を添えて上品な味に。フレッシュロブスターのスパゲティとプンタレッレ。
オーナーのベネリさんとディアーネさん。
店内には絵画のほか、ヴェネツィアングラスも飾られている。

【DATA】
Al Covo(アル・コーヴォ)
住所:Castello, Campiello de la Pescaria 3968
クレジットカード:VISA、Master Card
営業時間:12:45~14:00、19:30~22:00
定休日:水曜、木曜
https://ristorantealcovo.com/

家庭料理の定番、真っ黒パスタ「タヴェルナ・デイ・ドージ Taverna dei Dogi」

ここのイカスミパスタは強めの塩気が特徴。スパゲティ ・アッレ・セピエ・ネーレ。

リアルト市場で買い付けた、近海産シーフードを使ったヴェネツィア家庭料理の店。懐かしさを感じる料理の中でおすすめはイカスミを使ったヴェネツィアの定番パスタ。濃厚なソースと肉厚のイカが絶妙だ。

トウモロコシの粉でつくる地元の味、ポレンタ添え前菜盛り合わせ。
春秋限定のモエケ(時価)は生きたまま卵液に漬けてから揚げる。
注文を受けてからつくるイカスミリゾット、リゾット・アッレ・セピエ・ネーレ(※2人前からオーダー可能)。
絵が飾られ、昔の食堂といった趣。

【DATA】
Taverna dei Dogi(タヴェルナ・デイ・ドージ)
住所:Castello, Calle degli Albanesi 4250
クレジットカード:VISA、Master Card、JCB、American Express
営業時間:11:30~15:00、18:30~22:00
定休日:12/18~1/18

常連客絶賛のアンチョビをぜひ!「カ・ドーロ・アッラ・ヴェドヴァ Cà D’Oro alla Vedova」

スパゲティ・アッレ・ボンゴレ。たっぷり使った新鮮なアサリが美味。

イカスミやボンゴレなど定番パスタが揃うが、特におすすめなのがヴェネツィア名物のビーゴリ・イン・サルサ。アンチョビと玉ネギを使っており、濃いめの味つけが地元流。小皿に盛られているので、ほかの料理と一緒に楽しめる。

アンチョビの強めの塩気でワインが進むひと品。ビーゴリ・イン・サルサ。
野菜のグリル。
ハウスワインと、店の名物ミートボール、ポルペッテ。
庶民的な雰囲気の店内。

【DATA】
Cà D’Oro alla Vedova(カ・ドーロ・アッラ・ヴェドヴァ)
住所:Cannaregio 3912
クレジットカード:VISA、Master Card
営業時間:11:30~14:30 ※日曜ランチ休、18:30~22:30
定休日:木曜日

 

トリコガイド編集部で厳選したヴェネツィアグルメはいかがでしたか?個性豊かなヴェネツィアの店には必ずそれぞれに自慢の一皿があるもの。訪れたら、おすすめをぜひ聞いてトライしてみてくださいね!

※掲載内容は2017年6月取材時のものです。

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