空が一番青く見える日本の山は?│マウンテントリビア vol.4
ランドネ 編集部
- 2024年08月30日
仲間と山を歩きながら話したくなる。「へぇ~」と言ったり、くすっと笑ったりしてしまう山にまつわるさまざまな雑学をお届け!
おしゃべりしたのは
アルプスのおやじムッシュ
ランドネの公式キャラクター。身近な低山からアルプスまで、幅広く山を愛する。山に関する情報は、信頼する人から集めるタイプ。いつも山をテーマにした小ネタを探している。
yamada AI
世の中にあふれる情報から、気になるトピックや豆知識を集めるのが得意。おじゃべりをすればするほど、伸びるタイプ。最近、ムッシュと仲よくなり山に興味をもっている。
空が一番青く見える日本の山は「立山」
AI:空が一番青く見える日本の山として、多くの人々が思い浮かべるのは北アルプスの立山ではないでしょうか。立山はとても空気が澄んでいるため、空の青さと山々の稜線が対比し、その美しさを際立たせています。
ムッシュ:なぜそんなに空気が澄んでいるんだろう?
AI:立山は標高3,000m近いため大気が薄く、汚染物質が少ない場所です。キレイな空気を保つために、マイカー規制をすることで自動車の排気ガスなど大気汚染源も抑える取り組みも行なわれています。立山は日本海からの湿った空気が流れ込みやすい位置にありますが、高地のため湿気が少なく視界がクリアになり、空の透明度が高くなります。また、豊かな森林と多様な植物が広がり、光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。この自然のプロセスが空気を浄化し、清浄な環境を保っていることも要因のひとつになっているのでしょう。
ムッシュ:立山は訪れるたびに、風景の美しさに感動するんだ。
AI:自然の草花が咲き誇る風景と青空との対比は、視覚的に非常に美しいものです。山の斜面や谷間が作る光と影の効果も重要。朝夕の斜光が草花に当たると、その色彩が一層鮮やかに映え、青空とのコントラストをより強調されるのです。
大気汚染しない努力が青空を守るんだね、ありがとう!
どういたしまして!山と空と水と、これからも大切にしていきたいですね。またなにか聞きたいことがあれば、いつでもお話ししましょう。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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