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シマノ鈴鹿ロード、メインレースではサプライズ! 新製品あふれるブースに参加者も満足

820日、21日の2日間、三重県・鈴鹿サーキットで3年ぶりに開催されたシマノ鈴鹿ロードレース(第37回シマノ鈴鹿ロードレース)。2日目となる21日には第37回シマノ鈴鹿ロードレース クラシックが開催され、宇都宮ブリッツェンの小野寺 玲選手が勝利した。ここではそのレースの展開から出展ブース、仲良しチームの様子などをお届けする。

メインの「クラシック」は小野寺 玲が優勝
引退レースの吉田隼人が3位で有終の美

イベントのメインレースである「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」が大会2日目の最終種目として行われ、大集団でのスプリントによる優勝争いを小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン)が制した。

かつて実施された国際レースの流れを汲み、近年は国内トップチームからホビーレーサーまで幅広い選手が参加して実施される。翌年の全日本選手権ロードレースの出場資格大会にも指定されており、30位までに同大会の出場資格が付与される。

1周5.807kmを10周回、58.07kmで争われたレースは、序盤から激しいアタックとキャッチの繰り返し。ときおり数人がリードする場面が見られるが、集団が容認せず、逃げ狙いの動きはなかなか決まらない。

そんな流れから均衡が破られたのは6周目。増田成幸(宇都宮ブリッツェン)と風間翔眞(シマノレーシング)の動きに花田聖誠(キナンレーシングチーム)が合わせると、さらに小林 海(マトリックスパワータグ)と天野壮悠(シマノレーシング)が合流。5人の逃げが決まる。

メイン集団に対して20秒ほど先行して終盤へと入るが、9周目にメイン集団から飛び出した5人が先頭にジョイン。ここで前線は10人となるが、逃げを許したくないチームが集団を率いて前を行く選手たちを吸収。90人を超える大集団のまま、最終周回へと突入した。

残り1周の鐘を聴いたところで、仮屋和駿(キナンレーシングチーム)が単独アタック。さらにチームメートの新城雄大も飛び出し、渡邉 歩(愛三工業レーシングチーム)を含めた3人が数秒先行したが、決定打とはならず。集団は宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグがスプリントトレインを組んで主導権争い。そのまま最後の直線へと突入した。

迎えた優勝争いのスプリント。絶好のポジションから加速した小野寺と後ろから猛然と迫ったレイモンド・クレダー(チーム右京)が並ぶようにフィニッシュラインを通過。写真判定の結果、小野寺の先着が確定。3年ぶり開催となったクラシックの覇者となった。

また、レース前にはこのレースをもって現役を退く吉田隼人(マトリックスパワータグ)と、今季限りでの引退を表明している中島康晴(キナンレーシングチーム)の引退セレモニーが行われ、両選手の長いキャリアを祝福。そして、2人ともに優勝争いのスプリントに加わり、吉田が3位、中島が4位にそれぞれ入賞。最後の「シマノ鈴鹿」で有終の美を飾った。

シマノ鈴鹿ロードレース クラシック(58.07km)結果

1 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) 1時間13分10秒
2 レイモンド・クレダー(チーム右京)+0秒
3 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
4 中島康晴(キナンレーシングチーム)
5 貝原涼太(宇都宮ブリッツェン)
6 横山航太(シマノレーシング)

3年ぶり開催にされたホビーレーサーの祭典

3~4人でチームTTを走るライダーたち。当然タイム計測勝負だが、追い抜きの瞬間はやはり熱い!

2日間に渡ったシマノ鈴鹿ロード。20日には開催されたチームTTの様子。速さだけでなく、チームワークがカギだ。仲間だけでなく、ライバルたちがいることでより盛り上がった。今回はリアルレースだけではなく、「バーチャルシマノ鈴鹿ロード」も開催され、リアルレースとともにオンラインレースもYouTubeでライブ配信された。

道幅が広いサーキットコースを真剣にレースを楽しむ参加者たち。ガチ過ぎずにとにかく楽しんで走るチームも多数。その懐の深さは超ビッグな自転車イベント「シマノ鈴鹿」ならではかもしれない
女子レースの表彰式。優勝者には特別なジャージが授与される。勝者をたたえる姿もまた美しい!

レースリザルトはこちら
http://www.shimano-event.jp/cgi-bin/result.cgi?22suzuka

自転車ブランドが集合した出展ブース

シマノ鈴鹿会場内に各ブランドのブースがズラリと並ぶ。最新バイクやアイテムが見られるほか、試乗車や、ここでしか買えないアイテムなども。レース前後のお楽しみだ。

シマノブースではパワーメーターの説明をハムスタースピンの福田昌弘さんがおこなっており、シマノレーシングの湊 諒選手も興味津々。バイシクルクラブ9月号でも紹介しているパワーメーターの使い方を解説
シマノのブースではほぼすべてのカーボンロ-ドホイールが105からデュラエースまで試乗可能。自分のバイクに付けてくれるほか、ホイールの詳しい性能や利点を解説してくれる
ビンディングシューズにダイヤルといえばBOA! ブースには自転車以外のBOAダイヤル搭載シューズを展示。修理依頼にも対応していた
トレックは最新のマドンSLRを展示。多くの人が写真を撮っていた。キャンペーン登録でサコッシュをプレゼント!
自転車業界に初参戦したJTEKTは「鬼ベアリング」搭載のホイールを展示! 初出展にもかかわらず、人混みが途絶えなかった!

シマノ鈴鹿を全力で楽しむチームをピックアップ

やっぱり仲間同士で集まるのは楽しいもの。会場に集まったチームのなかからかっこいい、かわいい、雰囲気がいいチームをご紹介。

チーム名「ゆかいな仲間たち」。SNSでつながった仲間で、まだ2回目の集合なのにめちゃくちゃ仲良し。「ジャージはみんなの明るさや、元気を表してみました。今日この後のレース目標は無事完走することです!(笑)」
辻 善光さんのチーム「Team Zenko」の女性ライダー2人。片方が逃げ、片方が脚を残すという作戦を実行し、ともにシングルリザルトを得た強豪だ。疲れも残っているはずだが、レース直後に笑顔で対応してくれた!
ナイスミドルな仲間たちが集まったチーム「リバイバル」。このチームでのシマノ鈴鹿参戦は初!「2時間エンデュ―ロをめいっぱい楽しむ予定」とのこと。あざやかでかっこいいチームジャージだ!
世界を目指す女性ライダーチーム「ハイアンビシションウーマンズサイクリングアカデミー」の男性版「ハイアンビションマスターズ」。「僕らはレーシングではないけれど、仲良しおじさんたちだからこそ楽しめるチームです笑」
名古屋のイケてる自転車ショップ「サークルズ」のスタッフかと思いきやお客さん同士のチーム。ウエアのオシャレさとノリの良さからも店の雰囲気が感じられる? 前述の鬼ベアリング推し!

イベント開催概要

第37回シマノ鈴鹿ロードレース
第37回シマノ鈴鹿ロードレース クラシック

開催日:8月20日(土)・8月21日(日)
会場:鈴鹿サーキット(〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992)
募集期間:2022年6月2日(木)0:00~7月4日(月)23:59
主催:第37回シマノ鈴鹿ロードレース:株式会社シマノ、第37回シマノ鈴鹿ロードレース クラシック:株式会社シマノ
主管:大阪府自転車競技連盟
協力:ホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット

公式ウェブサイト
http://www.shimano-event.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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