ケイソン、ベトナム放浪。パームツリーが立ち並ぶ地獄の黙示録の舞台へようこそ

ギターとボードとパドルを抱えて赴くままに世界中を漂流するシンガーソングライター、ケイソン。そんな彼が、今回気の向くままに流れ着いた先は、サーフトリップ先として注目を集め始めたベトナムの地。どんな波に乗り、どこの風で髪を揺らし、いったいどんな人々の前で歌い上げたのか?その想い出に触れてみよう。

世界の波に乗ってセッションする男

シンチャオ! こんにちは。今回は、毎年恒例となった、ベトナムツアーの特集をしたいと思います。きっかけは、川崎の新丸子にあるパワーズのぷーさんが、ホーチミンとダナンに店をオープンしたということで、4~5年前から毎年2〜3月にかけて、今回で5回目のSUPとライブツアーをやって来ました。ホーチミンでは、日本人街にあるパワーズを拠点に、ギターの流しスタイルで、チップをもらいながらはしごして、ブンタウのビーチ沿いではロシアンビーチクラブ(ロシアンママがつくるボルシチとピロシキ最高)と、ベトナムローカルのスケートパークのバーで、セッションナイト。気付いたら、バックにギタリストが三人居たりとか……。ハチャメチャだけど、冬の日本よりも稼げるかも。

ダナンでひたすらチルアウトの日々

ホーチミンで旅の資金をチャージしたら、次はベトナム戦争映画の地獄の黙示録でアメリカ軍の上陸の舞台となった、パームツリーが立ち並ぶトロピカルな海沿いのダナンへ、飛行機でひとっ飛び。毎朝起きたら目の前は、いい感じで、メローに、波が割れているのを眺めることが出来る、毎回お決まりのチュウホテルの角部屋5階に滞在。ベトナムのアマーいコーヒーミルク、カフェスダ〜を飲んでから、軽くイチラウンド波乗りして、夜は、チュウホテルのラウンジで飛び入りライブをやったり、色んな国のmusician達が毎晩ライブしているbeach沿いのレストラン、ソウルキッチンでやったり、怪しげなヒッピーバーとか何気にいっぱいライブ出来るところがあるので、結構忙しくしています。

波の上で、暗黙の了解の笑顔を交わして

そんな合間を縫ってダナンからバスに揺られ5時間、漁師村にあるシークレットポイントで、ついに、波を当てちゃいました。そこのシチュエーションがまた凄い♪ たくさんの漁師舟が、入り乱れるbeachからエントリー。途中、同じく立ち漕ぎで味噌汁のお椀のようなやつに乗かった漁師に、お互い笑顔でシンチャオ!とご挨拶。 やっと岬の先端に着いたと思ったら、グーフィーのメロウなセットが来ちゃって、すかさずサーフシャックでレンタルした、折れそうなサップのスポンジボードをくるりとtakeoff! 奥から、ぷーさんがボトムターン。目が合ってシンチャオしてから、暗黙の了解の笑顔でドロップイン。そこから一緒に、多分おおげさだけど2分程300 メートル、ダラーっと、百八十度、岸まで波に乗ったかな。途中、ぷーさんの姿は見えなくなったけど……ごめんね〜前乗り。波乗り後は、レストランもないからそこの集落の民家におじゃまして、ベト飯をみんなでシェアして、腹ごしらえ。全てにおいて、ごちそうさま。

ありがとうベトナム、そして旅は続く

こんな感じで1〜2月にかけて、雪山スノーサーフツアーしてからの、旧正月あとは寒い日本を抜け出して、一気に南の国へ行って参るのです。次は、フィリピンへ旅立ちます! サポートしてくれたパワーズのぷーさん、マイケル、MAX サーフシャックのひでさん、いつも支給してくれる靴のパトリック、大野さん、カスタムボードT リーフの富永さん、そしてレコードレーベルの宇土ちゃん、ありがとうベトナム! シンチャオ、ベトナム! また逢う日まで……。

【プロフィール】
ボードとギターを抱えて世界を旅するシンガーソングライター。Kazz×Keisonによるユニット『SIDE=SLIDE』のアルバム『Mahalo KeAkua』が好評発売中。http://kobuchizawa.net/keison

(出典:『BLADES(ブレード) Vol.15』)

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