メリダ eONE.SIXTY500の魅力を徹底レビュー:究極のEマウンテンバイク体験
eBikeLife編集部
- 2024年12月12日
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電動アシストを備えたマウンテンバイクであるEマウンテンバイク。この新たな分野に興味を持った人たちに、メリダ eONE.SIXTY500はおすすめの選択肢と言えるのでしょうか。 アルミフレームとインチューブバッテリーの組み合わせ、そして最新のシマノSTEPS E8080システムを搭載し、高性能と走行の歓びを両立させているeONE.SIXTY500。 本記事では、このEマウンテンバイクの特徴や性能を徹底的に解説し、実際の使用感をお伝えします。トレイルでの冒険を楽しみたいライダーや、最新のテクノロジーを求めるサイクリストにとって、eONE.SIXTY500がいかに魅力的な選択肢であるかを探っていきましょう。 バッテリー持続時間、走行性能、快適性など、あらゆる角度からこの注目のEマウンテンバイクを検証します。
メリダ eONE.SIXTY500は冒険心旺盛なマウンテンバイク愛好家におすすめ!
メリダ eONE.SIXTY500は、特に冒険心旺盛なマウンテンバイク愛好家に強くおすすめできる一台です。このEマウンテンバイクは、従来のマウンテンバイクの魅力を損なうことなく、電動アシストの利点を最大限に活かしています。 長距離のトレイルライドや山岳地帯での走行を楽しみたい方にとっても、街乗りでちょっと楽をして乗りたい方にも、eONE.SIXTY500は理想的な相棒となるでしょう。シマノSTEPS E8080システムと504Whバッテリーの組み合わせにより、エコモードで140km、ノーマルモードで130km、ハイモードでも95kmという走行距離を実現しています。これにより、バッテリー切れの心配なく、より遠くまで、より長時間の冒険が可能になります。 また、堅牢なアルミフレームと高品質のサスペンションシステムにより、荒れた路面でも安定した走行が可能です。 さらに、インチューブバッテリーデザインにより、見た目もスタイリッシュで、従来のEマウンテンバイクにありがちな「重々しさ」を感じさせません。これにより、オフロードでの機動性も向上し、より自由なライディングを楽しむことができます。
eONE.SIXTY500の特徴を徹底解説
eONE.SIXTY500の商品スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
フレーム | アルミ |
モーター | Shimano E8080J |
バッテリー | 504Wh |
ホイールサイズ | 29/27.5インチ |
サスペンション | RockShoxエアサスペンション(フロント160mm) |
変速システム | 11速 |
ブレーキ | 油圧ディスクブレーキ |
重量 | 23.6kg(XS) |
ドロッパーポスト | 搭載 |
見た目スッキリなインチューブバッテリーデザイン
メリダ eONE.SIXTY500の注目すべき特徴の一つが、見た目スッキリなインチューブバッテリーデザインです。このデザインは、バッテリーをフレーム内部に統合することで、見た目の美しさと機能性を両立させています。
従来のEマウンテンバイクでは、外付けのバッテリーが目立ち、デザイン性を損なうことがままありました。しかし、eONE.SIXTY500では、504Whの大容量バッテリーをダウンチューブ内に巧妙に収納しています。これにより、クリーンでスタイリッシュな外観を実現し、同時に重心を低く保つことで、バイクの操作性も向上させています。
パワフルかつ効率的なシマノSTEPS E8080システム
eONE.SIXTY500に搭載されているドライブユニット、シマノSTEPS E8080システムは、このEマウンテンバイクの性能を大きく引き上げる重要な要素です。
高いパワーと効率性を両立させ、ライダーに最適なアシストを提供します。 システムの心臓部であるモーターは、最大トルク70Nmという強力なアシスト力を発揮し、急な上り坂や技術的に難しいセクションでも余裕のあるライディングを可能にします。
このシステムは、3つのアシストモード(エコ、ノーマル、ハイ)を提供し、ライダーのニーズや走行状況に応じて最適なサポートを選択できます。エコモードでは最大140km、ノーマルモードで130km、ハイモードでも95kmという走行距離を実現し、長時間のアドベンチャーライドをサポート。
さらに、STEPS E8080システムは高度なセンサー技術を採用しているということで、ペダリングの力や頻度、バイクの傾きなどを瞬時に検知し、最適なアシスト量を提供します。これは、自然な乗り心地と効率的なパワー伝達を実現し、ライダーの意図に忠実な走行感覚を提供することにつながっています。
多様なトレイルに対応する優れた走行性能
3つ目の大きな特徴は、多様なトレイルに対応する優れた走行性能です。この特性は、洗練されたジオメトリ、高性能サスペンション、そしてホイールによって実現されています。 まず、29/27.5インチのマレット仕様で、様々なトレイル状況に対応する柔軟性を提供します。
フロントの29インチホイールは高速走行時の安定性と障害物の乗り越え能力に優れ、リアの27.5インチホイールは俊敏性と取り回しの良さを発揮します。 次に、RockShoxのエアサスペンションシステムは、荒れた路面でも優れた衝撃吸収性を発揮します。ダウンヒルセクションでの安定性と、テクニカルな路面での走破性を両立させます。
さらに、ドロッパーポストの搭載は、急峻な下りでのハンドリング向上に大きく貢献します。ライディング中にサドル高を瞬時に調整できることで、下りセクションでの重心の低下と操作性の向上が実現します。
eONE.SIXTY500は、幅広いマウンテンバイキングシーンで高いパフォーマンスを発揮します。ライダーの技量向上に合わせて、バイクの潜在能力を引き出すことができる点も、この車種の魅力の一つと言えるでしょう。
FUNQ編集長インプレ「バランスの取れた一台、まずはEマウンテンバイクを試してほしい」
「まずは、Eマウンテンバイクにまたがってみて欲しい。」正直にそう伝えられる体験でした。Eマウンテンバイクは、まずマウンテンバイクでの楽しみを完璧に変えるゲームチェンジャーだと言えます。通常重いバイクで上がる斜面の苦痛が、全くありません。
「ゼイゼイ、ハアハア」と踏ん張って登る、そして下る。下った後の爽快感と疲労感を天秤にかけ、また登るかの葛藤する。こうした従来のマウンテンバイクでの体力面での心配は全く消え去ります。これが一番のメリットです。
正直なところ、トレイルでの登りでは、ノーマルモードでは、力不足を感じることが多く、電動アシストはハイモードにすることが増えるでしょう。その上でメリダ eONE.SIXTY500は、現代のEマウンテンバイクに求められる要素を高いレベルで統合した、非常にバランスの取れた一台だと感じました。
特に注目すべきは、多様なトレイルに対応する優れた走行性能です。マレット仕様のホイール、高性能サスペンション、ドロッパーポストなど、現代のトレイルライディングに必要な要素が網羅されています。これらの特徴により、初心者からエキスパートまで、幅広いライダーが楽しめる一台となっています。
公式での548,900円という価格面でも、提供される性能と機能を考慮すると、非常に競争力のある位置づけだと言えるでしょう。 せっかく買ったら山だけで使うのはもったいない。電動アシストがあるのなら、実は街乗りに使ってもいいのではとも思いました。どんな風に使うかは、まさにオーナーの自由かと思います。
メリダ eONE.SIXTY500を使ってみた
バッテリー持続性と充電の便利さに感動!
メリダ eONE.SIXTY500のバッテリー性能と使い勝手の良さには、十分満足させられます。504Whの大容量インチューブバッテリーは、エコモードで最大140kmもの走行が可能で、一日がかりのロングライドでも余裕を持って走行できます。
実際に使用してみると、トレイルの登りではハイモードを多用することになると思いますが、それでも95kmという走行距離。山岳地帯でのアドベンチャーライドや、長距離のツーリングにも十分対応できる性能です。
また、バッテリー残量の管理も直感的で、ハンドル部分のディスプレイで常に確認できます。これにより、走行中でもバッテリー残量を意識しながら、アシストモードを適切に選択することができました。
この優れたバッテリー性能と使いやすさにより、Eマウンテンバイクならではの「航続距離の不安」を感じることなく、思う存分ライディングを楽しむことができます。eONE.SIXTY500は、長距離ライドや複数日にわたるアドベンチャーライドを楽しみたいライダーにとって、理想的な相棒となるでしょう。
オフロードでの安定性と操作性に驚愕!
eONE.SIXTY500のオフロード性能は、期待を大きく超えるものでした。印象的だったのは、荒れた路面や急なコーナーでの安定性と操作性です。マレット仕様(フロント29インチ、リア27.5インチ)の採用により、高速走行時の安定性と俊敏性が見事に両立されています。
フロントの29インチホイールは、岩が多い下りセクションでも安定感があり、障害物を軽々と乗り越えていきます。一方、リアの27.5インチホイールは、テクニカルなコーナーでの取り回しの良さに貢献し、狭いシングルトラックでも思い通りのラインを描くことができました。
また、RockShox製のサスペンションの性能も秀逸で、大きな段差や飛び石もしっかりと吸収してくれます。これにより、長時間のライディングでも疲労が少なく、快適に走り続けることができました。 オフロードでの走行が格段に楽しくなり、技術的に難しいセクションにも自信を持って挑戦できるようになりました。
長時間ライドでの快適性と操作性
その快適性と操作性の高さが印象的でした。 シマノSTEPS E8080システムのアシスト特性は、長時間ライドでの快適性向上に一役買っています。
特にトレイルモードでの使用時、自然なペダリングフィールを維持しながら適度なアシストを受けられるため、自分の力で走っている感覚を損なうことなく、疲労を軽減できました。また、アシストの開始と終了がスムーズで、急な坂道や技術的なセクションでも、予測可能で安定した走行が可能でした。
23.6kgという車体重量は、Eマウンテンバイクとしては標準的です。上りセクションでは、電動アシストのサポートにより、重量による負担をほとんど感じることはありませんでした。
また、長めのライド中のバッテリー管理も容易でした。ディスプレイ上の残量表示が正確で、バッテリー消費ペースを把握しやすく、走行距離や使用するアシストモードの計算がしやすかったです。
まとめ
eONE.SIXTY500は、現代のEマウンテンバイク市場において、高い競争力を持つモデルでしょうインチューブバッテリーデザイン、パワフルかつ効率的なシマノSTEPS E8080システム、そして多様なトレイルに対応する優れた走行性能という3つの主要な特徴は、このバイクの魅力を端的に表しています。 実際の使用体験からは、バッテリーの持続力と走行距離の優れたパフォーマンス、様々なタイプのトレイルでの卓越した走破性能、そして長時間ライドでの快適性と操作性の高さが特に印象的でした。
これらの特性は、幅広いライディングシーンやスキルレベルのライダーにとって、大きな魅力となるでしょう。 eONE.SIXTY500は、単なる電動アシスト付きマウンテンバイクではなく、乗る人の冒険心を刺激し、新たなライディング体験を提供するツールとして機能します。
長距離ライドや技術的に難しいトレイルへの挑戦、そして日常的なライドまで、幅広いユースケースに対応できる多様性は、このバイクの最大の強みと言えるでしょう。
23.6kgという車体重量は、車への積載など一部の方にとってはその重量が負担になる場合があります。
それでも総合的に見て、メリダ eONE.SIXTY500は、最新のテクノロジーと洗練されたデザイン、そして実用的な機能性を兼ね備えた、高性能Eマウンテンバイクとして高く評価できます。最新のEバイクテクノロジーで冒険を満たしたいサイクリストにとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
著者プロフィール
FUNQ編集長/竹中 侑毅
普段は、サスペンションのないグラベルバイクで山道を走る。バイクパッキングで、スコットランドを旅した経験もあり。テント泊の登山も行うが、体力がないので基本的荷物は軽くしたい派。
発汗能力が高く天気が良いと筋肉が痙攣するのでとても注意している。
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