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2パット以内であがるための打ち方とコツ|スライスラインを制する2つのポイント

世界のトッププロのプレーを見ていてもパッティングの上手い選手はやはり強いことがわかる。300ヤード超えのドライバーショットは打てなくても、パッティングなら努力すればプロゴルファーのレベルまでスキルアップすることも不可能ではない。そこで、今回はスライスラインの時の打ち方の基本をご紹介しよう。

スライスラインはややストロンググリップで握る

ややストロングに握っている段階でボールがつかまる状態になっているので、あとは通常と同じようにストロークするだけ。

スライスラインはフックラインに比べると回転が弱くなるので、手前で切れ過ぎて外れることが多い。そこでしっかりとつかまった球を打たなければならない。いつもの自身のグリップよりもややストロング気味に握ることで、打ち出しで右に出るミスを防げる。また、つかまったボールを打っているのでカップ側で弱々しく切れてしまうこともなくなる。注意点としてはストロングに握っているのだから手を返さないこと。

ハンドダウンにしてボールをしっかりつかまえる

ハンドダウンにするとボールがつかまるのはショットと同じ原理。ボールを逃したくない時に使いたい。

フックラインの時にハンドアップにしたのと真逆で、スライスラインでは手元を少し低くしてハンドダウンに構える。ハンドダウンにするとボールがつかまる理由は、手首に角度ができてややアップライトになるからだ。極端に表現すると、フェース面がやや左を向く感じになるのでつかまりがよくなる。少しボールから離れて立つと自然にハンドダウンになり、ヘッドの軌道もストレートからややイン・トゥ・インになる。

教えてくれたのは西村至央コーチ

1977年生まれ。専修大学出身。ミライズゴルフアカデミー主宰。神奈川県を中心にレッスン活動を展開。ビギナーからトッププロまで様々なゴルファーの悩みに対し、わかりやすく指導してくれると高い評価を得ている。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

EVEN 編集部の記事一覧

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