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EVEN編集長ミズカミの本当に買おうと思うモノ(その①)

色褪せし難いのは糸に秘密アリ

雑誌やwebの記事というと、ライター・記者・編集・ディレクターといった職種の人々が情報を集めて「面白い、これ紹介したい!」というモノやコトを掲載する。これは雑誌だと「編集ページ」などと呼ばれる。

一方で企業から、「この商品(サービスや場所等の場合もあり)ついて掲載して〜」と依頼されて記事化することもある。これは雑誌だと「タイアップ広告」「記事広告」などと呼ばれる。この場合、掲載費を頂くことが多い。

古くはテレビやラジオ、新聞といった大手メディアから、最近ではブログやSNSや動画投稿サイトなどの個人のメディアでも後者の手法は使われていて、それが広告宣伝の記事だと分かるようにする必要がある。雑誌だと「PR」や「広告」などと記される。それを怠るとステルスマーケットと呼ばれ非難されることもあるし、過度な表現になった場合「景品表示法」の違反に該当してペナルティを受けることもある。要するに中立的な第三者の意見を装って、消費者に誤った印象を与え、正しい判断をできなくさせてはならない、という話。

 

ということで…、

今回の「マンシングウェア」のこの記事、タイアップ広告です! お金貰ってます!!

いや、もう消費者は馬鹿ではない訳で、薄々(もしくはハッキリ)感じてるはずです。誤魔化したってダメ、正直にいっちゃいましょう。

 

でもですね、ワタクシもメディアの端くれ、EVEN編集長を10年以上務めておりますので(長っ)それなりのプライドがございます。お金貰っても書きたくないものは書きたくない。それにこれだけ長いことやっているってことは、数多くのゴルフウエアを見ているという点において日本でも有数の人間ではないか、と大分出前味噌な自賛に至りまして、そんな奴が本当に買うものって気になるのではないか、と。知りたいでしょ? スミマセン、ちょっと調子にのりました…。

 

そんな訳で今回の企画は、マンシングウェアのPR担当Tさんから本誌広告担当のイトーちゃんに連絡が入るところから話は始まりました。

「掲載費用出すので編集長に記事書いて貰えません?」、「普通にやっても面白くないので、ミズカミが本当に買いたいものを選んで記事にしましょう」、「でも、欲しいものがなかった場合は?」、「その場合、申し訳ないんですが記事にはなりません」、「なるほど〜面白いですね。本当に購入いただかなくても、その視点で選んで頂きたいです!」、「いえ、本当に買わせます」、「えっ!?」

おい、イトーちゃん…。何言ってんだよ…。俺はサラリーマンだぞっ! そんなに高給貰ってないわっ!

まあいいですよ、別に。ホントに本当に買いたいものが無ければ、この企画は潰れるのだ。超厳しい目線で選んでみせましょう。

 

で、そうして訪れた同ブランドのサンプルルーム。ひとしきり2020秋冬アイテムを眺めていると…、ありました、あっちゃいました3つも…。なんてこった。

まあいいですよ、良いものは良い、欲しいものは欲しい。それがモットーです。全力でご紹介いたしましょう。

 

さてさて、

前置きが異様に長くなりましたが、ワタクシが本当に買おうと選んだアイテム3つのうちの最初はこちら! パーカです。

女性がオーバーサイズで着ても可愛いユニセックスな5色展開。各色¥19,000+税(マンシングウェア

 

パーカというと、ここ数年毎シーズンごとに1〜2点は購入するくらいの大好物。特に秋冬はヘビロテです。当然、ヘビロテがゆえにワンシーズンが経過すると色褪せやら生地のヨレが結構目立ってくる。唯一越年できているのは、生地が厚めで色褪せが目立ち難い薄い色味の杢グレーのものだけ。ルックスはお洒落で耐久力のある生地を求めたい。それがこちらって訳ですね。

この生地、非常に強いんですが、秘密は「マナード®」という糸にアリ。綿とポリエステルを均一にブレンドした複合繊維で、綿の特徴の吸水性と独特の風合い、ポリエステルの特徴の速乾性と伸縮性と耐久力、それに発色の良さの全てを備えているという糸。非常に高い技術が必要なので国内でしか生産できず、繊維としては珍しく海外に輸出しています。素晴らしい。

それを使ったパーカで、デザインは今季も流行が続くカレッジテイスト。

ネイビー購入決定。白も良いなぁ…。

編集長が本当に買ったモノ

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

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