
ゴルフウェア(メンズ) おすすめブランド&最新コーデ18選

EVEN 編集部
- 2021年01月15日
INDEX
ゴルフファッション 2020年総括&2021年の展望は?
2020年、特に印象的だったブランドや、今後ブームを呼びそうなアイテムを、ゴルフファッション最前線に身を置くスタイリストの吉野誠さん、中村祐三さんのおふたりに総括してもらいました。
▼最新ゴルフファッション“12のキーワード”はこれ!
おすすめゴルフウェアブランド&最新2020秋冬コーデを一挙に紹介!
ゴルファーにとって、スコアアップと同じくらい大切なのがファッション。紳士のスポーツといわれるゴルフだからこそ、ウェアやアクセサリー類など身だしなみもしっかりと整えたいところ。そう言われるとちょっと堅苦しく感じてしまう人もいるかもしれないが、アパレルブランドが展開するゴルフウエアは基本ルールを守りつつ、旬のファッション要素を取り入れているので初心者でも十分楽しめる。
そこで、スタイリッシュでアスリートなゴルファーの向けて様々な情報を発信する『EVEN』が厳選するおすすめブランドと、最旬コーデをご紹介。トレンドをいち早くキャッチして、ゴルフファッションを楽しもう。
and per se(アンパスィ)
ブランドコンセプトは、「異なる2つのものを結ぶことで想像以上の楽しさを」。ファッション性と機能性を兼ね備えた革新的なアイテムを展開。毎シーズン、意外性のあるテーマを掲げ、素材、柄、シルエットなどで巧みに表現し、ゴルフウエアの新たなジャンルを生み出し続けている。その豊富なバリエーションによって、ユーザーを飽きさせることなく、個性を演出できるアイテムが魅力。また、機能面でも今までゴルフウエアには用いられなかったような最新技術を応用し、快適な着心地を実現している。2018年、2019年と、2年連続賞金王にも輝いた今平周吾プロを支えるウエアとしても知られている。
最新2020秋冬コーデ|and per se(アンパスィ)
今季のテーマは“PLAY WELL(プレイウェル)”「よく遊べ」。世界一幸福な国と言われるデンマークをイメージし、楽しげでモダンなデザインや、先進性とノスタルジアの融合した世界観をグラフィックアートで表現。
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Callaway Apparel(キャロウェイアパレル)
ギアメーカーながらアパレルでも多彩なコレクションを展開し、ゴルファーに絶大な支持を得る「キャロウェイアパレル」。「明らかに優れていて、その違いを楽しむことができる」という創業者イリー・リーブス・キャロウェイ氏のモノ作りへの哲学は、ウエアの機能性やデザインに受け継がれている。明るいデザインで着る人は楽しく、見る人をも魅了するような、メインラインである「キャロウェイライン」の他、上質な素材感や上品な雰囲気でワンランク上のゴルフスタイルを提案する「キャロウェイセレクト」も展開している。また、ウエアだけでなく、機能性とファッション性を併せ持つフットウェアも人気。
最新2020秋冬コーデ|Callaway Apparel(キャロウェイアパレル)
ゴルファーがほしい機能がついた「これ1枚でいいじゃん!」な“スターストレッチ”などこの秋冬も機能性とデザイン性を兼備したウエアを展開。
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new balance(ニューバランス)
1906年にアメリカのボストンで矯正靴メーカーとして誕生したニューバランス。履いた人が感じる「新しいバランス」感覚がネーミングの由来。「世界トップ3のグローバルなアスレティックブランド」を目指してカテゴリを拡大しており、日本では2017年春夏よりゴルフアパレル・アクセサリーに本格参入。機能性を軸にしつつもアスレティック過ぎずファッション感覚を併せ持ったハイテク、モード感のある「SPORT ライン」と、アメカジ、ストリートなどのファッション性と、ゴルフをする上で必要な機能を取り入れた「METRO ライン」の2ラインを展開する。モダンなシティボーイをイメージさせるゴルフスタイルを確立している。
最新2020秋冬コーデ|new balance(ニューバランス)
「SPORT」「METRO」の2ラインで「NB TRIBE」と称する、都会のあちこちに潜む“NBなヒトたち”が日々の探索を楽しく快適に過ごすためのウエアやエキップメントを提供。
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PEARLY GATES(パーリーゲイツ)
1989年に誕生し、30年を超える歴史を持つ業界トップブランド。“自分達の着たいゴルフウエアを作りたい”という想いから発足。「もっと気軽にもっと楽しくゴルフをしよう」というコンセプトで、既存のゴルフウエアには無かったデザインを考案してきた。オリジナリティ溢れるアイデアの中にも、トレンドや伝統を融合させることで、幅広いゴルファーから支持されるコレクションを展開している。さらに2019年からは、ブランドとして初の別ライン『PPG』をスタートさせた。同ラインはアスレチック、ランニング、ヨガなど様々なライフスタイルを意識した、スポーティなコレクションとなっており、いままでには無かった新たな一面が加わった。
最新2020秋冬コーデ|PEARLY GATES(パーリーゲイツ)
2020AUTUMNは、アメリカへのリスペクトと憧れの気持ちを表現した“Americano─憧れの的”がテーマ。アメリカントラッドなグレンチェックをストリートへ昇華させたアイテムが、オールドトラッド感をぶち壊すコレクション。
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FILA GOLF(フィラゴルフ)
「フィラ」は1911年、イタリアのビエラで誕生。70年代に入ると、スポーツウエアの販売を開始。それまで白一色だったテニスウエアに色を加えたデザインで、当時の人々から注目を集めた。今でもそんなスタイルを引き継ぎ、シンプルでトラディショナルなデザインの中にも、「ちょっとしたお洒落」が加えられたコレクションになっている。現在では、テニス、ゴルフを中心としたウエアやシューズを展開。競争や記録への挑戦といったことよりも、「見る」「参加する」というような日々の生活の中で楽しんでいくという、いわばスポーツの原点ともいえる“ファン&ハッピー”をブランドコンセプトとしている。
最新2020秋冬コーデ|FILA GOLF(フィラゴルフ)
1911年から続くブランドの遺産“ヘリテージ”を現在のトレンド、ファンクションと重ね合わせて再構築。単に過去をコピーするのではなく、新しくマッシュアップされた快適で機能的な「FUN GOLF」を表現。
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LOUDMOUTH(ラウドマウス)
2006年にアメリカ・サンフランシスコで誕生。アメリカのポップカルチャーをゴルフウエアへと落とし込んだようなド派手なデザインが特徴。ブランド名である「Loudmouth」は「大声でしゃべりまくる人」という意味。その裏には、ラウドマウス愛用者同士の出会いや会話に繋がるような、コミュニケーションツールとして在りたいという想いが込められている。一度見たら忘れられないようなルックスは、アメリカンセレブ達の目に留まり、ゴルフだけでなくパーティーシーンなどでも着用され、瞬く間に彼らのご用達ブランドとなった。アクセサリー類も充実しているので、アクセントとして採用するのもオススメ。
最新2020秋冬コーデ|LOUDMOUTH(ラウドマウス)
従来の柄アイテムで魅せるスタイリングに加え、新たな無地アイテムや星柄、ボーダー、飛び柄などディテールに拘ったアイテムで、これまでのラウドマウスには無かった新しい世界観を表現したスタイリングを提案。
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rough & swell(ラフアンドスウェル)
「オシャレでカッコいいだけじゃつまらない」という想いで、ゴルフウエアに“おちゃめさ”を加えたアイテムを展開している。そのため、遊び心溢れるメッセージやイラストをデザインしたウエアが多い。また、ゴルフウエアとしての枠に捉われず、サイクリングやランニング、サッカーなどデザイナーの趣味を通じて得たインスピレーションをアイテムに落とし込んでいるため、他では手に入らないようなものも多い。それらはラウンド時に、同伴者と会話が盛り上がるようなコミュニケーションツールとしても優秀。ゴルフシーンのみならずライフスタイルシーンでも活躍してくれる味のあるアイテムも多数。
最新2020秋冬コーデ|rough & swell(ラフアンドスウェル)
ゴルフウエアというカテゴリーに捉われることのない自由な発想の下に仕上げられる、ちょっぴり「おちゃめ」なウエアはオシャレでカッコイイだけじゃない、コースでもタウンでも着回しのできるユースフルなコレクション。
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St ANDREWS(セント・アンドリュース)
ゴルフ発祥の地であり、全てのゴルファーが憧れる聖地“セント・アンドリュース”。その名を正式に冠することを許されたゴルフウエアブランド。2017年に誕生し、業界で話題となった。「Old but New」をコンセプトに、伝統的なスタイルを受け継ぎながらも、革新的な技術やモダンなセンスを加えることで、現代的なコレクションを展開。そのアイテムは、チェック柄などのトラディショナルなパターンを多く使い、落ち着いた雰囲気がありつつも、個性的な素材感や色使いによって他には無い存在感を演出している。その世界観は感度の高いゴルファーを中心に支持されている。
最新2020秋冬アイテム|St ANDREWS(セント・アンドリュース)
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Munsingwear(マンシングウェア)
1955年、世界初のゴルフウエアブランドとして誕生した「マンシングウェア」。象徴的なペンギンマークのワンポイントポロをラインナップする「One Thing」シリーズは、“オールニッポン”というモノ作りへのこだわりで、高いクオリティを誇る。2017年にはブランド初の旗艦店「マンシングウェア クラブハウス 銀座」をオープン。同店では、ゴルフだけでなく上質なライフスタイルウエアにも力を注いでいる。さらに2020年には、アスリートでもなくカジュアルでもない、「DO×FUN=PLAY(遊ぶ)」をコンセプトにした、新たなコレクションとして「ENVOY by Munsingwear」をスタートさせるなど、展開の幅を広げ続けている。
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lecoq sportif GOLF(ルコックスポルティフ ゴルフ)
1882年にフランスで創業した「ルコック」は、1980年に日本上陸。1995年にゴルフコレクションを立ち上げた。フランスで生まれ育ったファッション性をベースに、洗練されたデザインと機能性を併せ持ったアイテム作りで、時代に先駆けた新しい魅力を創造する。ブランドのシンボルである“戦う鶏”は、常に挑戦し続ける姿勢を表している。そのアイテムは、ライムやピンクなどのネオンカラーを巧みに取り入れたデザインが印象的。2020年からは、余裕のある大人に向けた新ライン「RIJOUME(リジューム)」をスタートさせた。同ラインではよりシャープでスタイリッシュなアスリートスタイルを提案している。
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Admiral GOLF(アドミラル ゴルフ)
1914年にイギリス海軍の制服サプライヤ―としてスタートし、確固たるブランドを築き上げてきた「アドミラル」。ボーダー柄が印象的なオリジナルロゴマークは、英国海軍提督の袖章がモチーフ。1970年代、マンチェスターユナイテッドやイングランド代表チームのオフィシャルスポンサーとして契約。80年代には、サッカーだけでなく、クリケットやラグビー等のスポーツもサポートし、トータルスポーツブランドとして名を馳せていく。そのゴルフラインは英国の伝統的なモチーフ、カラーを用いながら、機能性も兼ね備えたスポーティなスタイルを提案。日本では小平智プロや堀琴音プロなどが着用している。
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TOMMY HILFIGER GOLF(トミーヒルフィガー ゴルフ)
「トミーヒルフィガー」は、1985年にニューヨークで誕生した、プレミア・ライフスタイルブランド。東海岸のクラシックなプレッピースタイルに、創業者が情熱を注ぐポップカルチャーに影響を受けたモダンなツイストが加わった、遊び心と上品さが特徴。そのゴルフライン「トミーヒルフィガー ゴルフ」は2017年よりスタートした。「スポーツ」「プレップ」「リゾート」を軸に、機能性はもちろん、細かいディティールにまでこだわり抜いたエイジレスなアイテムを展開。またアイコニックなブランドロゴを用い、プレーヤー目線で使いやすく設計されたバッグ類などのゴルフ小物も人気。
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WAAC(ワック)
2016年に韓国で誕生したゴルフウエアブランド「WAAC(ワック)」は、2020年に日本上陸を果たした。“勝利のための逆発想的思想”というコンセプトの元、アイコニックなキャラクターの採用や個性的なウエアデザインなど今までには無かったコレクションを展開する。ブランド名の由来は“Win All Costs(=どんな犠牲を払っても勝つ)”の頭文字から取ったもので、ポップなデザインとは裏腹にプレーライクで高い機能性を備える。2020年からは、日本でも絶大な人気を誇るイ・ボミプロが同ブランドのアイデンティティに共感し、ウエア契約を結んでいる。
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VIVA HEART(ビバハート)
「いつも心に太陽を、心を太陽の光でいっぱいにしたい!人生を最高に楽しく生きていきたい!」そんな明るく元気な大人に向けたゴルフウエアを提案。そのブランドコンセプト通り、ポップなデザインや鮮やかなカラーを用いたコレクションが印象的。元々はレディースのみの展開で、女性ゴルファーに支持を得るブランドだが、現在はメンズのアイテムも充実している。メンズコレクションはレディースコレクションに比べ、全体的に落ち着いた印象。シンプルな中にもディテールに気の利いたデザインが散りばめられ、取り入れやすくも、差別化できるアイテムが揃っている。
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FIDRA(フィドラ)
ゴルフの聖地スコットランドはセントアンドリュースの南方、ファース湾に位置する小さな島“フィドラ”。かつてこの島に対岸する本土に存在したとされる伝説のゴルフコースにインスパイアされ同ブランドが設立された。スコットランドモチーフのクラシックスタイルをベースに、シンプルで着心地の良いウエアを展開。スコットランドの国旗をイメージした十字のアイコンや、“ホワイト×ネイビー”の配色を用いたアイテムが多く、爽やかに着こなせるコレクションとなっている。2020年春夏シーズンから登場した、新ライン「FIDRA COLLECTION LINE」にはアメリカントラッドな雰囲気が取り入れられている。
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CLUNK(クランク)
2007年にフランス・ボルドーで発足した「CLUNK(クランク)」。ワインの産地としても有名なボルドーは、サーフィンやゴルフも盛ん。そんな穏やかなライフスタイルからインスピレーションを得ている。ブランド名はフランス語で打球の擬音を意味する。天使の羽と悪魔の尾をモチーフにしたロゴマークは、ゴルフの持つゲーム性である天国と地獄(フェアウェイとOB)の紙一重感をイメージしたもの。フランスらしいトリコロールをアレンジしたデザインが定番アイテム。また、素材感やシルエットにこだわったアイテムも多く、シンプルながらも上質でスポーティなコーディネートを演出してくれる。
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efficace-blanc(エフィカスブラン)
2010年にレディース専業ブランドとしてスタートした「efficace(エフィカス)」。「レトロフレンチ」をテーマに“大人かわいい”を叶えるエレガントなデザインのコレクションを展開してきた。2013年にはそのメンズラインである「efficace homme(エフィカス オム)」が発足。同ラインは上品な大人の男性をイメージしたコレクションとなっている。そして、2020年に新ブランドである「efficace blanc(エフィカス ブラン)」が誕生。今までのブランドイメージとは異なり、トレンドを意識したモダンなデザインが特徴。フィット感にこだわったタイト目のシルエットで、スポーティなルックスを演出する。
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JUN & ROPE’(ジュン アンド ロペ)
名だたるブランドを擁する総合アパレルメーカーを出自に持ち、流行の先端を捉えた遊び心のあるポップなグラフィックやモードなシルエットで、ゴルフ女子に絶大な人気を誇る「JUN&ROPE’(ジュン&ロペ)」。2019年春には“クラシックなのに、あたらしい”をコンセプトとしたメンズラインがデビューした。レディースの世界観を崩さない可愛らしさもありながら、カジュアルでスポーティ。そのため、カップルで着用した時のバランスの良さは絶妙。また、浅地洋佑プロや三ヶ島かなプロなどのトッププレーヤーも着用しており、アスリートを支える機能性も兼ね備えている。
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知っておきたいゴルフウエアの基本ルール
おしゃれを楽しむゴルファーなら、一緒にラウンドする同伴者にも“スマート”と思われるようなスタイルを目指したいところ。いくらゴルフウエアのカジュアル化が進んでいるとはいえ、やはりそこは紳士のスポーツ。そこで、基本的なゴルフウエアのルールや、やってはいけないNGコーデなど、TPOをわきまえつつとことんおしゃれを楽しむ極意を伝授しよう。
その1.首元は襟付きマスト! ひと手間で上品さアップ
シーズン問わず首元は襟付きがマスト。春夏なら定番のポロシャツ、秋冬ならレギュラーカラーやボタンダウンはもちろん、タートルやモックネックなどバリエーションも豊富だ。トップスやアウターからのちょい見せで簡単に落ち着いた雰囲気にまとめられる。
その2.デニムはもちろんNG。上下ともに自粛しよう
アメリカ開拓時代、労働者たちのデイリーウエアとしてスタートしたという、その出自からもおわかりの通り、デニムとターフは混ぜるな危険。たとえ全く色落ちのないリジッドでも避けて通るのが正攻法だ。もちろん、行き帰りのクラブハウスもご法度。
その3.Tシャツはラウンドだけでなく、クラブハウスも進入禁止
海外や離島のリゾートコースでもない限りTシャツ、さらにクルーネックカットソーもNG。もちろんラウンド中のみならず、クラブハウスも同様だ。特にジャケットやカーディガンなど羽織ものさえあれば、インナーは何でもありだと思っている方は要注意。
その4.サンダルも注意! せめてスリッポンで
トレンドのスポーツサンダルをはじめ、クロッグやサボなどサンダル類全般もNG。中には行き帰りの運転に合わせて選ぶ方も少なくないようだが、ラフかつヌーディな足元は他のゴルファーには不快に映るもの。ラク狙いならせめてスリッポンくらいで抑えておこう。
その5.クラブハウスでは脱帽必須は最低限のマナー
もはやいうまでもない、と思いたいが、クラブハウスに限らず室内では脱帽が人として最低限のマナー。たとえ仲間同士のフレンドリーなラウンドであっても、親しき仲にも礼儀あり。髪の乱れを気にするよりも、周囲の心象に気を配るのがオトナの証だ。
その6.盛夏でもジャケットはマスト
どんなにうだるような暑さでも、ジャケットは必須。ジャケットならリネン、コットンニットなど天然の機能素材を活かしスマートにこなそう。それでも暑さに耐えかねる天候なら、羽織らず小脇に抱えてみるのもひとつの手。
おしゃれで快適なゴルフウェア季節別着こなし術
ゴルフコーデに季節感を感じさせるポイントは、色選びと旬の素材感。そこで、春・夏・秋・冬それぞれのウェア選びのコツをご紹介しよう。見た目に気持ち良いアイテム選びが、おしゃれのカギを握っている。
春のウェア選びの3つのポイント
1.爽やかカラーで春らしく
2.リネンなど薄手素材で軽さを演出
3.ニットでレイヤードも楽しむ
夏のウェア選びの3つのポイント
1.清涼感溢れるカラーチョイス
2.ボタニカルなど季節柄をプラス
3.白を取り入れスッキリ感を向上
秋のウェア選びの3つのポイント
1.オレンジなど暖色系を挿し色に
2.アーガイルなどトラッド柄を取り入れる
3.ニットやウールで暖かみある素材感を意識
冬のウェア選びの3つのポイント
1.トーンを抑えてしっとりと
2.ダウンなど機能的なアイテム選び
3.ニットキャップや小物の素材も大切
体系別ゴルフウェアの着こなし術
ゴルフウエアは、着こなし次第で体型のコンプレックスはある程度カバーできる。シルエットや色など、スタイリストの村上由祐氏にそのテクニックを解説してもらった。自分流のお洒落テクでスタイルアップを目指そう。
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PROFILE

EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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