流行りのグランピングも! キャンプとゴルフの素敵な関係
EVEN 編集部
- 2021年08月17日
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キャンプとゴルフは相性が良い
世は空前のアウトドアブーム。周囲でもキャンプを楽しむ人が増えてきて気が付いたことがある。それは、キャンプとゴルフは相性がいいということ。そこでキャンプ&ゴルフの楽しみ方についてご紹介。さすがに道具を一から買いそろえて……というのはハードルが高いので、おすすめは、気軽にラグジュアリーなアウトドア体験ができるグランピングだ。ここにきてグランピング施設を併設するゴルフ場も増えているのも心強い。それでアウトドアの魅力にはまった人は、キャンプ場での宿泊にステップアップしよう。
グランピングorキャンプ? 2つのスタイルから選ぼう!
ホテルに近い感覚で利用できるグランピングと、キャンプ場でテントを設営して宿泊するキャンプでは、同じアウトドアでも中身は大きく変わる。どちらのスタイルが自分に合うか、しっかり見極めよう。
手ぶらでゴージャスなグランピング!
キャンプ用品や食材などがあらかじめ用意されており、手ぶらで豪華な宿泊を楽しめるグランピング。気軽に利用できるので、アウトドアが苦手な人にもおすすめ。冷暖房を完備している場合も多いので、寝苦しいこの時期の夜も快適に過ごせる。
【Point】
・テントの設営やキャンプ道具は必要なし!
・食事の準備から調理まですべてお任せの施設も!
・空調完備の部屋で快適に寝られる!
・宿泊費用はそれなりに必要です
キャンプ場で本格的なアウトドア!
より本格的なアウトドアを楽しみいたい人は、必要な道具を持参もしくはレンタルして、テントの設営や料理も含めて楽しむキャンプに挑戦しよう。今回はキャンプ沼にハマっている『EVEN』副編集長のフクダとカメラマンのコータローが、テント泊からのラウンドを満喫!
【Point】
・必要最低限の道具を揃える必要アリ!
・好きな時間に好きな料理を楽しめる!
・コテージやバンガローを利用するという手も!
・お手頃な料金で宿泊できます
グラマラナスなキャンピングを満喫!
SNSなどで話題となっているグランピング施設がある。栃木県の「紫塚ゴルフ倶楽部」と「芳賀ファーム&グランピング」だ。ラウンドと組み合わせた極上のリゾート体験をリポートする。
手軽なアウトドア体験で心身ともにリフレッシュ
グランピングを“グランドキャンピング”の略だと思っている人も少なくないようだが、実際には“優雅な”や“魅力的な”を意味する「グラマラス(Glamorous)と「キャンピング(Camping)」を掛け合わせた造語らしい。つまり直訳すれば、“優雅で魅力的なキャンプ”ということになるわけだ。
今回紹介する「芳賀ファーム&グランピング」は、そんなラグジュアリーな宿泊ができる施設として、SNSなどで話題となっている。ゴルファーの投稿も多いので調べてみると、車で20分ほどの「紫塚ゴルフ倶楽部」と同じレイワゴルフリゾートの施設であり、ラウンドとセットで利用する人も多いとのこと。自然の開放感に包まれながら豪華なバーベキューを味わい、ゆったりとくつろいだ翌日は四季折々の絶景を楽しみながらのゴルフプレー。そんな贅沢を満喫できるフィールドが、ここにはある。
新鮮な野菜、肉、海鮮……とフルコースの豪華バーベキュー
夕食は地元農家から仕入れるパリッと新鮮な野菜に、ビーフ、シーフードのほか、ブイヤベースやアヒージョなど、季節ごとに変わるちょっとおしゃれなバーベキューが用意される。自分で調理するのも良いが、追加料金を支払ればスタッフが美味しく調理してくれるのでオススメ。
ドリンクも各種取りそろう
アウトドアリビングの冷蔵庫にアルコールからソフトドリンクまで用意されているので、買い出しの必要はなし。
バスルーム&アメニティを完備
各棟に専用のバスルームを完備しているので安心。充実したアメニティはとくに女性にうれしい。
芳賀ファーム&グランピング
ゴルフとセットで極上のリゾート体験!
ドーム型のキャビンを10棟備え、手軽にアウトドアが楽しめる。車で20分ほどの距離にある紫塚ゴルフ倶楽部でのラウンドとセットで楽しむ利用者が多い。
【data】
住所:栃木県芳賀郡芳賀町給部313
TEL:028-612-4053
料金:平日・日曜日1名20,515円~、土曜日1名23,265円~
URL:https://ja.reiwagolfresort.com/reiwa-glamping
グランピングのリゾート気分を保ちながらの爽快ラウンド
グランピングで自然に癒やされた翌日は、随所に池や滝を配した造園のコントラストが美しい紫塚ゴルフ倶楽部でラウンド。250ヤードのドライビングレンジ、朝食ビュッフェも楽しめるレストラン、掛け流しの天然温泉と設備も充実しており、前日からのリゾート気分を保ったまま、気持ち良くプレーできる。
スナッグゴルフの道具も用意されているので、子供連れでもOKだ。また、敷地内にもグランピングのキャビンがあるので、こちらを利用するのも良いだろう。
紫塚ゴルフ楽部
敷地内でグランピングもOK!
広大な敷地に広がる27ホールの本格派コース。ホテルやヴィラ、さらにはグランピングのキャビンも1棟備え、様々な宿泊ニーズに応える。
広大な丘陵地に広がる紫塚ゴルフ倶楽部は氏家、葛城、早乙女の3つのコースからなる。高低差10メートルとなだらかで、フェアウェイ幅が平均70メートルと広々しているので豪快なショットが楽しめる。
【data】
栃木県さくら市早乙女 2068
TEL:028-686-3011
27HOLE/10396YARD/PAR108
https://www.murasakigc.com/
富士山をバックに高原キャンプ! からのラウンドという贅沢
夏のキャンプは高原が最高! ということで富士山の麓、朝霧高原へ。「朝霧ジャンボリー」はオートキャンプ場とゴルフ場を併設しているため、キャンプ泊からのラウンドを楽しむには最適な場所だ。
ビギナーでも安心のキャンプ場を選ぼう
キャンプからのゴルフをプランニングする上で重要なのが、キャンプ場とゴルフ場の距離。言うまでもないが、なるべく近いほうがラウンド当日の朝の時間に余裕がもてる。キャンプ場とゴルフ場は似たような場所にあることも多いので、コースから車で10?20分圏内でキャンプ場を探すのはそれほど難しくないだろう。
次に、慣れるまではなるべく設備の整ったキャンプ場を選ぶこと。レンタル品が充実している、トイレや炊事場が整っている、電源が利用できる……など高規格のキャンプ場はビギナーでも安心して利用できる。 そして、これは個人的な意見だが、できれば広々としたフリーサイトのキャンプ場を選びたい。そのほうがテント設営やレイアウトの自由度が高く、ゴルフ仲間と複数人でのキャンプもやりやすいからだ。
その点、今回訪れた「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」はすべての条件を満たす。しかも、雄大な富士山を望むことができるのがたまらない。グループの「朝霧ジャンボリーゴルフクラブ」までは車で数分、敷地内には本格的な18ホールのショートコース「朝霧ヴィーナスガーデンゴルフコース」まである。まさにゴルファーのためのキャンプ場といっても言い過ぎではないだろう。
キャンプをする時は、時間に余裕をもつことも重要だ。最初はテントやタープの設営に思いのほか時間がかかることも多い。また、食材の買い出しや場合によっては周辺観光なども組み込むと、時間が余ることはない。その意味では早い時間帯からチェックインできると便利だが、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場はなんと8時(※サイトや時期による)からチェックイン可能。これもうれしいポイントだ
おすすめキャンプ&ゴルフのスケジュール
8:30 都内を車で出発
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11:00 食材を買い出し
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12:00 キャンプ場近くの牧場で昼食
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13:00 キャンプ場にチェックイン
まずは管理棟で受付を済ませる。フリーサイトのキャンプ場は、場内の空いている場所に設営してOK。
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14:00 テント設営
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15:00 ショートコースへ
敷地内のショートコース「朝霧ヴィーナスガーデンゴルフコース」で前日ラウンド。景色もコンディションも最高!
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17:00 夕食~まったり
買い込んだ食材を調理して、飲んで、食べて、焚き火なんかもしながら高原の夜は更けていく。ゴルフ談義に花が咲いたことは言うまでもない。
屋外で食べる食事は5割増しに美味い。これは本当の話なのでぜひ試してほしい。
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22:00 就寝
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5:00 起床
鳥のさえずりとともに起床。モーニングコーヒーで目を覚ましたら、余裕をもってテントを撤収し、ラウンドの準備だ。
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8:00 テント撤収
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10:00 ラウンド
夏でも涼しい高原でのラウンドは快適そのもの。本来はど~んと見えるはずの富士山が雲に隠れていたのだけが残念。
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ラウンドを終えて帰路へ。ゴルフ場売店や近くの牧場、道の駅で家族へのお土産を買っておくと、次も行きやすくなる。
今回訪れたのはこちら
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
国内有数の広さを誇る区画なしのフリーサイト。富士を眺めながら、思う存分アウトドアを楽しめる。富士山周辺の観光の拠点にも最適。
【data】
静岡県富士宮市猪之頭1162-3
TEL:0544-52-2066
https://www.asagiri-camp.net/index.html
朝霧ジャンボリーゴルフクラブ
甲斐、駿河、富士の3コースからなる27ホール。雄大な富士をバックに豪快なショットが楽しめる。コースコンディションにも定評がある。
【data】
静岡県富士宮市猪之頭2971
TEL:0544-52-0246
https://www.asagiri.net
※こちらに掲載してあるプランや価格等は2021年7月現在の情報です。
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- 写真/藤井孝太郎、河野義人 スタイリスト/尾後啓太 ヘアメイク/太島幸樹、RYO 文/福田智生(EVEN編集部) モデル/肥野竜也、紺野ゆり
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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