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RICHARDMILLESUZUKA2022イベントでのオーナー所有のフェラーリによるサーキット走行

宮里優作、成田美寿々らも参加!リシャール・ミルオーナーズイベント「RICHARD MILLE SUZUKA 2022」で体感したブランド価値

ハイラグジュアリーな世界観で唯一無二な機械式時計ブランドとして君臨する「RICHARD MILLE(リシャール・ミル)」。そのマーケティング活動の象徴ともいうべきイベント「RICHARD MILLE SUZUKA 2022」が、2022年12月3日、三重県にある鈴鹿サーキットで行われた。リシャール・ミルを所有するオーナーとその関係者のみが招待される特別なイベントをリポートする。

本格的なサーキット走行のスポーツランと、ホームストレートのみアクセル全開で走るパレードランを用意。合計177台ものスーパーカーが一堂に集まるイベントは、国内屈指の規模ともいえる。

宝飾品としての腕時計とは一線を画す機械式時計「リシャール・ミル」

チタンやカーボンなど最先端の素材を惜しみなく投入、少量生産の専用パーツを用いて、伝統的なスイスの名門工房で緻密に仕立て上げられる唯一無二の機械式時計ブランド「リシャール・ミル」。一般的な高級時計がダイヤモンドやゴールドなど宝飾品的な意味で価値を追求するのとは対照的に、それまで機械式時計が持ちえなかった軽量さや堅牢性、耐衝撃性を航空宇宙などの最先端技術を応用し、コスト度外視で実現するブランド哲学は、しばしば〝腕時計界のF1〟とも称される。そんな彼らは、ブランド設立当初から、独自のマーケティング戦略でも注目を集める存在だ。

各界のプロフェッショナルが実際に試合で使える性能

リシャール・ミルは、ブランドを設立した当初からF1ドライバーをはじめ、テニスやゴルフなどプロスポーツ選手をアンバサダーとして迎えてきた。それ自体、欧州のプレミアムブランドでは珍しいことではないが、彼らが他のブランドと決定的に違ったのは、契約する選手たちが実際に試合などで着用することで、製品のパフォーマンスを証明してきたことだ。とりわけツアーきっての飛ばし屋で2010年代前半の米ツアーを席巻していたバッバ・ワトソンが試合で着用した2011年発表の『RM 38-01 トゥールビヨン バッバ・ワトソン』は、時計愛好家のゴルファーを熱狂させたことはご記憶の方もいるだろう。ゆえに、彼らがオーナーズイベントを日本のモータースポーツの聖地、鈴鹿サーキットで開催しているのも、そのパフォーマンスを存分に味わってもらうためのものといえる。

バッバ・ワトソンが着用するリシャールミルのRM38-01
リシャール・ミルの”ファミリー”、アンバサダーの宮里優作プロが着用しているRM 055 バッバ・ワトソン。

リシャール・ミルのオーナーだけを、F1も開催される国際サーキットへご招待

12月3日、鈴鹿サーキットを貸し切りで開催された「RICHARD MILLE SUZUKA 2022」は、214組、500名のオーナーとその関係者だけが招待されたプライベートなイベントだ。リシャール・ミルのオーナーの多くが「フェラーリ」や「マクラーレン」などのスーパースポーツを所有していることから、ユーザー同士の情報交換やサーキット走行の負荷にも耐える腕時計のパフォーマンスの体感、アンバサダーである〝ファミリー〟との交流など、当日はオーナーだけが味わえる特別なプログラムが盛りだくさん。リシャール・ミルのオーナーはもちろん、クルマ好きなら時間を忘れて楽しめる国内屈指のサーキットイベントとなった。

実は、本イベント、2019年に同じく鈴鹿サーキットで開催された「SUZUKA Sound of ENGINE」というイベントがその前身。その名の通り、往年の名車・レーシングカーの咆哮を聞き、車両を間近で見られる贅沢なイベントであり、リシャール・ミルは当時からそのイベントをスポンサードし、オーナーに向けた特別なプログラムが提供していたのだが、参加するオーナーの走行枠のさらなる確保や内容の充実を目指し、有料ながら一般入場可能だったオープンイベントから、リシャール・ミルのオーナーのみを対象とするプライベートイベントとして今年生まれ変わったのが本イベントというわけである。

まさかの本物F1フェラーリのチャンピオンマシンも走行

当日のパドックには、写真でしか実物をみたことがないような、希少なマシンがずらり。中でもイベントに参加したオーナーにより持ち込まれたF1マシン「Ferrari F2003-GA」は圧巻の一言。2003年にミハエル・シューマッハ選手が駆り、F1歴代最高速を樹立し、年間チャンピオンにも輝いた、本物のF1カーを同社のアンバサダーで元F1ドライバーの中野信治氏がデモ走行、これだけでも入場料を払って見てみたいと思うモータースポーツファンは少なくないはずだ。

F1マシン「Ferrari F2003-GA」のデモランをプロドライバーの中野信治さんが担当。合わせて「Ferrari F248 2006 F1」の展示も行なわれた。

SNSで募集した親子連れを特別にご招待

クローズドのプライベートイベント、とは書いたものの、実は当日の会場には事前にSNSで募集した子供連れの300名弱の姿もあった。これはサーキットやスーパーカーという本物を身近に感じてほしい、というリシャール・ミル ジャパン代表の思いによるもので、入場料などは無料でのご招待。パドックウォークやサーキットサファリ、憧れのスーパーカーとの記念写真など、キッズたちはもちろん、同伴した親御さんも巻き込み大興奮。リシャール・ミルは以前からチャリティにも熱心に取り組んでいるブランドとして知られており、当日の会場受付にはチャリティブースも用意。寄付者には抽選でリシャール・ミル ファミリー(ラファエル・ナダル、ヨハン・ブレイク、タチアナ・カルデロン、キミ・ライコネン)のサイン入りグッズがプレゼントされ、集まった寄付金1,657,376円は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに寄付された。一本数千万円という超ハイブランドながら、こうした将来を担う子供たちへ、体験やサポートを提供している点もリシャール・ミルの特徴の一つだろう。

本国からイベントのために駆けつけたブランドディレクターのアレクサダー・ミル氏が、来年発売予定のモデルに言及するなどサプライズもあった今回。実はこうしたオーナーイベントは日本市場だけの特別な催し。こうした高い顧客満足が年間約5000本という限られた生産数ながら、高級時計市場で世界7番目の売上を誇るブランドへと押し上げているのである。

ブランドディレクターのアレクサンダー・ミル氏をはじめリシャール・ミルの本国スタッフや、レーシングドライバー 中野信治さん、松下信治さん。ブランドアンバサダーのプロゴルファーである宮里優作、青木瀬令奈、成田美寿々らが集結。
プレスブリーフィンぐで「全てをゼロから開発した新作を23年前期に発表する」と報告したディレクターのアレクサンダー・ミル氏は創業者の子息。
イベント中、サーキットを一望するラウンジでふるまわれた極上ランチ。写真の‘寿司 健’の極上ばらちらしを始め、‘くろぎ’の特製海苔弁当、‘unis’の2種類の贅沢絶品カレー”オマールビスククリームカレー“ と ”山形牛ブラックカレー“など、名店の味そのままなラグジュアリーなランチが用意された。
フィナーレは、コース上から眺める特別な打ち上げ花火。音楽に合わせて約15分間もの間、花火がマジックタイムの鈴鹿サーキットを彩り、イベントのフィナーレを飾った。

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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