ラウンド中でも効果的!下半身安定で疲れにくい身体へ – ゆらゆらストレッチ
シミズ
- 2023年12月09日
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飛距離アップと身体に負担のないスイングを手にいれる
身体の専門家として多くのゴルファーの悩みを解決してきた独自メソッドを惜しみなくレクチャーする連載企画。飛距離と再現性のアップに繋がるストレッチでゴルフライフを充実させましょう。
下半身の安定は踏ん張らなくてもいい
下半身は効率的な動きで安定させる
今回の「ゆらゆらストレッチ」は、下半身の安定感を高める為の効率的な下半身の使い方を習得するストレッチをご紹介します!
スイングの動きの中でも、特にインパクトからフォローにかけて、左のカベを作ろうとして足に力を入れて踏ん張っているゴルファーが多いですが、そんなに力を入れる必要はありません。また、しっかり左足に重心が乗っているつもりでも、正しいポジションよりも外側に乗ってしまっているゴルファーも非常に多いのが現実です。
今回ご紹介するストレッチは、コツさえつかめば、ちょっとした空き時間に簡単に行えるので、正しい動きと感覚を覚え、頑張って踏ん張らなくても安定する下半身のポジションを習得してください!
Point 1 – 思ったよりも足の起点は内側
踏ん張らなくても下半身を安定させるには、足の各関節が1本のライン上に並ぶことが重要。股関節、膝、足首が 一直線になるようにチェックしよう。
Point 2 – 足踏み、片足立ちで今の状態を確認
各関節の正しいポジションを理解したら、今の両足の状態を確認。足踏みしながら足裏の地面を感じる感覚をチェックする。片足立ちで左右の足それぞれのグラつきもチェックしよう。
Point 3 – 身体の中心から下へ力を伝える
ポイント2の地面を感じる感触を覚えつつ、タオルを足裏で踏むストレッチへ。
足先で踏むのではなく、股関節→膝→足首の順番に、上からストーンと体重を乗せる動きを数回繰り返す。
膝を曲げないように意識して数回繰り返した後、足踏みをすると、足裏の面積が広がってペタっと床に吸い付くような感覚に。グラつきも収まるようになる。
足裏全体で地面を踏んでいるような感覚を体感できると、下半身が勝手に安定し、左右に身体が流れる動きも無くなる。その結果、スイング中の上体のブレも減少し、軌道が安定。効率的に下半身を使うことができるようにな り、飛距離もアップ!
今回のポイントとおさらい
ラウンド中に行うのも効果的です
普段から継続的に行うことで効果を体感できると思いますが、スタート前など、いつでも行えるのが、このストレッチの良いところ。筋力が少ない方や、踏ん張り過ぎてしまう方は、ラウンド中に行うことで、足の負担が減り、ホールアウトまで疲れずにラウンドできます。
Web動画でさらにわかりやすく
だらんゴルフ
山本ゆう子
大学で治療とスポーツトレーナーについて学び、柔道整復師と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。ゴルフ関節調律®という独自治療法を開発し、多くのゴルファーの悩みを改善する施術を行う。
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