BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

なぜ、アメリカンカジュアルのアイコン的ブランドはゴルファーに支持されるのか

アメリカンカジュアルスタイルを代表するブランド『チャンピオン』。ブランド誕生から1世紀を超える老舗ブランドでありながら、今なお世界中で愛されている定番は、ゴルフアパレルにおいても、そのバリューをいかんなく発揮している。

その証拠に支持層は1990年代にアメカジ、古着ブームを経てきたゴルファーのコア世代だけでなく、新規参入の若年ゴルファーたちにも広がりつつある。なぜ、チャンピオンのゴルフウェアはこれ程に支持されるのか。普段からチャンピオンのウェアをゴルフに活用するというスタイリスト、中村祐三氏に聞いてみた。

Profile  スタイリスト 中村祐三

令和のアメカジブームを支えるのは、個性の演出と流行に左右されない普遍性

メンズのファッション誌やゴルフ専門誌、WEBなどで幅広く活躍する中村氏。自身もゴルファーであり、1990年代のアメカジ・古着ブームの真っ只中に身を置いていた彼は、現在のゴルフファッションのトレンド、アメリカンカジュアルスタイルの隆盛をどのように据えているのだろう。

「スニーカーやヴィンテージデニムなど、90年代のアメカジ全盛期を過ごしてきた自分たち世代にとって、チャンピオンは“メイドインUSA”や“アメリカンカジュアルブランド”を象徴するブランドの一つです。そうしたブランドイメージは、チャンピオンがアスレチックウェアとして100年以上の長きにわたり培ってきた機能的なデザインや耐久性、素材縫製、伝統的なディテールを脈々と受け継ぎつつも、時代に合わせた機能性やトレンドを加味して進化してきたことに裏打ちされています。そうしたこだわりが、デイリーウェアやゴルフウェアにまでDNAとして刻まれ、現在までのチャンピオンの一貫したブランド哲学となり、世界中で受け入れられるベースとなっているのだと思います。

また、近年は若年層において90年代的なアメリカンカジュアルを見直す動きが顕著です。これには様々な要因が考えられますが、一つは個性の演出です。安くて洒落たファストファッションが台頭し、誰もがファッションを楽しめる時代になったことで、結果として自分らしい着こなしを求める人も増えた。そうした層にとって、90年代にブームを迎えたアメカジブランドは新鮮に映るのだと思います。

また、コロナ禍を経て、オンとオフの境界が曖昧になり、TPOを問わないシンプルなデザインで、着心地が良く、リラックスしたシルエットでありながら機能的でもあるアメカジのスタイルが再評価されているのだと思います。」

そんなアメリカンカジュアル再評価のムーブメントの中で『チャンピオン ゴルフ』とはどんな存在なのか。

「チャンピオンのウェアは、ジェンダーレス、エイジレスに着られる“万能着”なのではないでしょうか。米軍のトレーニングウェアとして供給されたアスレチックウェアブランドながら、団塊世代にとってはプレッピーなアメリカのカレッジスタイルの象徴であり、シンプルでベーシックなデザインはZ世代のミニマルな感性にもハマり、老若男女誰が着ても似合う。普遍的でありながら、同じような立ち位置のブランドはない、そんなところも支持される理由ではないでしょうか?」

アスレチックウェアとしての伝統と語れるストーリー

老舗のブランド力と時代性、チャンピオン ゴルフが受け入れられている理由は無論それだけではないと中村氏は続ける。

「チャンピオンが“チャンピオン”たる所以は、カジュアルな存在でありながら、あくまでアスレチックウェアブランドであり続けている点にもあると思います。例えば、アメリカンカジュアルのアイコンの一つとも言えるチャンピオンのスウェットシャツ。そこには長年彼らが培ってきたテクノロジーが各部に見て取れます。

肩から袖にかけて一体のパーツで縫製されるラグランスリーブは、肩や腕の可動域を妨げず、プレーヤーに違和感を与えないためのものであり、首元についたV字型のガゼットと呼ばれる意匠は、首回りの伸縮性向上に寄与します。

いわゆるヴィンテージと呼ばれる古着にも見られるこれらの意匠を受け継ぎながら、その素材には「TECH WEAVE® Terry(テックウイーブ®テリー)」と呼ぶ、ポリエステル系の高機能素材を使ってストレッチ性から保温性や通気性、洗濯乾燥性をも備えている他、発汗後のイヤな匂いの発生を抑えてくれる抗菌防臭機能まで完備するなど、古き良き伝統と革新性の両面を持ち合わせています。

実際、ゴルフウェアとしての確かな性能は、チャンピオン ゴルフを着用する国内女子ツアーのトップ選手、勝みなみ選手や山下美夢有選手の活躍が証明しています。

もちろん、ゴルフアパレルにおいてハイテク素材の採用は特段珍しいことではありませんが、チャンピオンは機能性一辺倒ではない、コットンのやさしい風合いや杢感のような、“味わい”も重視したモノづくりが感じられます。古着を愛する往年のアメカジファンから、アスリートまでカバーできる、そうした万能さがチャンピオン ゴルフの魅力なのだと思います」

アメリカンカジュアルやヴィンテージのエッセンスとアスレチックウェアの機能性を備えた『チャンピオン ゴルフ』の最新コレクション

ここでは、アスリートからカジュアル派までカバーするファッション性と機能性を備えたチャンピオン ゴルフの最新コレクションをご紹介。

アスレチックウェアとしての機能性を追求したコーディネート。肌離れの良い裏面メッシュ構造でベタつきにくいモックネックシャツは、襟の裏側にもメッシュを使い、夏ゴルフでも首回りを快適にキープ。UVカット(SPF50+)や速乾などの各種機能や伝統のラグランスリーブ、立体的な両脇のシーム処理などフィット感を向上させている。合わせたショーツもメッシュ調で撥水機能を備え、ウエストドローコードなのでリゾートゴルフなどにも活躍しそう。

キャップ4,290円、モックネックシャツ9,790円、ベルト8,250円、ショーツ10,890円

カレッジスポーツを思わせるスウェットやカレッジロゴをあしらったスタイルは王道。左は軽量でストレッチ性を備えた半袖スウェットに、長袖のモックネックシャツをレイヤードしたモダンカジュアル。パンツは耐水圧8000mm、透湿度5000g/㎡/24hの耐水シートを使用し、突然のスコールにも対応。

[左]キャップ4,950円、長袖モックネックシャツ11,880円、半袖スウェットシャツ10,890円、ロングパンツ16,280円

右は環境に配慮したリサイクルポリエステル素材を使用したメッシュ素材の速乾ポロシャツにバケットを合わせたカレッジスタイル。ポロシャツは抗菌防臭機能「C ODORLESS® by Polygiene(シーオードレス®バイポリジン)」加工やUVカットなど各種機能を備える。パンツも摩擦に強く、撥水性とストレッチ性を備えたコーデュラナイロン素材を使用したハイテクパンツだ。
[右]バケットハット4,950円、半袖ポロシャツ10,890円、ロングパンツ12,980円

星条旗のスターズ&ストライプスを思わせる、アメカジ鉄板のトリコロールカラーで気分はアメリカ代表!? ネックのレターがスポーティなモックネックは、ワッフル生地で夏ゴルフでの快適なプレーをサポート。速乾性、遮熱性、UVカットなどのハイテク機能と、首元のガゼットや長めの裾リブといった往年のディテールが融合したチャンピオン ゴルフらしい一枚。ショーツは摩擦に強く、撥水性とストレッチ性を備えたコーデュラナイロンを使用。

バイザー4,620円、半袖モックネックシャツ9,790円、ショーツ10,890円、ソックス1,320円

通気性、ストレッチ性、保温性に優れた三層構造を持つ軽量な高機能スウェット「TECH WEAVE® 3LS(テックウィーブ®3LS)」のセットアップスタイルはラグランスリーブや両脇のストレッチ素材との組み合わせなど、ゴルフの競技性に沿った機能性を追求しながら、様々なアクティビティに着まわせる。

キャップ5,720円、ジップスウェット16,280円、ハーフジップシャツ12,980円、ロングパンツ14,080円

Information

チャンピオンオフィシャルゴルフ特設ページ

SHARE

PROFILE

EVEN 編集部

EVEN 編集部

スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

EVEN 編集部の記事一覧

スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

EVEN 編集部の記事一覧

No more pages to load