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【Backwards】ニューブランド「バックワーズ」がデビュー

【Backwards】バックワーズ

ヒョウ柄の引力

雨後の筍時代はまだ続く。

コロナゴルフバブルからのニューカマーのデビューラッシュは今なお継続中だが、時々ワクワクするブランドに出会う。この「バックワーズ」もその一つ。

ブランド名は“反対”、“後ろを向いている”というような意味で、「流行に流されず自分たちの好きなもの、それでいて普段も着られるようなデザイン」というフィロソフィを掲げる。ありがちなコンセプトではあるが、彼らの作るモノはちょっと違う。面白い。

まずヒョウ柄。これが一つの大きなテーマで、常にラインナップされていくという。勿論、ディテールとして細部に配したり同系色で纏めたり、と“オオサカノオバチャン”にはならない使い方なのはご覧の通り。他に目を向けると鹿子のポロシャツは高機能ポリエステルながら綿生地のように見えるし、モックネックやロングスリーブはTシャツ的なグラフィックやシルエットが面白い。

確かにこれなら普段から着たいと。

アニマルパターンもライトグレーで纏めると上品。襟付きシャツ26,400円(6月発売予定)、モックネックシャツ17,600円、ショーツ20,900円(6月発売予定)

流行の浅め6パネルのキャップ。特に右のヒョウのイラストのキャラクターはシュールな可愛さで、ブランドアイコンとして今後に期待が持てる。キャップ右5,940円、左5,500円

パンツはプレーの中で一番美しく見えるようなシルエットに拘る。股のガゼットが動きやすさを確保。27,500円

Tシャツに見えるネックの高さやシルエットが絶妙。ラベルを外につけるのもこのブランドの特徴。18,700円

 

Backwardsオフィシャルサイト

 

【問い合わせ】バックワーズカスタマーサービス customer@backwards.tokyo

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

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