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ゴルフマナーとルールの基本。ラウンドデビュー前に覚えてスマートゴルファーを目指そう!

ゴルフはスコアだけでなく、マナーやエチケットも大切にするスポーツです。どんなに良いスコアを出しても、マナーが良くないと周りから好かれません。最低限のマナーやエチケットを覚え、スマートなゴルファーになりましょう!

カレン
ゴルフを始めて1年足らずだが、ベストスコアは90でドライバーの飛距離は200ヤードを超える。楽しくプレーするのがモットー。

コウジ
千葉県や茨城県でラウンドレッスンを中心に活動するティーチングプロ。テクニックだけでなく、マナーやルールにも精通している。

目指せ脱ビギナー!ゴルフのマナーとルールを学ぼう!

コウジ ゴルフは、ナイスショットを打つことや良いスコアでプレーすることも大事だけど、それ以上にマナーやエチケットを重んじるスポーツです。

カレン 始めたばかりの頃は覚えることが多くて、ちょっと大変でした。ただでさえ、なかなかうまく打てなくて、打ったらミスして走って、またミスして走る。その繰り返しって感じでしたから(笑)

コウジ 急ぐ意識があるのは素晴らしいことだと思う。どんなにミスをしても、実際にボールを打っている時間は数秒足らず。ショット以外の準備や移動の部分をスピーディに進めれば、ビギナーだって「プレーファスト」は十分に可能だよ。

カレン たしかにそうですね。逆に、上手な人でもプレーが遅い人っていますもんね。あと、必要以上に大きな声を出したり、調子が悪いと不機嫌になったり、そういうのはスマートじゃないと思います。

コウジ その通りだね。だからこそ、ビギナーのうちからマナーには気を配ってほしいし、ちょっと難しく思えるルールにも興味をもってほしい。

カレン ルールやマナーに精通しているゴルファーってカッコイイですよ。そういう人は、たとえスコアが良くなくても周囲から一目置かれる存在だと思いますし、また一緒にプレーしたいと思います。

コウジ ゴルフのルールは数年おきに改正されているんだけど、2019年に行われたルール改正でかなり大幅な変更が加えられたことは知っているよね?

カレン 覚えきれません(笑)

コウジ まあまあ、そう言わずに(笑)。新ルールでは、バンカー内からボールをピックアップして出せるようになったり、ピンを立てたままパッティングできるようになったりと、初心者にとってメリットが大きい内容も多く含まれているので、ぜひ覚えてほしい。とはいえ、あまり難しく考えるのはよくないので、プレーをする中で少しずつ覚えていけば良いと思います。

少しずつ覚えよう!

カレン そうですね。ルールはもちろんだけど、マナーやエチケットもしっかり覚えて、脱ビギナーを目指しましょう!

目指せ脱ビギナー!

1. スタートホールのティショットの順番を決める

スタートホールのティーイングエリアでは、打つ順番を決めるための棒が用意されています。1本から4本までの線が刻まれており、1本線の棒を引いた人が1番目、2本線の棒を引いた人が2番目…という仕組みです。もちろん、ジャンケンなどで決めてもOKです。

2. ボールとティを一緒に持ってティアップ

ティアップする所作が美しいと、それだけでスマートに見えます。ボールを握り、人差し指と中指の間にティを挟んで芝へ押し込むようにしましょう。

3. 使うボールのブランドや番号を確認する

誤球を防ぐためにも、スタート前に使うボールのブランドや番号を確認しましょう。「ブリヂストンの4番です」と申告するのが基本です。

4. 打つ前のポジションと打った後の掛け声を覚える

ティーイングエリアで待機する際、他のプレーヤーが打っている時は音を立てないようにしましょう。打っているプレーヤーの視界に入る場所に立つのはマナー違反です。良いショットを打った時は「ナイスショット!」、打球が隣のホールに行った時は「フォアー!」と声をかけましょう。

打っているプレーヤーの視界に入る場所、とくに後方に立つのはマナー違反なので注意しよう。

5. クラブを複数本用意して2打目地点へ向かう

ティーイングエリアから2打目付近に移動する際、使いそうなクラブを複数本用意しておきましょう。特にミスショットが多い初心者は、ユーティリティとアイアン2本を持っていくと便利です。

6. グリーンまでの残り距離を把握する

多くのゴルフ場には、3本線でグリーンまでの残り距離を示す杭があります。これを目安にして、使うクラブを決めましょう。また、コース内にあるマンホールやスプリンクラーにも残り距離が表示されている場合があります。

のこり200Y
のこり150Y
のこり100Y

コース内にあるマンホールやスプリンクラーに、グリーンまでの残り距離が表示してある場合もあるので、参考にしよう。

7. ショットの準備ができた人から打ってOK

2打目以降はホールから遠い人が先に打つのが原則ですが、安全を確認しながら準備ができた人から打つことでプレーの進行がスムーズになります。「お先に!」「どうぞ!」と声をかけ合いましょう。

「お先に!」「どうぞ!」声をかけあってスムーズなプレイ。

レーザー距離計があれば目標までの距離が一発でわかる!

レーザー距離計を使えば、目標までの正確な距離を測ることができる。グリーンまでの距離はもちろん、バンカーや池までの距離を知る上でも便利だ。

様々なレーザー距離計があるが、最初は軽量コンパクトなモデルがおすすめ。

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8. ボールが見つからない時は一緒に探す

ボールが林やラフに入って見つからない時は、同組のプレーヤー全員で探しましょう。ただし、一回のボール探しに使える時間は上限3分と決まっています。

9. ショットで芝を削った時は目土をしておく

ショットで芝が削れてしまった場合は、すぐに目土をしましょう。これにより芝の回復を促すことができます。

10. カート道路にボールが止まった時はどうする?

カート道路にボールが止まった場合は、罰打なしで動かすことができます。グリーンに近づかない場所にピックアップしてボールを移動させましょう。

このままでは打てない!

打てる場所にボールを移動できるルールがある!

構えた時のスタンスがカート道路やマンホールにかかる場合、罰打なしでボールを動かすことができる。

手順1

グリーンに近付くことなく、現状のボール位置に最も近くでボールが打てる場所「ニヤレストポイント」を見つけて、ティなどでマークする。

手順2

ニヤレストポイントからクラブ1本分の長さの範囲内で、かつグリーンに近付かない場所にピックアップしたボールを移動することができる。

手順3

まっすぐに立ち、ボールをヒザの高さから落とす。以前は肩の高さからドロップしていたが、2019年のルール変更でヒザの高さになった。

手順4

うまくドロップできたら、そこからボールを打つ。ボールが止まった場所のライが悪くても、そのまま打たなければならないので注意しよう。

11. アプローチをする時はパターを持っていく

グリーン近くまでボールを運んだら、アプローチ用のクラブと一緒にパターも持っていきましょう。これによりプレー時間が短縮され、スムーズなプレーができます。

12. バンカーから打つ時の注意点

バンカーに入る際は低い場所から入るのがマナーです。高い場所から飛び降りると砂が崩れてしまうので注意しましょう。また、クラブヘッドを砂につけるとペナルティになります。

良い例
悪い例:クラブヘッドを砂につけるのはNG

脱出する自信がない時は?

2打を加えれば、バンカーの後方にボールをドロップして出すことができるので、状況に応じて活用しよう。

打ち終わったら?

バンカーショットをした後は、備え付けのレーキを使って打った跡や足跡を平らにならしておこう。

13. グリーン上のボールはマークしてピックアップできる

同伴プレーヤーのパッティングライン上に自分のボールがある時は、ボールをマークしてピックアップしましょう。

カップから見てボールのすぐ後方にマークする。この状態にしてから、ボールをピックアップする。
ほとんどのゴルフ場には押しピン型のマークが用意されているので、スタート前にもらっておこう。

14. グリーン上のボールマークは修復する

ボールマークはプレーヤー自身が修復します。下から持ち上げるのではなく、周りの芝を凹んだ部分の上からかぶせるように直しましょう。

ボールマークの直し方

下から持ち上げるのではなく、周りの芝を凹んだ部分の上からかぶせるように直すのが、正しいボールマークの直し方。

フォークの形状からして、てこの原理を利用して凹んだ部分を上に持ち上げてしまう人が多いのだが、このやり方は間違い。

 

15. ピンを立てたまま打ってOK

2019年のルール改正で、ピンを立てたままパッティングできるようになりました。これによりターゲットが明確になり、プレー時間の短縮にもつながります。

ピンを抜き差しする時間がなくなると、プレー時間の短縮にもつながるので、積極的に取り入れたい。

16. スコアカードの記入は移動してから!

グリーン近くでスコアカードを記入していると、後続組のプレーの妨げになります。次のホールへ移動してから記入しましょう。

ティグラウンドからティーイングエリアへ

カレン スタートホールのティショットって緊張します。後続の組のプレーヤーが見ている時なんて、「ミスしたら恥ずかしい!」って思っちゃう。

コウジ 朝イチのショットはプロだって緊張するものだよ。打ってみないとその日の調子はわからないからね。ビギナーの場合はなおさらだと思うけど、難しく考えすぎずに、気軽な気持ちでプレーしてほしいね。

カレン そういえば、2019年からティグラウンドって言わなくなったんですよね?

コウジ そう、ルール改正があって「ティーイングエリア」に変わったんだ。まあ、しばらくはティグラウンドと呼ぶ人のほうが多そうだけどね。

カレン あの打つ順番をくじで決める棒なんですけど、私、皆さんに引いてもらう係を率先してやるようにしています。だって、「残り物には福がある」って言うじゃないですか(笑)

乗用カートに乗る?乗らない?

コウジ カレンちゃんは「プレーファスト」ってフレーズを聞いたことがあるかな?

カレン はい。プレーを速くするって意味ですよね。

コウジ そう。だからといってスピード重視でプレーしろというわけじゃなくて、ちょっとした工夫や気配りでプレーは速くできるんだよね。

カレン 私は乗用カートの使い方がポイントだと思ってます。一打ごとにカートまで戻ってクラブを交換したり、次打地点まで移動する人っているじゃないですか。あれをやると全体の進行が遅くなりますよね。

コウジ その通り!だから、自分のボールへ向かう時はあらかじめ複数本のクラブを持っていくとか、用意ができた人から打っていくとか、みんながそういう意識をもってほしいね。

カレン 私はあまりカートには乗らないです。だって、歩いたほうがダイエットになる(笑)

コウジ「プレー時間の短縮になります」

ルールを知っていると得することも多い

カレン それにしても、ゴルフのルールって難しいですよね。

コウジ たしかに(笑)。正直なところ、ビギナーがそのすべてを覚えるのは難しい。というか、ある程度ゴルフをやっている人でもルールについては曖昧な場合も多いからね。

カレン しかも、2019年のルール改正でいろいろ変わったんですよね。ますますややこしくなった気が(笑)

コウジ そう言わずに、まずはよく使うルールから少しずつ覚えていってほしいな。ルールを知っていると、プレーが有利になることも多いんだよ。例えば、カート道路にボールが止まった場合などに罰打なしで動かせるのもそうだし、新ルールでは2打を加えればバンカーからボールを出すこともできるようになったからね。

カレン 上手に活用すれば得することもあるんですね。もっとルールを勉強します!


ゴルフを楽しむためには、マナーやエチケットを守ることが大切です。少しずつルールを覚えて、スマートなゴルファーを目指しましょう。ルールやマナーに精通しているゴルファーは、スコアに関係なく周囲から一目置かれる存在です。これからも楽しいゴルフライフを送りましょう!

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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