【MacBookユーザー必見】迫り来る『クラウドパケ死』を防ぐ方法
FUNQ
- 2015年05月28日
迫り来るパケ死の危機、筆者も3日で11.48GB
カフェでMacBookを使うモバイルユーザーが増えているが、そのMacBookユーザーに高額なデータ通信料がかかる、いわゆる『パケ死』の危機が近付いている。
近年、モバイルWi-Fiルーターでも携帯のテザリングでも、通信キャリアは7GBなどの通信量制限をかけるケースが多くなっている(速度、通信量とも無制限なのは、WiMAXの一部の通信プランのみ)。
それを越えると通信速度が堪え難いほど低速になったり、追加料金が必要になったりする。
スマホを使っている時には、必要な通信しかしないように制御されているが、MacBookでデザリングをしたりモバイルWi-Fiルータを使うと、使用していなくてもバックグラウンドで立ち上っているアプリが無制限にデータ通信を行なう危険がある。
ちなみに、これは筆者のデータ通信量。たった3日で知らぬ間に11.48GB。
バックグラウンドで動作するクラウドアプリがあり、せっせとデータを同期していたのだ。働き者のアプリに罪はないが、知らずに使っていた私は驚いた。この日以降、データ通信を節約したが、それでも業務上必要な部分もあり、数日に1回ぐらい追加で1000円(で1GB使える)を支払うハメに。
ちなみに、Windowsは8以降のバージョンでは、何で通信しているかを設定して、通信制御を行なうことができるので問題ない。これはMacもOSで対応して欲しいところ。
TripModeインストールで、アプリの動作を制御できる
しかし、その窮状を見て、親切な友人が教えてくれたMac用アプリがこのTripMode( http://www.tripmode.ch/ )。
このアプリをインストールすると、メニューバーに常駐して、モバイル通信の時に、通信するアプリを制御できる。ブログを書く時はブラウザ、メールをチェックする時はメールアプリだけ通信するようにすれば、バックグラウドで大きいアプリが動く心配もない。
ちなみに、7.99ドル(現在セール中で6.99ドル。支払いはクレジットカードかペイパル)で、無料の試用版(7日間、15分/日だけ試用可能)もある。アプリもサイトも英語版しかないが、扱いは簡単。
これで安心して、モバイルWi-Fiルーターやテザリングで通信できるというわけだ。Macでモバイルしている人はぜひお試しを。
(村上タクタ)
(↓下記の本にはこのアプリのことは載ってないが、Macでのモバイルについてさまざまな情報を掲載している)
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