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3分で分かる、iPhone SE、iPad Pro 9.7、iOS 9.3などApple新製品発表会

西海岸時間3月21日(日本時間3月22日未明)Appleの新製品発表会が行われましたので、その簡単な要約をお届けします。

完全な新製品は、iPhone SE、iPad Pro 9.7。

Apple Watchはナイロンバンド、ニューカラーのみ。あとはiOS 9.3、Apple TVの新機能……と、割りとあっさりとした発表会でした。全体で1時間ぐらい。

Img_3937 iPhone SEは、 まんま5sと同じサイズのボディに、6sのA9チップ搭載。iPhone 5sなみのコンパクトなサイズのまま、処理能力は6s並み、カメラも6s並みの1200万画素。さらにApple Pay(つまり NFC)も内蔵。ただし、感圧式タッチパネルは含まれない模様(あれは厚みが必要になるので、内部を完全に再設計しないと無理かと)。

Img_3927 色はシルバー、スペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4色。確認は取れてませんが、映像で見る限りでは、エッジのダイヤモンドカットがなくなってボディの他の場所と同じマットな感じのアルマイトになっている気がします。

最新機種を追い求める人にはあまり関係のない新製品ですが、5sの4インチのサイズがいいと言ってる人は身の回りにもけっこういます。単体価格もかなりリーズナブルですし、たくさん発売されたiPhoneケースも利用できるしで、人気の製品になりそうです。

6sや6s Plusに一度慣れてしまうととても小さく見える画面ですが……たしかに、手への収まりは一番いい、最初から大事にされたiPhone本来の幅ですからね。

Img_3942 これで、iPhoneはかなり幅のあるラインナップを手に入れました。

iPhone 6s Plusをキャリアで使えばかなりお金のかかる端末ですが、SEをMVNOのSIMで使えば(もしくはキャリアの安価な料金プランも出るのでしょうか?)、かなりリーズナブルに使えそうです。

同時に、iOS 9.3もリリースされています。

Img_3951_2 iOS 9.3は、夜にブルーライトを減らすNight Shiftや、メモのパスワード保護、ヘルスケアのアップデート……などが含まれます。

我々メディアの人間ははカラーマネージメントして写真を扱わなきゃいけないわけですが、Night Shiftで色温度が変わったら、何に対して色調整すればいいのか分からなくなるので、ちょっと困りますね。

色って本来人間が脳内で感じるものだから、状況によってズレるということは正しい対応なんだけど、我々としてはちょっと困ります。

さて、iPad Proの9.7インチ版も登場。

Img_3952 発表会だと、iPad Proの性能を9.7inchに凝縮……的な説明だったんですが、このモデル、ちょっと判りにくいですよね。

ユーザー目線からいえば、単純にいえば、9.7inchサイズで、Apple Pencilが使えるようになったということなのですが……。

Img_3983

ボディサイズ、画面サイズ、ピクセル数はiPad Air 2と同じです。ただし、広い色域ディスプレイ、True Toneディスプレイ(周囲の環境光に合わせて色温度を変える機能)が装備されています。

Img_3960 CPU/GPUは、A9Xが使われているので、処理能力的にはiPad Air 2ではなくてiPad Pro同等です(スペックを見ると若干Proより遅いので、消費電力的な関係で出力を抑えているのかもしれません)。

カメラはiPhone 6s同等の1200万画素、F2.2、4K撮影可能、インカメラも500画素……となっています。

つまり、iPad Pro 9.7は、iPad Air 2のボディに、ProのPencil対応ディスプレイとA9Xチップ、iPhone 6sのカメラを詰め込んだマシンということです。

さらに、iPad Pro 9.7inchと12.9inchには待望の256GBモデルが用意されました。

Img_3976

Apple Watchはウワサされた2は登場せず、ナイロンバンドと新色が登場。また、一番安いモデルが299ドル(日本円は3万6800円+税)になるとアナウンスがありました。だいぶ安くなりました。かなりユニークな色が出てて、面白いです。

Img_3918 新型を期待する期待する声もありましたが、10万円以上出して昨年の最初のモデルを買った人間としては、もうちょっとこのモデルに腰を据えてアップデートして欲しいものです。まだ、現状のハードでできる部分、煮詰めるべき部分はあるように思います。

あと、Apple TVのアップデートとCar Playに対する発表がありましたが、多くの人にはあまり関係ないかしらん? ハード&ソフトに関する発表は以上。発表会全体は1時間ぐらいで終わり、かなりコンパクトにまとまっていた感じです。

Img_3923 ほぼ、事前にリークされていたというのもあって、ちょっと物足りない感は少しあります。

ただ、発表会全体としては、まず最初にAppleがRenewableエネルギーを率先して使っていること、パッケージで使った紙の分、木を植えているなどエココンシャスであることを発表したり……。

Img_3903

古くなったiPhoneを分解するロボットを作り……。

Img_3905

iPhoneの内部パーツはネジ1本まで分解されて、それぞれ部品ごとにかなり高レベルなリサイクルが行われていることをアピールしたり……。

Img_3910 また、ヘルスケア関係では、従来の情報を集めるResearchKitに加えて、より能動的にアドバイスを与えるCareKitがリリースされ、医療関係で活用しやすくなっていることも発表されました。

が、とはいえ、ちょっと小粒感のある発表会ではありましたねぇ。リアルで小さいiPhone、ハイパフォーマンスな9.7インチiPadが欲しい人にとっては嬉しい発表だったと思いますが。

とはいえ、リサイクルにしてもヘルス系の発表にしても、Appleが決して元気がなくなったワケではなく、空元気や派手なアピールをしなくても、実際に『よりよい世の中を作るため』に歩みを進めるだけの土台が出来たということかもしれません。

近々、Apple新社屋も登場するようですし、そうなると、そちらで発表会が行われれるのかもしれません。どの段に、どどーんと新しい発表をするために、今はちょっと見をかがめているのかもしれません。

Img_3993

↓仕様上詳しくはこちらと出てしまいますが、このVol.54には、まだこの記事は掲載されていません。4月10日発売のVol.55に掲載予定です。

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