夜中に起されないiPhoneの設定方法【おやすみモードと通知のテク】
FUNQ
- 2017年10月11日
iPhone設定のキモは『おやすみモード』と『通知設定』
夜中に、頻繁なメッセージの通知や、電話の着信で起されて憤慨したことはないだろうか?
iPhoneを目覚まし代わりに使う都合上枕元に置いて、不用意な通知音で夜中に自分や家族を起してしまったりしがち。寝かしつけたばかりの子供を起してしまって、がっかりした人も多いに違いない。
逆に、それがイヤでバイブレーショーンモードにしてしまったり、通知を切ってしまったりして『連絡がつかない!』と、知人を怒らせてしまっている人も、最近増えている。
iPhoneを使ったコミュニケーションのキモは『おやすみモード』と『通知設定』だ。
緊急の電話はちゃんと受け取れる
まず、設定しておいた方がいいのが『おやすみモード』これは、『設定』の直下にある(ぐらい重要な設定だということだ)。
時間を設定するとその間、着信音もならないし、通知もしない。英語名は『Do Not Disturb』。あの起して欲しくない時に、ホテルのドアにかけておく札と同じだ。
「緊急の電話があったらどうしよう……?」と不安になると思うが、ちゃんとそのための設定もある。
ひとつは、アドレス帳の特定のグループからの『着信を許可』する方法。家族からの着信をOKにする方法もあるし、緊急時に連絡してくれるような会社の上司や部下などの連絡先も入れておいてもいいだろう。
もうひとつは、『繰り返しの着信』をONにする方法。これをONにしておくと、3分以内に同じ電話番号から2度目の着信があった時に、電話が鳴る。何かしらの緊急事態だったら、繰り返し電話があるだろうし、その場合は電話に出られるということだ。
もちろん、緊急地震速報などは、iPhoneの設定と関係なく知らせてくれる。
ちなみに、『おやすみモード』は、画面下端をフリックアップして表示する『コントロールセンター』の月のマークをタップすることでもONに出来る。気分が悪くて早めに寝るときや(そういう時に限って無用な連絡が来るものだ)、通知を切ってリラックスしたい時などに便利。手動でONにしても、翌朝の設定時間になると、自動的にOFFになる。
携帯電話の通知が鳴るかも、鳴るかも……と思って、ストレスがかかってる人(昨今、これで鬱になったりもするらしい)は、おやすみモードにすることで一時の安息を得られるに違いない。
『おやすみモード』を上手に使って、眠る時にちゃんと着信や通知を切ることで、逆に起きてる時に、着信音や通知をしっかり鳴らして、連絡を受けてとれるようにする効果もある。
通知を上手に設定して、快適なiPhoneライフを
同様に、通知の選別も重要だ。
最近はあらゆるアプリが通知したがるので、放置しておくと、常に通知が鳴るような状況になってしまい、逆に通知に対して無関心になってしまったり、バイブレーションモードにしたまま気がつかなかったりする。必要な人からの連絡を、適切に受け取るためには、通知をしっかりONにして、逆に不要な通知をOFFにする通知ダイエットが必要だ。
『設定>通知』を開いて、不要な通知(特に広告系の通知が来るものなど)をすべてOFFにしてしまおう。『迷ったらOFF』ぐらいの気持ちでちょうどいいはずだ。『地震や災害系』『親しい知人からの連絡』『乗り換え案内やナビゲーションなど通知が必要なアプリ』などを中心に、自分に最低限必要なアプリだけに絞ろう。
手首で振動するApple Watchなどを使うと、100%の通知を受け取ることができる。だけに、『通知がうるさい!』ということにならないように、『通知』と『おやすみモード』の設定はしっかりと。
(村上タクタ)
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