アップルが最高約160万円のiMac Pro発売
FUNQ
- 2017年12月15日
すごい価格、すごい性能
アップルから、性能を極限まで高めた一体型のiMac Proが発売された。
iMac Pro(https://www.apple.com/jp/imac-pro/)
こちらから仕様を選択できるが、お値段なんと55万8800円〜147万6600円(税別)。
税込で約160万円となる最高性能のコンフィギュレーションだと、18コアXeon CPU、128GBメモリー、4TB SSD、Vega GPU。
一般的な仕事だとほとんど必要としないだろうが、技術計算、3Dアニメーション、ビデオ編集、マシンラーニングなどでは、お金に糸目をつけずに高性能が必要となる場合もある。
一体型、アリや? ナシや?
プロユーザーの意見を聞いてみると『一体型である必要があるのかどうか?』が話題になっている。
コンパクトな円筒形で拡張性をすべてLightningケーブルに頼ったMac Proはあまり成功したとは言えない状態で、次世代モデルの開発が公表されている。これを待ってから判断したいというプロユーザーは多い。
モニター一体だと、モニターが壊れると本体も使えなくなってしまうという問題もある。
また、フォトグラファーなど、厳密な色再現にこだわるプロフェッショナルなら、EIZOのモニターなど、カラーキャリブレーションが取れるモニターの方がいいという層も、一体型でのiMac Proに疑問を抱いている。
対して、ミュージシャンや、アニメーター、デザイナーなど、高付加価値で高負荷な作業をするが、コンピュータに詳しいわけではない……というプロフェッショナルはいるので、一体型で買えばこれでOKというiMac Proは便利そうではある。映画などの制作で臨時にスタジオが設定される場合などでも一体型なら設置も簡単だ。
Windowsマシンと違って、自作できないMacだからこそ、こういうニーズに応えることも必要なのかもしれない。
(村上タクタ)
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