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熟成のwatchOS 5。Siriショートカット活用術詳細

フォーカスが定まって来たApple Watch

新しいApple WatchのOSはwatchOS 5。早くも5回目のアップデートになる。

初期の頃は、大幅なアップデートが続いたが、ここへ来てようやく熟成されてきた感がある。

ただ、残念なことに今回のwatchOS 5は初代のApple Watchをサポートしない。一番最初に、高価だったApple Watchにチャレンジした人(私もステンレスのミラネーゼループを買った!)がサポートされなくなるのは残念だが、最近のApple Watchはかなり良くなっているから、あらためて買うしかない。

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そういえば、当初は、ファッションも含めた『時計』としてのブランドを確立しようとしていた感のあるApple Watchだが、最近はフィットネス系に力が入ってる。やはり、ウェアラブルデバイスとしての側面が、評価されているのだろう。

フィットネスのデータロギングと、通知系、あとはApple Payというところが、Apple Watchのコアバリューということに落ち着いてきているといえるだろう。

なんといってもSiriショートカットが便利そう

さて、今回のwatchOS 5で一番注目すべきはSiriまわりだ。watchOS 4で登場したSiriウォッチフェイスに機能が増え、使いでが出てきたのと、iOS 12のSiriショートカットを利用できるようになるというのが大きなポイントだろう。

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そういえば、私自身振り返ってみても、あの小さいアイコンをタップして、Apple Watchアプリを使うということはあまりない。自動で来る通知をタップするとか、音声アシスタントのSiriを使うというのがやはり使い方としては中心になってくるのだろう。

ちなみに、watchOS 5では、腕を持ち上げて口元に持って行くだけでSiriが起動するので、『Hey Siri !』と言う必要がない。やはり『Hey Siri !』というのが気恥ずかしいという意見が多いのだろうか? たしかに、腕を口元に持って行って『今、何時?』とか『○○へナビゲーションして』と言うだけなら、グッと敷居が下がる気がする。

ちなみに、目で見るために腕を上げると普通に起動するが、Siriに話しかけようとして口元に持ち上げるとSiriが起動する。微妙な腕の動きの違いをモーションセンサーが察して、どちらのモードで起動するかを選択するらしい。芸が細かい。

iOS 12のSiriショートカットは、サードパーティアプリを含め、かなり様々なアクションのセットを登録できる。たとえば『家に帰るよ!』と言うことによって、自宅のエアコンの電源を入れ、電灯を付け、家までの渋滞を含めた時間を調べ、妻に「仕事、終わったよ! ○分後に帰る。愛してる!」というメッセージを送り、自宅へ向けてのルートガイドを起動し、車の中でお気に入りのプレイリストをかける……というようなことが可能になる。時計に話しかけるだけで、日常のシークエンスをこなすことができるようになるなんて、かなり素敵だ。

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Siriショートカットは、あなたの日常よくやるアクションを、iPhoneの方でサジェストしてくれるらしい。どのようなことが可能になるのか、楽しみだ。

また、Siriウォッチフェイスもかなり充実し、平日の朝に、茹で卵をタイマーで計って茹でて食べて、ジョギングアプリを起動して、走りながら音楽を聞く……ということがルーチン化しているなら、Siriウォッチフェイスには、そのルーチンに基づいて、そのアクションが順番に表示されていく。カレンダーや、メールの情報なども見たりしているそうなので、休日の早朝に起されたりもしなければ、日常的でない用事も、ちゃんとサジェストしてくれるらしい。

自分のルーチン的な行動を、どうまとめればiPhoneやApple Watchを上手く使いこなせるか……にはプログラミング的センスが必要とされるが、『クルマに乗ると、ナビをセットして音楽をかける』とか、『寝る前には、Facebookを見て、翌日の予定をチェックして、目覚ましをかける』……というようなささいなルーチンから、まとめていくと良さそうだ。便利なSiriショートカットの設定案を作るのは、我々メディアの役割かもしれない。

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ウォーキートーキーもアクティブなシーンでは楽しそう

もうひとつ気になるといえば、ウォーキートーキー(トランシーバー)だろう。よくありなアイデアではあるが、Apple Watchで扱えると便利かもしれない。

基本的にはFaceTimeオーディオの回線を使うそうなので、LTE回線でも、iPhone経由でも使える。初代Apple WatchはwatchOS 5のサポート外だからそもそもインストールできないが、Series 1以降のiPhoneならどれでも使える。

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一度目は送信側から相手を選択して、送信。一度受信側がアクセプトすると、相互にプッシュトゥトークすることができるようになる。だから突然声が出るわけではない。また、相互に話さなくなって5~6分すると接続が切れる。

Apple Watchのスピーカーから声が出るので、日本の人ごみでは使えない気がするが、アウトドア環境や、プライベートな環境では便利かもしれない。

また、OS全体としても細部がブラッシュアップされてるので、処理速度の向上、バッテリーライフの向上もあるとのこと。秋のwatchOS 5の公開が楽しみだ。

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(村上タクタ)

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