今、プロのマンガ家でもiPadで作画している人が増えてるそうだ
flick! 編集部
- 2018年06月28日
効果線や背景の作画も効率的に
効果線も、昔は、定規でアシスタントさんが描いたりしたそうだが、設定一発で描けてしまう。線の太さ、本数、まばらさ、どこで抜くか? なども自由に設定可能だ。
背景は写真から一発で起すことができる。
手で作画していた時代には、背景を見て細かい絵sを上手に描く人がいるものだなぁ……と思ったが、我々がコミックスで目にする絵も、最近はこうやって生成されている背景が多いそうだ。
あとから、固有名詞を消したり、ゴミを取ったり、若干手書きのテイストを加えたり……などして、使っていくのだそうだ。
現実にない風景でも、3Dオブジェクトとして用意されている建物を自在に動かして、それをイラストタッチに変換する……という事も可能。プロマンガ家の中には、自分の作品の中によく登場する建物の3Dデータを技術者の方にデータ化してもらったりする人もいるらしい。
人を描く時にデッサンが狂いがちな人のために、3Dオブジェクトとしての人間も用意されている。この3Dの人形を自由に動かして、上からなぞって絵を描くらしい。頭身数や、肉付きなども自由に可変させられるので、登場する人物の3Dモデルを作っておくと便利というわけだ。マンガ独特のパンチがすごく大きくなるようなデフォルメも可能だ。
おおよそ、現代のマンガを描くのに必要な機能がほぼ搭載された『クリップスタジオペイント』。ご興味のある方はぜひお試しを。
あなたがいつも読んでいるマンガも、このアプリで描かれているかもしれないと思うと、少し見方が変わるのではないだろうか?
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(出典:iPad超活用術2019)
(村上タクタ)
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