Appleから招待状が来た。場所は芸術の街ニューヨーク。今度はiPad Pro?
FUNQ
- 2018年10月19日
『作っているものは、他にもある』……とは?
日本時間10月19日午前1時。Appleから招待状が来た。
日時は最近ウワササイトに流れていた2018年10月30日午前10時。ただし、今回はニューヨークなので、日本時間は同日30日の23時。比較的起きていやすい時間だ。
招待された場所はニューヨークはブリックリンのBAM(Brooklyn Academy of Music)。ブルックリンはマンハッタン島から橋を渡って南東側。映画なんかでは、よく倉庫街なんかがある場所で、最近はお洒落なアーティスト、職人の街になっているそうだ。BAMはアカデミーといっても学校ではなく、150年もの歴史を持つオペラハウス、総合芸術施設とのこと。
場所柄からいっても、ウワサされているiPad Proの新しいものが発表されそうだ。12.9インチクラスと、10.5インチクラス。iPad Proもホームボタンがなくなって狭額縁になるそうなので、本体そのままで画面が大きくなるのか、それとも画面そのままで本体は少し小さくなるのか?
MacBook系の新製品、MacBook Air後継なのか、MacBookの拡大版なのか、何かそういうものが出るというウワサもある。いくらなんでもMacBook Airの13インチはひっぱり過ぎだし、MacBookは少し高価。エントリーユーザー向けの999ドルMacがあってもいいと思うのだが……。招待状にはThere’s more in the making.(作っているものはもっとあります)とあるので、それは『人気のiPhoneの他にiPadもあるよ』ということなのか、『iPadの他にMacBook系もあるよ』ということなのか、気になることではある。
実は、筆者、海外は30カ国ぐらい行っているが、ニューヨークは行ったことがない。初ニューヨーク。
この写真は、筆者が生まれてすぐぐらいの時(1970年ごろ)に彫刻家である父が行って撮ったモノ(をOmoidoriした写真)。中央に見える高いビルは今はなき貿易センタービル。日本では東名高速が出来たばかり、大阪万博をやろうか……という頃に、こんなビルがあったのだから、当時はよほど国力に大きな差があったのだろう。
父曰く、芸術家にとっては非常に魅力的な街だったそうで、家族を呼び寄せて、ニューヨークに住むことも考えたそうです。そうなってると、私は日本にいなかったワケだが……。
この写真の彫刻は、貿易センタービルの下にあったそうで、残念ながらこれらの芸術作品もテロの犠牲になった模様。
ニューヨークといえば、世界最大級のメトロポリタン美術館、グッゲンハイム美術館、NY MoMAなど名だたる美術館もいっぱいある。まさに、アーティストのためのツールでもあるiPad Proを発表するのに相応しい街だといえるだろう。
今回の招待状、人によって表示されている図柄が違うようで、私のとある知人にはこんなAppleマークが来ていた。
なんか、私のは私のイメージだし、この黒いキラキラしたのは彼女のイメージが投影されている気がする。偶然かもしれないが。
Engadgetの矢崎編集長にはこんなのが来ていたそうだ(https://twitter.com/ACCN/status/1052954191776206848)。
また、各メディア、ライターさんに来ていたのを矢崎編集長がとりまとめてくれたのがこちら(https://twitter.com/ACCN/status/1052959146037764096)。
マンガ家の鈴木みそさんには、こんなのが(https://twitter.com/MisoSuzuki/status/1052990870373289984)。
アートな街、ニューヨーク、ブルックリンでのアートな発表会。招待状からしていつもと違う演出がされているのだからかなり力が入ったイベントなのだろう。どんな製品が発表されるのか楽しみだ。フリック!でのレポートを楽しみにお待ちいただきたい。
(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2018年10月号 Vol.84』)
(村上タクタ)
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