はぐれても泣かなくていい。Googleマップが今いる場所をみんなに知らせてくれる
FUNQ
- 2019年01月01日
人が多い場所でもスムーズに待ち合わせ
初詣でにぎわう神社やお寺。人の多さに家族や仲間とはぐれてしまうことも少なくない。電話やメッセージで「じゃあ、後で。入り口で集合」と約束しても、大きな寺社仏閣だと入り口も多いし、よく知らない場所だとそもそもどこが入り口なのか、わからない。
「入り口に大きな木がある……」と場所を説明しても、神社やお寺にはいっぱい大きな木が生えているものだし、大きな木の定義も人それぞれ。結局、待ち合わせに時間がかかったというケースも多い。
そんな時に助けてくれるのが、Googleマップの「現在地情報の共有」機能だ。
Googleマップの機能だから、誰でも無料で活用できる
その名のとおり、自分の現在位置を相手に知らせるこの機能。Googleマップ上に自分のいる場所を表示させることができる。場所がわかれば、あとはそこに向かえばOKだ。もちろん相手が動くとGoogleマップ上の表示も移動するので追いかければいい(合流するなら止まっていて欲しいが)。
使い方は簡単。Googleマップを立ち上げて、【1】自分の現在地を示すブルーの丸をタップする。【2】すると下部に「現在地情報を共有しましょう」と出るのでこちらを選択する。【3】共有する時間を確認、変更。「メッセージ」などで相手に情報を送ろう。
そして送られた相手が、メッセージにある『See my real-time location on Google Maps!』という表示をタップすれば、Googleマップが立ち上がり送信者の現在地が表示されることとなる。
Googleマップなので、アプリがインストールされていれば相手がiPhoneでもAndroidスマホでも構わないのもポイント。スマホを持っていれば、誰とでも現在地情報を共有することができる(Googleアカウントでログイン済みで、それぞれ「位置情報」がオンになっている必要はある)
大きな建物内にあるお店まで表示される
現在地情報は他にも、「○○公園集合する際、その公園が広すぎて出会えない」「待ち合わせに遅れた際、相手に位置を知らせることで安心してもらう」といった時にも便利だ。不慣れな場所や海外など、今いる場所の住所がわからない時に「私はここだよ!」と伝える時にもいいだろう。
また、指定された建物が大きすぎて出会えないという時もあるだろう。例えば東京駅。到着してからどこに行けばいいかわからないことも多い。現在、Googleマップは公共施設など大きな建物内の地図も表示することができる。もちろん、自分の現在地もわかる。方法は簡単。ピンチで拡大していけば、建物内の地図が表示される。もちろんフロアの変更も可能だ。
入っているお店や窓口なども表示されているので、「東京駅内のスタバ」の位置もGoogleマップで把握できるし、そこまでのルートも出すことができる。
日々進化しているGoogleマップ。知らぬ間にかゆいところに手が届く便利な機能が増えている。先にも触れたが、GoogleマップはAndroidスマホユーザーだけでなく、iPhoneユーザーも無料で利用可能だ。
(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年1月号 Vol.87』)
(安井 克至)
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