「やっちまった!」を救済。ついに、FBメッセンジャーに削除機能搭載
flick! 編集部
- 2019年02月06日
『やっちまった!』という経験は誰しもあるはず
同僚に送ろうとした上司の悪口を、直接上司に送ってしまったことはないだろうか? もしくは恋人への愛のささやきを同性に送ってしまったことは? 奥さんに、女友達へのメッセージを送ってしまったなんて人もいるかもしれない。
従来Facebookメッセンジャーには削除機能がなかったので、送ってしまったら、もうどうしようもなかった。筆者も、夜中にやらかしてしまったことがあり、悶々としながら朝を迎えたことがある。
正確に言うと、削除機能はあったのだが、『自分側のだけが消える』という、現実から目をそらすことにしか役に立たない機能だった。
それが、ついに、相手に送ってしまったメッセージも削除できる機能が搭載された。
New Messenger Feature Gives You Ability to Remove Messages for Everyone
(https://messengernews.fb.com/2019/02/05/new-messenger-feature-gives-you-ability-to-remove-messages-for-everyone/)
ただし、消せるのは10分間だけ。そして、もちろん相手が送った瞬間に見てしまったら、意味はないが。
「やっちまったー!!」と思うのは、送信ボタンを押した瞬間なので、役に立つことはあるはずだ。
長押しして削除、『すべての人のスレッドから削除』を選択
削除の方法は、スマホの場合はメッセージを長押しして削除を選択。パソコンの場合はメッセージの横の「…」から削除を選択。
そうすると、『自分向けに削除』するか『すべての人のスレッドから削除』するかという選択肢が出てくるので、もちろん『すべての人のスレッドから削除』を選ぶ。
パソコンの場合は、ご覧のようなメッセージが表示される。
ちなみに、他人が発信したメッセージも削除を選択できるが、自分の画面で消えるだけで、他の人の画面から消すことはできない(つまり、そのメッセージから目を背ける以外の役には立たない)。
削除できるのが10分間だけなのは、会話をログとして残すことを大切だと思っているからだろう(言った言わないで、揉めないように)。約束が消去されては困ってしまうこともある。
ちなみに、『メッセージを削除しました』というメッセージは残るので、完全に証拠隠滅できるワケではない。何かしら、メッセージをした記録は残るのだ。
ともあれ、メッセージを送りなおすことで、人生をやり直す事態を回避できるようになったわけだ。
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(出典:『flick! digital (フリック!デジタル) 2019年2月号 Vol.88』)
(村上タクタ)
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