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iPadでテレワークの効率があがるポイントを徹底紹介

初期の頃と違い、だいぶパソコンに近づいたiPad。MacBookと比べて、どちらを選ぶべきなのか。iPadの得意・不得意、それでも毎日使いたい理由とは?

iPadは現在の仕事を加速してくれる

iPadを使ってみたい、でも、本当に仕事に使えるのだろうかと不安に思う人は多いだろう。発表当初、iPadはエンタメ用のデバイスとして活用されることが多かった。しかしiPad Proをはじめとする新機種が続々と発表され、2020年4月にはトラックパッドつきMagic Keyboardが発売されたことにより、iPadだけで仕事する人も増えてきたようだ。

キーボードを備えた純正ケースも発売されこれまで以上にパソコンのように使えるようになったiPad。用途によってはパソコンより便利な面も多い。

MacBookとiPadについても、差が縮まってきたように見えるが違いは大きい。主な違いはiPadにタッチパネルディスプレイがあること、ApplePencilでの手書きに対応していること、キーボードが外せること、SIMが入れられるため、どこでもインターネットに接続できることだろう。

そうした特性から見えるiPadの魅力は、携帯性と機動力の高さだ。小さなカバンでも持ち運べる、本体の重さが500gと気にならない、開いてすぐネットにつながる、キーボードを取り外して立ったままでも作業できる、バッテリー持ちも10時間、足りなくなったらモバイルバッテリーで簡単に充電可能……と、とにかく取り回しがいい。MicrosoftOfficeのExcelや、Numbersなどのマクロ機能が使えないという問題はあるが、Wordでの書類作成やプレゼンテーションの作成には十分すぎるスペックだ。さらにiPadにしかないアプリケーションも魅力のひとつだろう。タスク管理やマインドマップ、ブレインストーミング用アプリなど、ビジネスにおける企画力と推進力をアップさせてくれるツールが揃っている。

またiPadは他の人に『見せる』のも得意だ。例えば社内の共有クラウドにデータを入れておけば、プレゼンが必要になったときすぐに見せることができる。MacBookと違ってキーボードが取り外せるので、相手にディスプレイを向けるだけでいい。印刷された紙と違い、必要なら数値を変更したり、最新情報にアップデートできるので、取引先に到着するまでに修正できるのも利点だ。

Apple Pencilの存在も見逃せない。この専用スタイラスペンはiPadの機能を最大限に引き出してくれる。しかし使い始めたばかりの人には、特に必要ないと感じる人もいるのではないだろうか。あなたが、普段から手帳やメモ、ホワイトボードを使わないなら、Apple Pencilの使用頻度も少ないと考えてしまうかもしれない。

もし普段、紙のメモやノートを使わない理由が「デジタルに情報をまとめておきたいから」という理由なのであれば、iPadとApple Pencilの組み合わせをぜひ体験して欲しい。このふたつがあれば、詳細を書き込んだ手書きのノートを、他者にすぐに配布、共有できる。さらに紙と違ってデータを劣化させることなく保存することができる。

外部の人間やクライアントに見せる書類なら、PowerPointやKeynoteで見やすいものを作る必要があるだろうが、社内や部署に伝達するために、フローチャートや図が必要ということであれば、手書きの方が断然早い。ミーティング相手と、会話をしながら書き込み、お互い同意しながら進められれば「聞いていなかった」「勘違いしていた」というすれ違いも起こりにくい。iPadには、手書き書類をきれいに作れるアプリも多く、その共有方法も多彩だ。

iPadとパソコンの併用もオススメ

iPadのキーボードはピッチが狭く、MacBookのキーボードと比べると小さい。パソコンをメインで使っている人は慣れるまで少々時間が必要だ。

一般的にMacBookが、集中して作業をする、完成形を作るのに向いているとされる。それに対して、iPadは簡易データの作成、修正、イメージ共有に向いている。iPadをモバイルツールとして持ち歩くことで、仕事のスピードを上げ、決定までの時間を短くできる。

また、机に座って作業するイメージの強いMacBookに対し、iPadは場所を問わず柔軟なスタイルで使える。寝転がっても、ソファに座っても、移動しながらでも使えるのも魅力だろう。自分のスタイルに向いていると判断できた人は、iPadとの生活を考えてみてはどうだろうか。

資金に余裕があるならば、MacBookとiPadを併用するのもオススメだ。自宅と外出先など、場所と作業スタイルに合わせて選ぶか、営業、事務作業、プレゼンなど、その日の仕事内容によって選んでもいい。その際、データはiCloudやDropboxなどのクラウド上に置いておこう。そうすることで、どちらの端末でもシームレスに作業ができるようになる。2デバイスを使いこなすことで、仕事のスピードはさらにアップするはずだ。

iPadが『使える』4つのポイント

キーボードありでもなしでも使える

iPadには、Appleからカバーとキーボードが一体化したSmart KeyboardとMagic Keyboardが用意されている。取り付ければパソコンライクに作業でき、外せばこれまで通りタブレットとしての使える。iPadはどんなシーンでも対応できるデバイスなのだ。

立ったまま使えて携帯しやすい

iPadは、人と『一緒に見る』のに適している。iPadで作成したプレゼンテーションを、そのまま見せれば印刷も不要。テーブルに置いて複数人で書き込んだり、ホワイトボード的に使えて、データをすぐ共有できる。

相手に画面を見せやすい

Apple Pencillやスタイラスペンで、立ったまま使えるのも魅力。屋外でのメモや、簡単なスケッチなど、利用シーンは少なくない。また、11インチまでのサイズなら女性用のカバンにも入るコンパクトさで、毎日持ち運んでも負担にならない。

パソコンのように機器を繋げる

iPad Proの場合はUSB-C、それ以外はLightning用のアダプターを使うことで、周辺機器と繋げられる。大画面に映像を映すためのHDMI出力、SD カード・USBメモリーも読み込める。

iPadとパソコンの得意・不得意を徹底比較

重さ

【iPad】ペットボトル1本分毎日持ち歩ける軽さ

キーボードなしの状態であれば、500mlペットボトル約1本分。出がけにパソコンを持ち歩くかどうか考えなくてもOK。プライベートな外出でも、負担にならない程よいサイズだ。

【パソコン】ペットボトル2本分

やや重量が気になる作業としてできることが多い反面、やや重くなりがちなパソコン。500mlペットボトル約2本分と、電源アダプターの重さを入れると、荷物としてはやや負担になってしまう。

通信の容易さ

【iPad】SIMを入れればどこでもネット可

本体にSIMを内蔵することができるセルラーモデルを選んでおけば、外出先でも、海でも山でもインターネットが使える。海外旅行でも対応可能なので機動力が高くなる。

【パソコン】Wi-Fiまたは優先のネット回線が必要

Windows 端末にはSIM を挿せるモデルもあるが、現在のところMacBook は入れられないためWi-Fi か有線回線が必須。モバイルユースだと、電波を捕まえるまで手間がかかってしまう。

対応書類データ

【iPad】Officeは使えるがマクロには非対応

Microsoft のOffice 365やGoogleドキュメント、Apple ユーザーなら無料で使えるNumbers やPadges もアプリやWeb ブラウザ上で使えるが、今のところマクロには対応していいない。

【パソコン】どんな書類でも作成・修正できる

特に利用できない書類はない。Office 365のExcelなどで、マクロを多用した書類を、日常的に使う機会が多いのであれば、iPadよりもMacBook で作業したほうがいいのだろう。

操作方法

【iPad】画面に直接タップキーボードもOK

画面を直接触れるiPad は、Apple Pencill や指を使った手書きが可能で、パソコンで使うキーボードやマウスと併用することができる。Magic Keyboardならトラックパッドも使用可能。

【パソコン】操作はKeyboardとトラックパッド

画面に触れないため、キーボードとトラックパッドでの操作のみ。iPad に比べて、キーボードのピッチが広いため、タイピングしやすい。また、ショートカットキーが豊富だ。

※この記事は2020年9月20日発売の『はじめてのiPad超活用術』からの抜粋で、iPadOS 13のインストールされたiPadを対象に書かれています。

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