iPhone 6/6 Plus|歴代iPhone名鑑
flick! 編集部
- 2020年12月17日
INDEX
4.7インチと5.5インチに大画面化した「iPhone 6/6 Plus」
大画面化を求める声は、以前からあったし、Androidスマホにおけるディスプレイ大型化の勢いは留まるところを知らなかったため、いずれはiPhoneも大型化されると予想されていた。
iPhoneが大画面化を避ける理由のひとつに手で持ちづらくなることもあるだろうし、画面サイズの多様化が、アプリ開発を複雑にするのを避けたい、という意図もあると思われていた。Androidの場合、多種多様な大きさ、縦横比の画面が使われており、そのフラグメンテーションが開発上のネックになっている。
アップルの提案は2種類の画面を追加することだった。
ひとつは5より全体的にひとまわり大きな4.7インチ。もうひとつはだいぶ大きくて、RetinaだがフルHD解像度の1,920×1,080の5.5インチ。結果として2種類増え、6s/6s Plus、7/7 Plus、8/8 Plusと4世代に渡ってこのサイズを運用できているのだから、よい選択だったのだと思う。
iPhone 6/6 Plusの特長
・ひとつは1,334×750の4.7インチ
・もうひとつは1,920×1,080の5.5インチ
・Apple Pay対応(日本仕様非対応)
iPhone 6 スペック
発売日 | 2014年9月19日 |
発売時のOS | iOS 8.0 |
最終対応OS | 最新OSにアップデート可能 |
CPU | Apple A8 デュアルコア1.4GHz |
ストレージ | 16/32/64/128GB |
ディスプレイ | 1,334×750ピクセル 326ppi |
バッテリー | 1,810mAh |
通信 | LTE |
アウトカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 120万画素 |
サイズ | 138.1×67.0×6.9mm |
重さ | 129g |
iPhone 6 Plus スペック
発売日 | 2014年9月19日 |
発売時のOS | iOS 8.0 |
最終対応OS | 最新OSにアップデート可能 |
CPU | Apple A8 デュアルコア1.4GHz |
ストレージ | 16/64/128GB |
ディスプレイ | 1,920×1,080ピクセル 401ppi |
バッテリー | 2,915mAh |
通信 | LTE |
アウトカメラ | 800万画素 |
インカメラ | 120万画素 |
サイズ | 158.1×77.8×7.1mm |
重さ | 172g |
iPhone 6/6 Plusが登場した2014年
IoT、メイカーズ。さらにムーブメントは広がった
『工業製品』を作るのは大企業の特権だったが、それを覆す動きが出てきた。makersムーブメントだ。
コンピューティングの進歩は3Dプリンターや、ワンボードマイコンを産み出した。図面を引いて3Dプリンターで出力し、さらにArduinoのようなコンピュータを組み込み、別途プログラムをインストールすれば、簡単なプロダクトなら作れるようになった。
同じような流れで、すべてのものをインターネットに連携させるIoTという考え方もある。
コンピューティングの進化が、モノづくりの楽しみを大企業から奪い返してくれたのかもしれない。
大画面化して、スマホを落とすリスクが増しているからか、バンカーリングが流行した。
Makersの時に話題になったワンボードマイコンArduino。自作IoTデバイスの役に立つ。
Macなどの上で書いたプログラムを、Arduinoにインストールして動かす。
ドローンで知られるDJIの高精度スタビライザー。iPhoneを取り付けて撮れるタイプもある。絵が非常に安定する。
クラウドファンディングのKickstarterで資金を集めたスマートウォッチのpebble。再生を止めたりできる。
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