安全、安心、使いやすい! 子供のiPhoneをカッチリ設定するのは親の義務
- 2021年12月23日
3.メディカルIDと、緊急連絡先は必ず
みなさんは、ご自身のメディカルIDと、緊急連絡先は設定されているだろうか?
子供が親元を離れて出かけている時、万が一の事故にあったりした時に、メディカルIDと緊急連絡先を入れておいたことが危地を救うかもしれない。かならず設定しておこう。今のところ、医療機関などがこれを確認したという話は聞いたことがないが、役立つ可能性はある。
アレルギーがあるお子さんの場合は、ここに詳細を入力しておくと、緊急時に説明するのにも役に立つ。
また、緊急連絡先への通信は、iPhoneを握るようにサイドボタンとボリュームボタンを押せばかかるので、設定して子供にキチンと説明しておこう。万が一の時に、連絡がつけやすくなるはずだ。
4.アプリの購入と、インストールは必ず制御
子供が勝手に課金して……と被害者のような顔をする人がいるが、それは親のデバイスの管理能力不足というものである。
子供が小さいうちには、アプリを追加できないように設定しておいてもいいし、あるていど大きくなったら、購入の申請をできるようにすればいい。どういうアプリなら買ってあげるのか話し合っておくこと。とりわけ、アプリ内課金については制限して、よく話しておこう。
親のデバイス側からファミリー共有で子供のアカウントを開いて、『承認と購入のリクエスト』をオンに。すると、子供のiPhoneでアプリを買おうとすると保護者に『承認をリクエスト』するように表示が出るようになる。
子供がリクエストすると、親のiPhone側に、通知が来るので、承認したり却下したりできる。これも、承認や却下のボタンをタップするだけでなく、その理由をちゃんとコミュニケーションすること。
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PROFILE
flick! / 編集長
村上 タクタ
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。
デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。