大容量モバイルバッテリーおすすめ12選!用途に合わせた容量の選び方
FUNQスタッフ
- 2022年12月29日
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大容量モバイルバッテリーがあれば、スマホやタブレットどころかノートパソコンだって充電可能です。
外出先で仕事をする方、出張や旅行が多い方、家族全員分のスマホを出先で充電するなら入手しておきたいアイテムでしょう。
そこで今回は、大容量モバイルバッテリーの選び方や、おすすめのメーカー、商品などを紹介させていただきます。
大容量モバイルバッテリーのおすすめ12選【容量別】
大容量モバイルバッテリーを容量別にご紹介します。
10000mAh
■Anker PowerCore Fusion 10000
AnkerのPowerCore Fusion 10000は、コンセントを内蔵した高速充電対応の大容量モバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーと充電器の2つの役目を果たし、PowerCore Fusion 10000自体もコンセントから充電できます。
コンセントの少ない宿泊先などでも役立つので、出張の多い方、旅先での再充電を考えている方におすすめです。
・容量(mAh):9700mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-A 出力:5V=2.4A USB-C 出力:5V=3A / 9V=2.22A
合計最大出力はUSB-Cポート単体充電時で20W、2ポート同時充電時で15W
・サイズ 約82 × 82 × 35mm
・重さ 約278g
■Anker PowerCore III 10000 Wireless
PowerCore III 10000 Wirelessは、高速充電とワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーです。
高機能の割には軽く、薄くて持ち運びしやすい点でおすすめです。
MagSafeには対応していないのでiPhoneと吸着させることはできませんが、重ねれば充電はできます。
・容量(mAh):10000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-C入力: 5V=3A / 9V=2A (最大18W) USB-C出力: 5V=3A / 9V=2A (最大18W)
USB-A出力:5-6V=3A / 6-9V=2A / 9-12V = 1.5A (最大18W)ワイヤレス出力:5W / 7.5W / 10W
合計最大出力:20W
・サイズ 約82 × 82 × 35mm
・重さ 約278g
■エレコム モバイルバッテリー EC-C02BK
エレコムのEC-C02BKはPDに対応したモバイルバッテリーで、マグネットを搭載しておりMagSafe対応のiPhoneの背面に吸着できます。
ワイヤレス充電対応ではないですが、背面に吸着できる利便性、コスパの良さが光る製品です。
短いケーブルを使うことに抵抗がないのであれば、ワイヤレス充電とMagSafeの両方に対応したモバイルバッテリーより格段に安いです。
・容量(mAh):10000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-Cは5V/9V、USB-Aは5V
・サイズ 約74mm×奥行約22mm×高さ約146mm
・重さ 274g
20000mAh~30000mAh
■Anker PowerCore Essential 20000 PD
AnkerのPowerCore Essential 20000はPDに対応した20000mAhのモバイルバッテリーの中では非常に軽く持ち運びに便利です。
サイズ感もスマホとほぼ同じくらいなので、衣服のポケットに忍ばせる事も可能です。
・容量(mAh):20000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-C出力:5V=3A / 9V=2.22A USB-A出力:5-6V=3A、6-9V=2A、9-12V=1.5A
合計出力は最大20W (USB-Cポート単体での充電時)、18W (USB-Aポート単体での充電時)、15W (2ポート同時充電時)
・サイズ 約158 x 74 x 19mm
・重さ 約346g
■エレコム モバイルバッテリー DE-C34-20000BK
エレコムのDE-C34-20000BKはPDに対応した20000mAhのモバイルバッテリーです。
上記で紹介したAnker製のAnker PowerCore Essential 20000 PDと比べると重くて分厚いですが、3分の2程度の価格で手に入るため、コスパの面で優れています。
・容量(mAh):20000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-C出力:USB Type-C(TM)(USB-C(TM))は5V/9V/12V、USB-Aは5
・サイズ 幅約75mm×奥行約27.6mm×高さ約150mm
・重さ 約435g
■Anker 737 Power Bank
Anker 737 Power Bankは最大140wの超高出力に対応したモバイルバッテリーです。
スマホでは持て余す出力ですが、タブレットやノートパソコンを急速充電したい時に役立ちます。容量のわりにコンパクトである点も高評価です。
・容量(mAh):24000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-C:5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A / 28V = 5A (MAX140W)
USB-A:5V = 3A / 9V = 2A / 12V = 1.5A (MAX18W)
・サイズ 幅156 × 55 × 49 mm
・重さ 約632g
40000mAa~50000mAh
■Anker 347 Power Bank
Anker 347 Power Bankは、Ankerのモバイルバッテリーの中でも最大容量となる製品です。
USB-CとUSB-Aをそれぞれ2ポート搭載し、急速充電にも対応している点、Ankerならではの安全性の高さが魅力的です。
・容量(mAh):40000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-C出力:5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (MAX 30W)、USB-A出力:5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A (MAX18W)、合計出力:5V=6A (各ポートMAX 30W)
・サイズ 約 167 x 85 x 46 mm
・重さ 約898g
■X-DNENG:ソーラーモバイルバッテリー
X-DNENGのソーラーモバイルバッテリーは、その名前の通り内蔵のソーラーパネルで充電できるのが最大の魅力です。
高速充電には対応していませんが、安価でPSE認証もされています。
・容量(mAh):40000mAh
・端子 Lightning/MicroUSB/Type-C
・電圧 5V/3A
・サイズ 約17.5 x 3 x 8.5 cm
・重さ 620g
大容量モバイルバッテリー【軽量】
■Anker PowerCore 10000
PowerCore 10000は、10000mAhのモバイルバッテリーとしては最軽量&最小クラスとなっており、薄くて軽いのが最大の魅力です。
PD(高速充電)には対応していませんが、価格も安く手頃な製品です。
・容量(mAh):10000mAh
・端子 USB-A
・電圧 5V=2.4A
・サイズ 約92 x 60 x 22mm 重さ:180g
■エレコム モバイルバッテリー 10000mAh EC-C03BK
EC-C03BKはPDに対応した10000mAhクラスのモバイルバッテリーであり、USBポートも2つ(USB-C、USB-A)搭載しています。
先に紹介したAnkerのPowerCore 10000より50gほど重くて大きいですが、急速充電に対応している点とポート数で勝っています。
・容量(mAh):10000mAh
・端子 USB-C、USB-A
・電圧 USB-Cは5V/9V、USB-Aは5V
・サイズ 1.5 x 7.3 x 14.1cm
・重さ 233g
■Belkin モバイルバッテリー BPB011btBL
BelkinのBPB011btBLはとにかく薄く、厚さが7.9mmしかありません。
そのためスーツの裏ポケットに忍ばせたり、バッグのちょっとした隙間に収納できるのが最大のメリットです。
急速充電には対応していませんが、とにかく薄いモバイルバッテリーを探している方におすすめです。
・容量(mAh):10000mAh
・端子 USB-A、USB-C
・電圧 5V / 2.4A
・サイズ 13.34 x 0.79 x 4.22 cm
・重さ 約250g
■Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
Anker 622 Magnetic Batteryは、MagSafe対応のiPhone専用ともいうべきモバイルバッテリーです。
MagSafeでiPhoneの背面にピッタリくっついた状態でも背面カメラの邪魔をせず撮影することができます。
そのため、iPhoneでの動画撮影などでバッテリーが無くなってしまう方にぴったりのモバイルバッテリーといえるでしょう。
・容量(mAh):5000mAh
・端子 USB-C、ワイヤレス充電
・電圧 USB-C出力 5V=2.4A(MAX12W) ワイヤレス出力 5W / 7.5W
・サイズ 約 111 x 66 x 11.5 mm
・重さ 132g
モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーは、持ち運び可能なスマホやタブレットなどを充電できる電気機器であり、USB-CかUSB-Aの端子を持つものが一般的です。
リチウムイオン電池を採用しているものが多く、コンセントやパソコンなどから給電すれば、再蓄電が可能であり、300~500回程度のフル充電が寿命といわれています。
製品によってバッテリー容量や重さ、大きさ、対応している電力電流が違うので、見た目や値段がまちまちであるため、製品選びに迷う方も多いかも知れません。
モバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーを選ぶ上では今から紹介する7つの事をチェックすれば、失敗しないでしょう。
どれも重要な項目ですが、すべてが高性能である必要なく、自分に合ったものを選ぶのがベストです。
バッテリー容量
バッテリー容量は、どれだけ蓄電しているかを表すものであり、沢山あればあるほど便利ですが、容量が増えるに従って本体も大型化し、重くなる傾向にあります。
そのためモバイルバッテリーで何を何回充電したいのか考えて、必要な容量を見極めましょう。
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアパワー)で表記されていることが多く、スマホやタブレットも同様の表記がされているので必要量は確認しやすいでしょう。
ノートパソコンの場合は、機種によって様々ですが、whで記載されている場合は、wh×1000=mahとなります。(たとえば20whなら20×1000となるので20000mAhです。)
参考までにiPhoneやiPad、MacBookのバッテリー容量は以下となっています。
iPhoneのバッテリー容量 | 最新・高性能機種は4000mAh前後 スタンダードな機種は3500mAh前後 iPhoneSEや古い機種は2000mAh前後 |
iPadのバッテリー容量 | iPad miniは5000mAh前後 iPad Pro(12.9インチ)は10000mAh前後 iPad Pro(11インチ)やiPad Airは8000mAh前後 |
MacBookのバッテリー容量 | 10000mAh前後 |
基本的に画面が大きい端末ほど電力消費が激しく、それに従ってバッテリー容量も増えていきます。
iPhone、iPad、MacBookをそれぞれ最低でも1回ずつ充電したいなら30000mAh以上は必要ですし、MacBookを長時間利用するなら40000mAhや50000mAhあると安心でしょう。
一方でiPhoneだけを充電するなら、最新機種を5回充電しても20000mAhで足りるので、超大容量なものは必要としません。
出力電流
出力電流は見逃しやすいので注意しましょう。
スマホは0.5Aから充電できますが、タブレットやノートパソコンは大抵1.5Aからでないと充電できません。
モバイルバッテリーは1Aのものと、2Aや3Aのものがあるので、タブレットやノートパソコンを充電したい方は2Aか3Aのものを選べば大丈夫です。
大容量バッテリーの場合はタブレットやノートパソコンへの給電を見越して、2Aや3Aのものが多いです。
Qi規格に対応しているか
Qi規格とはワイヤレス充電の規格であり、一般的にはスマホをケーブルなしで充電するのに使われています。
スマホ側が対応している機種であれば、Qi規格に対応したモバイルバッテリーでワイヤレス充電が可能です。
iPhoneの場合はiPhone12以降で対応しており、Qi規格だけでなくMagSafeというマグネットを利用したワイヤレス充電の独自規格に対応しています。
MagSafeを使えば、iPhoneの背面にモバイルバッテリーを吸着できるので便利ですが、大型のモバイルバッテリーになると重いので吸着させる意味がないため、採用されている機器はほとんどありません。
急速充電に対応しているか
急速充電に対応していれば、端末を素早く充電することができます。
一般的な急速充電規格の出力は以下の通りです。
USB3.x | 最大4.5W |
Quick Charge | バージョン1.0 最大10W バージョン2.0 最大18W バージョン3.0 最大18W バージョン4.0 最大27W |
PD(Power Delivery) | 最大100W |
スマホやタブレットで採用されているのは、Quick ChargeかPDですが、iPhone(iPhone8以降)やGooglePixelなどはPDにしか対応していません。
自分のスマホが両方に対応しているならPDをおすすめします。友人や家族がiPhoneユーザーだった場合も急速充電できるからです。
持ち運びやすさ
モバイルバッテリーは製品によって重さ、形、大きさが違うのでチェックしておきましょう。
基本的に容量が増えるほど重く大きくなっていきますが、メーカーによって多少の差があるため、確認しておくべきです。
特に大容量のものは重いので、少しでも軽いほうが持ち運びには便利です。
USBポート数
USBのポート数は、同時にいくつの機器を充電できるかが変わってくるので確認しましょう。
特にUSB-AとUSB-Cでは端子の形が違うため、両方に対応しているモバイルバッテリーの方が広く活躍します。
大容量バッテリーの場合は2ポートから4ポートほどが主流となっていますが、軽量のものは1ポートから2ポートのものが殆どです。
PSEマークが付いているか
PSEマークのPSEとは「Product+Safety+Electrical appliance & materials」の略称であり、PSEマークが付いているものは、電気用品安全法の基準をクリアしていることを示します。
PSEマークは国内で流通している殆どの電気製品で記載されているため、PSEマークがついているから安全というより、PSEマークが付いていない海外製品は安心できないという考えが一般的です。
モバイルバッテリー主要メーカー
ここではモバイルバッテリーの主要メーカーをご紹介します。
Anker
AnkerはGoogleで勤務していたスティーブ・ヤンが2011年に設立した中国深センに本社をおく企業です。
モバイルバッテリーでは最も有名なメーカーであり、高品質で安く安全性も高いと高評価を得ています。
特にAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどのインターネット通販での流通が大きく、知っている方も多いでしょう。
エレコム(elecom)
エレコムは大阪に本社を置く日本の企業であり、1986年に設立されました。古くからパソコンやスマホの周辺機器を販売している事でも知られています。
安くて高性能なものが多く、バリエーションも豊富なので、Ankerと並んで人気があります。
マウスやキーボードではトップシェアを誇っていて、安全性と安さから多くの会社オフィスで採用されており、馴染みのある方には使いやすいかもしれません。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは、リチウムイオン電池式のモバイルバッテリーに関しては撤退、生産中止しているようですが、乾電池式のモバイルバッテリーは今も発売しており、人気があります。
同社のeneloop(充電式ニッケル水素電池)を利用するため、ストックしているeneloopの分だけ充電できる、乾電池式の電気家電にも使えるなどの点で優れています。
ただしモバイルバッテリーとしては重く、充電速度も遅い点には注意しましょう。
大容量モバイルバッテリーで外出先でもフル充電
大容量モバイルバッテリーを1つ持っているだけで、スマホやタブレットのバッテリー残量で困ることなく、外出先で使用できるのでとても便利です。
自分にぴったりなモバイルバッテリーを入手して快適なガジェットライフを過ごしましょう。
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PROFILE
「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。