「大滝山荘」北アルプスの山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし！

北アルプス一の静かな環境

かつて鍋冠山から大滝山を経て徳沢に下り、さらに上高地から中尾峠を越え、岐阜県中尾に通じる飛騨新道が使われていた。その街道筋にあたるのがこの大滝山荘。1932年ごろ中村喜代三郎氏が三郷の住民から譲り受けたのが始まり。蝶ヶ岳ヒュッテとは同経営の山小屋で、夏の約2カ月のみ期間営業している。

蝶ヶ岳から徳本峠へ通じる縦走路の途上にあり、歴史の道といえる安曇野側から鍋冠山を越えるルートも通じている。

ちょっとドキッとする看板だが、これも自然味あふれた場所の証拠。

昔ながらの素朴な看板からも、北アルプスの静かな山域であることが伝わってくる。

小屋周辺は静かな森の雰囲気を満喫できる。おとぎ話に出てきそうな神秘的な池も多い。

「大滝山荘（おおたきさんそう）」の基本情報

設備

テント場：あり
水場：なし
個室：なし
自炊室：なし
乾燥室：なし
お風呂：なし
生ビール：なし

営業期間

7月下旬～9月下旬

収容人数

30人

標高

2,614m

宿泊料金

1泊2食：9,000円
素泊まり：6,000円
お弁当：1,000円

連絡先

0263-58-2210
https://chougatake.com/ootaki/

※2018年2月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。