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「蝶ヶ岳ヒュッテ」北アルプスの山小屋完全ガイド

登山者にとって快適な山歩きを楽しむための心強い味方、山小屋。館内施設や食事、成り立ちや売店メニューなど、山小屋の膨大な情報を集約しているので、山行計画に役立つこと間違いなし!

槍・穂高の眺望抜群

南北に長い稜線が延びる蝶ヶ岳の最高地点である長塀(ながかべ)ノ頭。そこから200m北側の主稜線上に建つ。周辺は森林限界を越えたハイマツ帯で、槍・穂高連峰の展望地として知られている。

小屋からほど近い「瞑想の丘」には方位盤があり、朝夕の感動的なシーンを見ることができる。小屋の周辺にはお花畑や池が点在し、女性登山者に絶大な人気を誇っているのも特徴だ。

蝶ヶ岳は、安曇野側の三股や梓川側の横尾や徳沢、稜線続きで常念岳や徳本峠方面と登山道が十字路に交じり、アプローチは多岐にわたる。プランニングにその時々で変化を付けられるので、リピーターも多い。

蝶ヶ岳ヒュッテの設立は1958年、故中村義親氏による。現在の蝶ヶ岳ヒュッテのオーナー神谷圭子さんは二代目。父、中村義親氏の跡を継いで、女性のオーナーとして活躍している。山小屋で販売されているお土産や更衣室などは、女性ならではの心遣いからきているようだ。

同経営の姉妹小屋として、2時間ほど離れた場所に大滝山荘があり、こちらの営業期間は夏山シーズンのみになっている。

蝶ヶ岳ヒュッテの2大特徴

蝶ヶ岳ヒュッテ最大の魅力は、小屋周辺から眺める槍・穂高連峰の景観だ。これだけのスケールの山岳景観は、ほかでは絶対に見ることができない。ビールを片手にこの景色を堪能するのは、人生の喜びのひとときとさえいえる。

蝶ヶ岳ヒュッテでは、稜線の厳しい環境だからこそ、利用できるものは利用する。小屋の周辺に設置されたいくつもの貯水タンクは雨水を蓄えるためのもの。風力や太陽光発電など自然エネルギーの利用もそうした姿勢の一環である。環境に優しくすることは、自然に対するお返しの意味もあるのだろう。

No.1 槍・穂高の大パノラマ

蝶ヶ岳は槍・穂高連峰の展望台として人気がある。前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、大キレットを経て南岳から槍ヶ岳へと稜線が連なる大パノラマを満喫しよう。小屋からすぐの「瞑想の丘」からがオススメのビューポイント。

No.2 自然エネルギーの積極利用

風の強い蝶ヶ岳の特徴を利用して設置された風力発電設備。

こちらは太陽光発電設備。風力発電と合わせて日中の電力や常夜灯をまかなっている。環境にやさしい自然エネルギーを利用することで、発電機の運転時間を少なくできる。

館内施設

薪ストーブのある談話室

消灯時間まで談笑したり、お酒を嗜んだりできるくつろぎのスペース。書棚があるほか、奥には薪ストーブもある。

素泊まり派もうれしい自炊場

素泊まりの宿泊者が炊事・調理ができるスペース。玄関先の土間に設けられており、雨の日などはとくにうれしい。

困ったときは診療所へ

夏山シーズン中、名古屋市立大学医学部の診療所が開設される。万一のときには心強い存在だ。

公衆電話

衛星公衆電話があり、携帯電話がつながらない場合でも、自宅などとの連絡がつけられる。

AED設置

心肺停止状態となった緊急時に役立つAED(自動体外式除細動器)が設置されている。

食事

朝食

メインには鮭と卵焼き。サイドメニューとして、山菜やひじき煮、きんぴらなどのほか海苔も添えられる。デザートのオレンジもうれしい。

夕食

食事の一例。どーんとトンカツが盛りつけられ、温野菜やゴボウの煮付け、海藻サラダ、漬物がそれを取り囲む。ご飯と味噌汁もおいしい。

お土産・売店

受付も兼ねたカウンター形式の売店。グッズ類の販売のほか、軽食も注文できる。グッズで人気なのはシンプルなデザインが特徴のスタッフバッグ。3サイズあり、値段も600円からと手ごろ。

部屋

相部屋は上下二段に別れたスペースで、足元から出入りできる。床は畳敷になっている。

ウッディな壁に囲まれた雰囲気が落ち着く畳敷の個室もある。こちらの利用には予約が必要。

洗面所・トイレ

いずれも1階にある。トイレは環境対応で、管理のために使用後にチェックカードに記載が必要。稜線の小屋のため水が貴重なので、使用は必要最小限に。

テント場

ヒュッテから一段上がったすぐのところにある。トイレは、ヒュッテの東側に建つ別棟を利用する。

DATA
設営数:30張
利用料:700円/人
水場:小屋(200円/L)
小屋からの時間:すぐ
地面:固めの土
トイレ:あり

「蝶ヶ岳ヒュッテ(ちょうがたけひゅって)」の基本情報

設備

テント場:あり
水場:あり
個室:あり
自炊室:あり
乾燥室:あり
お風呂:なし
生ビール:あり

営業期間

4月下旬〜11月初旬

電話・電波

ドコモ:良好
au:不安定
ソフトバンク:通話不可
公衆電話:あり

収容人数

200人

標高

2,668m

宿泊料金

1泊2食:9,500円
素泊まり:6,500円
お弁当:1,000円

連絡先

090-1056-3455
https://chougatake.com

※2018年2月現在の情報です。営業時間や定休日などは変更となる場合がございますので、お出かけ前にご確認ください。

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PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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