
【兵庫県豊岡市|竹野海岸】透き通る海を高台から眺める/音と緑と街との関係 from ototabito #4-2

Keishi Tanaka
- 2025年04月21日
ランドネ本誌で連載を続けるミュージシャンのKeishi Tanakaさん。2024年6月から、連載のシーズン3として「音と緑と街との関係」をスタート。本誌ではKeishiさん本人とその街との関係について読むことができます。そして、こちらのWEB版ではさらにおすすめのスポットを3回に分けて紹介してもらいます。
Keishi Tanakaさんの連載が掲載されている最新号は、こちら!
>>>『ランドネNo.139 5月号』
透き通る海を高台から眺める
豊岡駅から北に移動し、全国的にも有名な城崎温泉を越えると日本海が見えてくる。竹野というエリアである。もちろん天候にもよるとは思うが、僕が何度か訪れたその日は、いつも穏やかな海が広がっていた。

日本海のイメージがひっくり返るほど、竹野の海は美しい。一度だけ地元の人の船に乗せてもらったのだが、波はほとんどなく、どこまででも行けそうな錯覚におちいるほどだった。
そんな美しい海をバックに、歌ってみようという話になった。その時の映像を貼っておく。マイクもスピーカーもない、完全アンプラグドのライブ映像である。
Breath
https://youtu.be/xkwmtlOCS54?si=NXrvcoyPuWWZO05t

そんな美しい竹野の海岸からすぐのところに、「ひととまる」というゲストハウスがある。竹野の美しさに魅了された家族が営む素敵な宿である。

1階は宿泊者以外も利用できるカフェバーになっていて、壁には本がズラリと並んでいる。こちらの空間では、この街に住むことを決めたオーナー家族への賛歌を歌った。
あこがれ
https://youtu.be/pgFulsD2L3M?si=JKE8KIvaxOCaBByD

ジャジャ山公園を10分ほど歩くと、海と住宅が一望できる。僕のお気に入りの場所。冒頭の1枚目がその景色である。
そして、あずま屋で撮られた写真を見て思い出したのだが、ここでも僕はギターを弾いている。ライブ映像を撮影した時と、写真を撮ってもらった時は別の日だ。どうやら僕は竹野を歩くと歌いたくなる性分のようだ。

竹野海岸
https://www.takeno-kanko.com/
ototabito(オトタビト)
音楽をきっかけとした、自然と街、そこで暮す人たちと出会うアウトドア旅を提案。アーティストが、自身の音楽とつながりのある街と思い出の場所を紹介します。https://funq.jp/randonnee/ototabito
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。バンド編成と弾き語りでライブ活動を続ける。1月29日にニューアルバム「Like A Diary」をリリースし、リリースツアーの真っ只中。東京は5月31日に下北沢の教会で。 https://keishitanaka.com/
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PROFILE

ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。
https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。
https://keishitanaka.com/