
見た目も味も楽しい「山手巻き寿司」|Goma流!山のふもとの食材を使ったレシピ

ランドネ 編集部
- 2025年07月03日
里山で息づく野菜や山菜、蜂の生む完熟ハチミツなど、山のふもとには恵みの食材があります。自然のリズムと暮らしをつなぐ“ふもと食材”。そこに宿る力強さと優しさを、山でも家でも、Goma流レシピで味わってみませんか?
<教えてくれたのは>
料理創作ユニット Goma(ごま)
アラキミカ、中村亮子からなる料理創作ユニット。
「食」をテーマに自由で新しい料理活動を目指す。フード提案から雑貨のデザイン、イラストまでこなし、さまざまな媒体で作品を発表するほか、ワークショップを開催するなど多彩なフィールドで活動中。著書は『かんたん かわいい だいすき クッキング』シリーズ(あかね書房)など www.gommette.com
Instagram:@gomatokyo
山の上でワイワイとにぎやかに食べて!「山手巻き寿司」
手巻き寿司は昭和46年、築地の寿司店で「若い人にも気軽に寿司を楽しんでもらいたい」との想いから生まれたのだそう。そんな背景を知ると、手巻き寿司を作る手に、さらに温かい気持ちが宿ります。酢飯の酸味が、山歩きで疲れたときにもすっと食べやすい。酢に含まれるクエン酸が、疲労をやわらげてくれるのもうれしいところ。売店などで手に入る、好きな具材をのせて三角にたためば、山型の手巻き寿司に。見た目も味も楽しい山ごはんです。酢飯は痛みにくいため、あまっても持ち帰りやすくて安心です。
材料
ご飯……1合分(メスティンで炊いたもの)
すしの子…… 大さじ1
海苔…… 適量
具材
錦糸卵、大葉、ミョウガ、新生姜、 魚の甘露煮、エビとクルミの佃煮、 お漬物など
地元食材
代用:わりとなんでもOK!
作り方
1. メスティンでご飯を炊く。(Point1)
2. すしのこを加えて酢飯にする。
3. 海苔をあぶる。(Point2)
4. 具材を揃えて、巻いて食べる。
Point1
火のとおりが全体に行き渡るようにパ ットの使用がオススメ
Point2
海苔を火であぶると香りが立ち、パリッとした食感になる
メスティン炊飯
<材料>
お米…… 1 合(軽量カップで180cc )
水…… 220㎖(無洗米なら230㎖ )
<作り方>
1. お米をとぎ、水を加えて30分以上浸す。
2. 強火にかけて沸騰したらとろ火にして吹きこぼれないようフタに重しをしながら10~12分加熱する。
3. 布などに巻いてひっくり返して 10分蒸らす。
\ランドネ 2025年8月号のご購入はコチラ/
6月23日(月)発売の『ランドネ8月号』では、料理創作ユニット Goma(ごま)さんによる地元食材をつかったレシピが掲載されています!土地の味を知れば、山がもっと好きになる。山頂でつくる山ごはんの参考にしてみてはいかがでしょうか。
SHARE
PROFILE

ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。