
雨の週末に読みたい!山への思いを高めてくれる、とっておきの2冊

Mt.ランドネメンバー
- 2025年06月30日
雨の合間にさす日差しが、木々の緑をいっそう濃くするこの季節。山に咲く花や、静かな森の音――いまならではの表情に出会いたくて、ふと山を思う日が増えてきます。Mt.ランドネのメンバーが、それぞれの視点で見つけた「山や自然の楽しみかた」をお届けします。
山に行けない週末は本の旅を
梅雨の季節になり、雨の週末が増えてきました。毎週のように山へ行っている私ですが、雨のなかでも歩きたいというほどの強い心は持っておらず、この季節はおとなしく家ですごすことにしています。
そんな雨の日の一番好きなすごし方は読書。さまざまなジャンルの本を読みますが、なかでも山について書かれた本は、次の山旅にむけた気持ちを高めてくれるのでよく読みます。山岳小説や山の歴史など、山にまつわる本はたくさんありますが、この季節に読みたくなるのは、やっぱり夏山シーズンの参考になる本。
梅雨が明けたらどこへ行こう――。今回は、そんな山への思いをよりいっそう深めてくれる本を2冊ご紹介します。
夏山にむけたおすすめの本2冊
左)北アルプス テントを背中に山の旅へ(高橋庄太郎 著)
夏が近づくと毎年必ず読み返している一冊。北アルプスの主要な山について、行程や注意点・山のトピックスが紹介されています。夏に行く山は、この本を参考に決めることが多いです。
右)山小屋の灯(小林百合子 著・野川かさね 写真)
山小屋とそこで働く人たちへの思いを綴ったエッセイ。なぜ山小屋という存在がこんなにも魅力的なのか、その理由を垣間見ることができます。泊まってみたい山小屋がみつかる一冊です。
本を片手に次の山旅へ思いを馳せる時間は、雨の日の特権かもしれません。気になった方はぜひ手に取って、夏の山旅のヒントにしていただけたらうれしいです。
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PROFILE

Mt.ランドネメンバー
山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。
山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。