水遊びの後やキャンプごはんにも!世界を味覚で旅できる「サーフスープ」が話題
ランドネ 編集部
- 2021年10月05日
サーフィンの聖地として名高い世界各国の土地で愛される、伝統的なスープをサーファー向けにアレンジした「サーフスープ」をご存知ですか?海上がりの心と身体を癒すだけでなく、水遊びの後やキャンプごはんといったアウトドアにも持っていきたい1食として注目されています。
世界のサーフスポットで愛されるスープ
サーフィン専門メディア「NALU」とタッグを組み、サーファーのための「サーフスープ」を完成させたのは、「IT×飲食」というコンセプトを掲げ、食に関する新たな分野を切り開いてきた会社welycoの総料理長である花輪翼さん。以前はサーフィンに親しんでいたそうで、サーファーならではの独特な感性を理解する人物です。10年以上に食に関わってきた彼がレシピを考え、よりサーファーの気分にフィットする味を追求。世界のサーフスポットから厳選した全5種類のスープには、それぞれ強いこだわりが詰まっているんです。
開発に関わった総料理長・花輪翼さんの想いとは
「サーフィンをコンセプトにしたスープは、おそらく日本で初めて。世界のサーフスポットに焦点を当て、その国の伝統的なスープをサーファー向けにアレンジする。お話を伺った時、今までにない料理ジャンルで率直に面白そうだなと思いました。サーフスポットがある街はもちろん海辺。そのため魚介を使ったスープが多いのですが、その概念にとらわれないようにもしました。サーフィン後の疲れた身体なら、やはり肉も食べたくなるもの。魚介の代わりにゴロッとした肉感のあるソーセージを加えるなど、オリジナルのアレンジを加えています」
5カ国のサーフスポットを味わう
サーフスポットとして選んだのは、「カリフォルニア」、「ポルトガル」、「フランス」、「タヒチ」、「オーストラリア」の5カ国。それぞれの土地で愛される定番スープは、実は日本ではなかなか食べる機会のないものばかり。スープはすべては湯煎するだけの簡単調理ながら、かなり本格的な仕上がりになっています。自宅を出る前にスープを湯煎し、ハイドロフラスクのスープジャーに入れて持参するだけ。海上がりに温かくて美味しいスープが手軽に飲める贅沢は、一度知るとやみつきになりそう!
「サーフスープ」ラインナップ
チョッピーノ/アメリカ西海岸
1,100円
舞台はカリフォルニア・サンタクルーズ。リグリア語で“刻む”を意味する『チョッピーノ』というスープを元にサーファー風にアレンジし、刻んだ魚や貝、エビをたっぷり入れたトマト系の海鮮スープです。レトルトや冷凍食品って、魚介の貝がついてなかったり、身が小さいものが多いですが、このスープは貝ごと入っていてボリュームたっぷり!チリペッパーの辛みと多めに入れたハーブがポイントで、インパクトのある味が魅力です。
パイフローター/オーストラリア
1,100円
鮮やかな翡翠色が目を惹く『パイフローター』は、オーストラリアは世界に知られるベルズビーチ周辺の味を再現。自然な豆のうまみ広がるグリンピーススープに、ミートパイをトッピング。さらに、オリーブオイルと粗びきこしょうを加えてパンチのある味わいに仕上げました。花輪翼さんが試作と試食を重ねたスープのなかでも、初回からかなり好評だったという注目の味です。
フィッシュスープ/タヒチ
1,100円
リッチなサフランの風味、じゃがいもやポワローねぎの甘み、フェンネル、ディルの風味を加えたオリジナルテイストの「フィッシュスープ」は、さまざまな種類の魚が煮込まれた魚介のスープです。日本ではなかなか食べられない複雑な味をしっかりと表現し、思わずもう一度食べたい!と思わせてくれる味わいに仕上がっています。南国らしい風味を楽しめるスープです。
カルディラーダ/ポルトガル・ナザレ
1,100円
「カルディラーダ」は、超ビッグウェーブで知られるナザレ周辺の定番スープ。魚介類と野菜をトマトソースで煮込んだポルトガル風ブイヤベースに、ベーコン、サルシッチャ、人参、ローストした玉ねぎを加えてサーファーテイストに仕上げました。本来はブイヤベースのように魚介をたっぷり入れるものですが、あえてベーコンやサルシッチャに変えることで、肉々しいポトフな印象に。海上がりの疲れた身体を満足させてくれるでしょう。
スープ・ド・ポワソン/フランス
1,100円
オーソドックスな仕上がりを追求したのが「スープ・ド・ポワソン」。フランス・ビアリッツでも愛される濃厚な味わいのスープで、たっぷりの魚介を香味野菜とともにじっくり煮込みました。別パッケージのガーリックトーストにアイオリソースを塗り、スープにつけて食べるスタイルにすることで、その高級な味わいを海辺でも実現できるというのがポイント。フタを開けた瞬間、いつものビーチがまるで外国にいるかのようなムードに包まれます。
サーフスープにおすすめのスープジャーも
また、海にいっしょに持っていきたくなる「HydroFlask(ハイドロフラスク)スープジャー」も注目です。
海でも山でも、ホッとひと息つける一杯を
スープで¥1,100とは結構ハードルが高いと思う人もいるかもしれません。しかし、他の冷凍食品やレトルトでは決して感じることのできない本格的な美味しさと味のインパクトを追求した「サーフスープ」は、食べた瞬間にその違いがわかるはず。
海でも山でも、世界各国の土地に思いを馳せながらホッとひと息つける特別な一杯を楽しんでみませんか?
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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