かんたん山ごはん #01 豆乳とんこつラーメン
ランドネ 編集部
- 2017年03月10日
まだまだ寒い季節は、山でごはんを食べるならあったか~いものがいいですよね。それに、頂上に着いたらすぐに食べたいから、調理時間は短いほうがいい。それならば……よし!インスタントラーメンにしよう!インスタントといっても侮ることなかれ。山で食べるラーメンは、ひと味もふた味も違います。そのうえ、手軽で、あたたかくて、おいしい。ズバリ、ごちそうメニューなのです。
たくさん歩いたあとだからこそ、「体にいいもの」だとよりうれしいですよね。たとえば、山に行くと便秘気味になることはありませんか?それは、標高が高くなり、気圧が変化するためなんだそう。そこで今回は、豆乳を加えたインスタントラーメンの作り方を紹介します。なぜ豆乳かというと、お通じをよくする効果がある「サポニン」がたっぷり入っているから。体がヘトヘトになると、酸っぱいものが食べたくなるので、トッピングにはレモンも添えましたよ。この組み合わせはとってもオススメ。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
インスタントラーメンがワンランク上の味に!「豆乳とんこつラーメン」
材料(1人分)
インスタントラーメン(とんこつ味)…1袋
豆乳…1本(200ml)
水…300ml
レモン(スライス)…1/2個分
がごめ昆布…適量
白髪ねぎ…適量
▲山で
1.水を沸かしてラーメンを1分ゆで、豆乳を加えてさらに1分ゆでる。
2.付属のスープの素(あれば調味油も)を加え、レモン、がごめ昆布、ねぎをのせる。あれば、柚子こしょうやごまを加えてもおいしい。
※がごめ昆布とは、かごの網目のような凹凸が特徴の函館名物の昆布のこと。うまみたっぷり!とろろ昆布などで代用してもOKです。
レシピのポイントは、袋の表示よりも水の量を減らしてその分の豆乳を加えること!山では、ラーメンのスープを気軽に残すことができません。豆乳を加えてスープをまろやかにすると、最後までおいしく飲み干せますよ。栄養面のメリットだけではなく、山ごはんだからこそオススメしたい調理法なんです。
ほかにも、最近はおいしい乾麺がたくさんそろっています。上の写真は、この料理を教えてくれたフードスタイリスト、カノウヒナタさんがイチオシの九州ご当地麺。左はマルタイ棒ラーメンシリーズの中から、あごだしの効いた長崎の味をセレクト。右は鹿児島地鶏の水炊き風ラーメン。こちらはインスタントラーメンには珍しい平打ち麺です。
できあがり!
山登りは体力勝負。しっかり食べて元気に下山しましょう。ご飯ものといっしょに食べれば、おなかも大満足!次回は「根菜の甘辛丼」(写真左)を紹介します。お楽しみに!
※本コーナーで紹介しているレシピは、『ランドネ 2017年4月号 No.86』P115で掲載しています。
写真◎猪俣慎吾(KIPPIS)
文◎長嶺李砂
料理◎カノウヒナタ(KIPPIS)
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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