この春、山登りをはじめたいあなたに。まず手に入れたいのはこの6アイテム!

山で必要な機能を搭載したアウトドアウエアは、その機能の高さゆえに値が張るアイテムも多い。だからといってデザインや雰囲気だけで適当に選んでしまうと、後々、後悔することにもなりかねない。安全で快適な登山を楽しむためには、納得できるアイテムを上手に活用することが大切なのだ。

そのためにも、必要最低限の基本6アイテムの特徴と使用目的を理解して、購入するアイテムを決めていこう。自分に合うものを厳選しつつ、ウエアの重ね方(レイヤリング)のコツも学んだら、登山の準備はもう万全。山行を重ねるうちに、その他の必要なアイテムもわかってくるはずなので、随時買い足していくといい。

これが基本6アイテムだ!

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(左)バックパック
日帰りは20L前後、1泊2日は40L前後など、目的に合わせて容量を選ぶ。背中の長さ(背面長)が合わないと歩行に影響が出るので、購入前には必ず試すこと。
ズール30 20,000円(グレゴリー/サムソナイト・ジャパン)

(中)防水アウター
ハードシェルと呼ばれるウエアで、防風、防水などの機能を搭載。ゴアテックス素材やそれと同等の素材を使用したモデルが多く、防寒着とレインウエアを兼ねる。
ナノプロテックジャケット 26,000円(マーモット/デサント)

(右)ベースレイヤー
ウエアのなかで一番下に着用する『ベース(土台)レイヤー(階層)』は基本中の基本。体温調整に欠かせないアイテムなので、必ず用意したい。
シルクスピンコンフォロングスリーブ 6,700円(ファイントラック)

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(左)シューズ
足の疲れを軽減させ、事故を防ぐ意味でも、必ず登山用を選ぶべし。ソールの厚さや溝の有無、ホールド感もしっかりチェックしよう。もちろん試し履きは必須。
モアブFSTミッドゴアテックス 19,800円(メレル/丸紅フットウェア)

(中)インシュレーション
アウターの下に着る中間着の名称で、『断熱』という意味をもつ。歩き始めや休憩時の寒さ対策に役立つ。素材は大きく分けて、フリース、化繊、ダウンの3種類があり、特徴もさまざま。
ダイヤモンドステッチダウンジャケット 64,000円(アンドワンダー)

(右)ボトムス
ベースレイヤー同様に素材を重視するのが正解。ストレスのない歩きを確保するためにも、ポケットやジッパーの有無、動きやすさやフィット感も重視しよう。
スカイリムパンツ メンズ 12,000円(ヘリーハンセン/ヘリーハンセン原宿店)

基本アイテムを活用した1日の着こなし

山を楽しむために最も重要なことのひとつが『体温調整』。ウエアをこまめに脱ぎ着しながら、常にベストな状態をキープすることが、山登りには欠かせない。次に紹介するシミュレーションを参考に、シーンごとの最適な着まわし方法を学ぼう。

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(左)【歩き始め】
→ベースレイヤー+ボトムス+インシュレーション
歩き始めは早朝の場合も多く、肌寒さを感じやすい。体温が下がったまま歩くことは、体力を無駄に消耗することにもなるので、少しでも寒いと感じるときには、ベースレイヤーの上にインシュレーションを着用しよう。

(右)【歩き慣れてきたら】
→ベースレイヤー+ボトムス

歩き続けるうちに体温は上昇する。暖かいと感じたらすぐに上着を脱ごう。背中や脇の下に汗をかくとウエア内に水蒸気がたまり、不快の原因にもなるので、迅速な行動を。寒くなったら、再び上着を着ればOK !

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(左)【山の稜線付近で休憩】
→ベースレイヤー+ボトムス+アウター+インシュレーション

運動量が減ると、もちろん体温も低下する。しかも、汗をかいた状態で風に吹かれると、想像以上に体温は奪われる。低体温症になる可能性もあるので注意が必要だ。休憩をするときには、必ず1枚上着をプラスしよう。

(右)【悪天候の場合】
→ベースレイヤー+ボトムス+アウター

雨の気配を感じたら、すぐに防水アウターを羽織り、体が濡れるのを防ごう。本降りになると、あっという間に濡れるので、防水パンツもこの時点で着用。レインウエアは常にバックパックに装備しておくと何かと安心だ。

薄手のウエアをいくつも重ね着し、それらを脱ぎ着することで微妙な体温調整を行うことがレイヤリングの基本。薄手シャツにいきなりアウターを重ねるのはご法度だ。多くのアイテムを持参するのは面倒だが、トラブルを招かないためにも、レイヤリングはしっかりと行おう。

足を止めることなく脱ぎ着できるウエアや収納できるバックパックが欲しいなど、何度も山へ通ううちに、自分にとって最も使いやすいアイテムも見えてくるだろう。自分に合うアイテムを少しずつそろえながら、山登りを楽しんでほしい。

(編集 M)

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