かんたん山ごはん #06 ふわふわフレンチトースト
ランドネ 編集部
- 2017年05月12日
たくさん歩いたあと、やっぱりほしくなってしまうのは、甘いもの。たとえば、ふわふわでホカホカのフレンチトーストを、山のてっぺんで食べられたら……。想像しただけで幸せですよね。ならば、作ってしまいましょう!フレンチトーストは、山ごはん(山スイーツ!?)としてもとってもおすすめ。前の晩から仕込んでおけば、山頂に向けて歩いている間にも、卵液と食パンがなじんで、どんどんおいしくなります。コッヘルに仕込んでそのまま持ち運び、コッヘルごと火にかけて焼けるので、意外と手間もかかりません。暑い時期など、仕込んだフレンチトーストの傷みが心配なときは、保冷剤を一緒にコッヘルに忍ばせて。
山で楽しめる極上スイーツ!「ふわふわフレンチトースト」
材料(1人分)
食パン(4枚切り)…1枚
卵…1個
牛乳…40ml
生クリーム…30ml
砂糖…大さじ2
バニラオイル…1滴
オリーブ油…適量
好みのフルーツ(今回はいちごとブルーベリー)…適量
●おうちで
1.ボウルに卵液の材料を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
2.食パンは耳を除いて6等分に切る。保存袋へ入れて1を流し入れ、一晩冷蔵庫におく。
▲山で
3.温めたフライパンにオリーブ油を引き、2を入れて弱火でじっくり両面を焼く。
4.フルーツは食べやすい大きさに切り、3とともに器に盛り、あればミントを飾る。
フレンチトーストだけでなく、食パンやフルーツなど、つぶれやすいものはコッヘルに入れて持ち運ぶと◎。フルーツは切っておくと傷みやすいため、なるべく現地でカットしましょう。ゴミになる部分(ヘタなど)だけを自宅で取っておくといいでしょう。
テーブルナプキンや大きめのハンカチで、コッヘルを丸ごと包んで持っていきましょう。コッヘルを保護できるだけでなく、ランチョンマット代わりとしても使えます。この方法だと、かさばらないのもうれしいですね。ハンカチの色や柄をいくつかそろえておくと、気分も上がりますよ。
好みでハチミツやシナモンをかけて食べてもおいしい。調味料やスパイスなど、よく使うものは、ミニボトルやストローに入れて持ち運ぶのがカノウ流。ストローは使うときに少し切り、使い終わったら軽くバーナーで炙ってぴったりと密着させて軽量化!
できあがり!
「桜えびのさわやかパスタ」(写真左)と合わせれば、すっかり山のごちそうセット!フレンチトーストだけでも充分にボリュームがありますよ。好みのフルーツに代えて作ってみてくださいね。
※本コーナーで紹介しているレシピは、『ランドネ 2017年6月号(No.88)』P115で掲載しています。ぜひ誌面もご覧ください!
写真◎猪俣慎吾(KIPPIS)
文◎長嶺李砂
料理◎カノウヒナタ(KIPPIS)
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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