いよいよ紅葉の見ごろ! 日帰りハイキングコース【東京発】
ランドネ 編集部
- 2017年11月17日
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今しか見れない絶景を見に行こう!
高い山々が雪をまとい始めると、低山は紅葉のベストシーズンに突入! ここでは東京から電車で行ける、とっておきの日帰りハイキングコースをご紹介。一年に一度の燃え立つような山景を心ゆくまで楽しんで。
01:広葉樹の明るい森を歩く【天覧山・多峯主山】
埼玉県にあるなだらかな2つの山、天覧山(てんらんざん)と多峯主山(とうのすやま)をつなぐ縦走コース。西武鉄道の飯能駅から20分ほど歩いたところにある登山口(バスの場合は「天覧山下バス停」から徒歩約5分)から、標高197mの天覧山山頂へ。道中の十六羅漢像を横目に歩いていくと、すぐに山頂に到着。さらに広葉樹の森を進み、標高271mの多峯主山へ向かおう。どちらの山頂も展望は最高! 道中や山頂にはベンチが用意されているので、のんびり山ごはんを楽しむのもおすすめ。
登山口から天覧山山頂への道中には十六羅漢像がある。かつて天覧山は「羅漢山」と呼ばれていた。
天覧山の山頂。飯能市街はもちろん、奥多摩・秩父の山域や富士山を見渡すことができる。多峯主山の山頂も展望が良く、トイレが山頂からすこし下ったところに設置されている。
【DATA】
紅葉:11月中旬~下旬
最寄駅:西武鉄道池袋線 飯能駅
東京駅からの乗車時間:約1時間20分
歩行時間:約3時間10分
02:山頂からのオーシャンビューも必見!【浅間山・高麗山】
神奈川県は湘南エリアにある浅間山(せんげんやま)・高麗山(こまやま)を周るコース。「湘南アルプス」とも呼ばれ、地元の人々に親しまれてきた歩きやすいハイキングスポットだ。魅力は何と言っても山頂からのオーシャンビュー! JR大磯駅からスタートして、まずは標高165mの高麗山へ。そこから標高181mの浅間山と丘陵・湘南平に至り、大磯駅でゴールとなる。
地元の人に親しまれてきたハイキングコースとあって、道は整備されていて歩きやすい。
【DATA】
紅葉:11月下旬~12月上旬
最寄駅:JR東海道線 大磯駅
東京駅からの乗車時間:約1時間3分
歩行時間:約2時間
03:『南総里見八犬伝』ゆかりの地をめぐる【富山】
江戸時代後期に大流行した滝沢馬琴の長編小説『南総里見八犬伝』ゆかりの地をめぐるコース。JR内房線の岩井駅から福満寺を経て、標高342mの富山(とみさん)南峰と標高350mの富山北峰の山頂を踏み、下っていくと伏姫と八房が立てこもったとされる「伏姫龍穴」に至る。山頂の展望台からは東京湾を一望でき、「千葉のマッターホルン」と呼ばれる伊予ヶ岳まで足を延ばすことも可能だ。下山後に余裕があれば、道の駅「富楽里とみやま」へ立ち寄っても。
【DATA】
紅葉:11月中旬~12月上旬
最寄駅:JR内房線 岩井駅
東京駅からの乗車時間:約2時間20分
歩行時間:約2時間30分
思い立ったら気軽に出かけられるのが魅力の首都圏の山々。紅葉の見ごろに合わせて、週末のハイキングプランを練ってみては?
(出典:『ランドネ 2017年12月号 No.94 [付録あり]』)
(エイサイト編集部 ヨシダ)
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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