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山ごはんの調理時に必要不可欠!バーナーとクッカーの基本

山ごはんに挑戦したい。調理をスムーズにしたい!

山ごはんの調理時に必要なバーナーとクッカー。選ぶときや使用する際に注目すべきポイントを、アウトドアブランド「SOTO」の担当者に教えてもらいました!

 

まずは調理に必要な道具を知ろう

温めたり炒めたりする調理には調理用バーナーとクッカーが必要。登山をする人は「バーナー」を「ストーブ」とも呼ぶ。ストーブにはアルコールや固形燃料を燃料にする軽量タイプのものもあるが、初めての人はガス缶タイプが使いやすい。また、クッカーはアルミ製で軽量につくられている山用のクッカーがおすすめ。山用のクッカーは持ち手が畳めるなど、パッキングしやすい工夫が施されている。

 

コンパクトにしたい人は直結型、しっかり調理したい人は分離型

バーナーで直結型と分離型で迷ったとき、普段山で作る料理や持っているクッカーの形を想像してみよう。直結型はコンパクトで軽量なモデルが多くパッキングしやすいが、ゴトクが小さく重心が高いため、小さなクッカーをメインで使う場合に適している。いっぽう分離型はバーナー本体とガスカートリッジが離れているため、大きいクッカーを使ってもガスカートリッジに輻射熱が届きにくく安全。また、クッカーを載せるゴトクが大きく重心が低いため、不整地でも安定した調理が可能となる。

▲直結型
SOTO/アミカスポットコンボ ¥6,000

▲分離型
SOTO/ナビゲータークックシステム ¥6,500、マイクロレギュレーターストーブ フュージョントレック ¥9,000

 

軽量化したい人は3本、調理がメインの人は4本タイプのゴトクを

ゴトクには大きく分けて軽量化を重視した3本タイプとクッカーの安定性を重視した4本タイプがある。お湯を沸かすことがメインなら3本、調理がメインなら4本のものを選ぶのがおすすめ。また火口の形状は炎の形に影響する。まっすぐ上に伸びる炎は風に強いが、鍋底の一点に炎が集中する。対して大きく広がる炎はムラなく鍋底を加熱するが、風に弱い傾向にある。

▲ゴトクを3本から4本に付け替えられるモデルも登場している
SOTO/マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター ¥7,400、フォーフレックス(4本ゴトク) ¥1,400

 

▲まっすぐな炎は風に強い

▲広がる炎は鍋底をムラなく加熱できる

 

汁物ならステンレスやチタン、短時間調理にはアルミがおすすめ

クッカーの素材について、アルミは熱の伝わりが早いので、短時間で炒めものをしたいときにおすすめ。ただし衝撃に弱く凹みやすいのが弱点。逆にステンレスやチタンは衝撃に強く、腐食への耐久性も高い素材。熱の伝わりが遅く鍋全体を加熱するのに時間はかかるが、一度温まれば冷めにくいため、汁もの料理におすすめ。また、軽さと強度を両立したチタンは軽量化を目指す人に人気の素材だ。

▲2月にSOTO から厚みがあり衝撃に強いクッカーが登場。調理はもちろん、ごはんもおいしく炊ける注目アイテム!
SOTO/ミニマルクッカー角 ¥5,000

 

パッキングしやすいのは深型、調理しやすいのは浅型

深型はその中にガスカートリッジやストーブをピッタリ収納できることを前提としたサイズのものが多く、バックパックへのパッキングがしやすいサイズ感も特徴。いっぽう浅型は鍋底が広く広範囲でストーブの炎を受けるので熱効率がよく、調理自体もしやすい形状。何人前の調理をするかによって、サイズが選べる種類の豊富さも魅力だ。また、フリーズドライなど湯沸かしがメインになる人は深型。調理のしやすさを優先される人は浅型を選ぶのがポイント。

 

持ち運ぶときはクッカー内に物を入れると◎

クッカーを空のままパッキングすると空気を運んでいるようなもの。そこで、ク
ッカー内にバーナーやガスカートリッジ、カトラリーなどを入れることができれば、デッドスペースを有効活用できる!

 

 

!使うときはココに注意!

①ガス缶とバーナーは同一ブランドで
ブランドごとにカートリッジ内のガスの配合率などの仕様が異なる。そのため他ブランドを組み合わせると、火力などが変わってしまい、安全性も補償できなくなってしまう。

②テント内での使用はNG
新鮮な空気が足りなくなると異常燃焼を起こし、一酸化炭素が大量発生する。そして気づかぬうちに一酸化炭素中毒になる危険が。テント内での使用は絶対に禁止だ。

③PSLPGマークついている?
厳しい検査に合格し、国が定めたガス器具の安全基準を満たしていることを証明す
るのがPSLPGマーク。購入する際に要チェックだ。

④Oリングは劣化していない?
ガスカートリッジとの接続部分にはガス漏れを防ぐためのゴム状のO リングが使用される。このような劣化を確認した場合は、販売店に相談するか買い替えを検討しよう。

 

アドバイスいただいたのは……
SOTO広報担当
坂之上丈二さん
山の自然と山を愛する人々が好き。最近は双眼鏡を手に野鳥を観察しながら山歩きを楽しんでいる。

 

お問い合わせ
新富士バーナー
☎0533-75-5000 www.shinfuji.co.jp/soto

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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