キャンプの夜を、より特別なものに。星空観察の基本と楽しみ方
ランドネ 編集部
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地球という星の上で、大切な家族といっしょに
町明かりのない美しい自然のなかで過ごすキャンプでの夜は、星を眺める絶好のチャンスです。ここでは、天体望遠鏡や双眼鏡などの光学機器メーカー「ビクセン」の神山美穂さんにお話を聞きました。天体観測というと少し難しそうに聞こえますが、楽しむためのコツとは?
夜の空を楽しむコツや疑問について教えてもらいました
ビクセン広報 神山美穂さん
星に関わる仕事に就きたいという思いから、ビクセンに入社。星を見て季節を感じることが好き。5歳の息子は惑星の名前をすべていえるそう。
夜空を見上げ星を探して、宇宙を想像する
「難しく考えすぎず、まずは夜空を見上げて星が輝く宇宙を想像することから始めてみましょう。見えている星がどのくらい遠くにあるのかなど、星空を眺めているだけで、地球から宇宙をのぞいているような感覚になり、充分楽しいですよ」
と神山さん。少しずつ興味が湧いてきたら、双眼鏡や天体望遠鏡などのアイテムを活用して、より深く星を味わっていくのがおすすめだといいます。
星空観察は知育にもなる
「子どもといっしょに星を見て宇宙を思い浮かべると、想像力も育まれます。星空観察をきっかけに、自分たちの足元にある地球を大切にしたいという気持ちが芽生えたらうれしいですね」
と、星空観察が知育のひとつになることも教えてくれました。望遠鏡で自分の目で土星の環や木星の縞模様を見つけたら、感動してしまう……!
星を楽しむSTEP
夜の空を見上げてみよう
小学生未満の小さな子どもは双眼鏡や望遠鏡のレンズを覗くことが難しいため、肉眼での観察がおすすめ。手で丸をつくってメガネのように両目にくっつけると、まわりの光を遮ることができる。「月はどこかな?」など子どもといっしょに考えてみよう。
双眼鏡で星を見てみよう
星に興味がわいたらお手軽な双眼鏡を活用してみて。片目をつぶってレンズを覗くことが難しい子どもでも使いやすくおすすめ。目で見るよりもたくさんの星を確認することができるため、宇宙が目の前に広がるような感覚を味わえる。
星雲や星座を見つけてみよう
少しずつ星空のことがわかってきたら、天の川銀河やオリオン大星雲などを見つけて、双眼鏡でたくさんの星を見てみよう。また、星座早見盤やアプリなどを活用して星座を探してみたり、名前をおぼえてみたりしても楽しい。
天体望遠鏡にチャレンジ
小学校高学年なら天体望遠鏡も扱えるように。天体望遠鏡を使わないと観察が難しい土星の環や木星の縞模様をぜひ自分の目で!双眼鏡が肉眼の8〜10倍に対し、天体望遠鏡は100倍以上で見ることができるため新しい世界を覗けるはず。
星をわかりやすく表示する「プラネットブック」
「プラネットブック」は惑星がいつどの方向に見えるかをガイドしてくれるアプリ。無料でダウンロードできるので、キャンプの夜に活用してみよう!
親子で考える星のQ&A
Q1
星はいま何個あるの?
私たちが暮らす銀河(星の集まり)のなかには星(恒星)が2000億個ほどあります。さらに広い宇宙には銀河が少なくとも1000億個あるといわれています。つまり想像できないほどの星が宇宙にはあるんですね。ちなみに地球上の浜辺の砂粒よりも星の数のほうが多いそうです。
Q2
どうして星は光るの?
星が燃えながら光を放っているためです。またおなじ星でも自分で光る星(恒星)と、光らない星(地球や月、惑星など)があります。ちなみに、星の色は燃える温度と関係していて、赤やオレンジの星は温度が低く、青白い星は温度が高い。コンロの火とおなじなんですね。
Q3
星は何から生まれるの?
宇宙にモヤモヤとただようガス(分子雲)から生まれます。星には寿命があり、一生を終えた星が大爆発すると、飛び散ったガスや細かなチリがふたたび宇宙に広がります。そこからまた星が生まれるというサイクルが宇宙ではずっと繰り返されているのです。
Q4
星座はいくつあるの?
およそ5000年前から認識されている星座。そのうち48の星座はいまでも使われています。1928年に宇宙の天体についての約束事を決めている国際天文学連合が、星座の数は全部で88と正式に決めました。星座早見盤にも載っているのでチェックしてみてくださいね。
Q5
星座にはどうして名前がついているの?
時計もカレンダーもなかった時代の人は、星の動きを見て時間を計っていました。星を見ているうちに、星が動物や道具やいろんな形に見えてきたのでしょう。そのため昔からある星座には、当時の人々が飼っていた動物「おうし座」や「おひつじ座」、「やぎ座」などが多いのですね。
Q6
どうして昼に月は見えるのに星は見えないの?
昼は太陽の光で空が明るく照らされているため、淡い星の光はかき消されてしまい、月は光が弱くなり白っぽくなっています。つまり、見えていないだけで昼間でも星は輝いているんです。もし昼に星が見えたとしたら、夜に見える星座と逆の季節の星座を見ることができますよ。
星空観察を楽しくするおすすめアイテム
濡れてもやぶれない星座早見盤
星座早見盤 宙の地図
¥990
水をはじく耐水強度の高いストーンペーパーを採用。アウトドアに最適で、突然の雨や湿気、夜露にも耐える。星空観察のおともに
ゲーム感覚で星を探せる天体望遠鏡
スターセンス エクスプローラー LT80AZ
¥39,600(参考価格)
専用アプリをダウンロードして本体にスマホを装着すれば、望遠鏡を覗かなくても目的の天体を探すことができる。初級者にも◎
天体観測のための専用ヘッドライト
SG-L02
¥6,050
目の暗順応への影響を抑える光を採用した天体観測ライト。明るさは無段階で調節可能で、電球色LEDと赤色LEDに切り替え可能
コンパクトなアウトドア双眼鏡
アトレックライトII BR6×30WP
¥19,800
小さな手でも扱いやすいフォルムと軽量設計。目幅の狭い子どもも合わせやすく、初めての双眼鏡にもおすすめ。2021年秋発売予定!
「キャンプの夜に限らず、時間に追われる忙しい毎日からときどき立ち止まって夜空を見上げてみてはいかがでしょう。地球という星で大切な人と、いまこの瞬間を生きていることの奇跡を実感できるきっかけにかもしれません」
企画協力:ビクセン
ビクセンカスタマーサポート
TEL:04-2969-0222
www.vixen.co.jp
- BRAND :
- ランドネ
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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