【テント泊】編集部おすすめ!6月に歩きたい山旅ルート(瑞牆山編)
ランドネ 編集部
- 2022年05月31日
日本百名山のひとつ、山梨県にある瑞牆山(標高2,230m)は、6月になると美しい新緑の森歩きが楽しめる山。山頂へと続く登山道のすぐそばには、見上げるほど大きな巨岩があちこちに点在し、低山ハイクでは味わうことのできない雰囲気に包まれているのも、このルートの魅力です。
瑞牆山荘のある登山口から歩き出してすぐ、富士見平小屋にたどり着くまでは、明るい広葉樹の森のなか。6月頃は、まぶしいくらいに美しい新緑が。体が山になじんでいくまでのあいだ、深呼吸をしながらゆったりと歩きたい心地よい道が続きます。途中、瑞牆山の山頂を眺められる場所にはベンチもあり。
富士見平小屋のテント場は、木々に囲まれた、木漏れ日が気持ちのよい場所。およそ1時間でたどり着けることから、テント泊デビューにも最適。近くには、山小屋と水場もあり、最低限の荷物を背負うだけでOKなところもおすすめの理由です。テント場のまわりには、レンゲツツジも咲いています。1日目はテントを設営して、のんびりと山時間を楽しみ、翌朝、荷物はデポしたまま瑞牆山へ。
山頂までの道の途中には、見頃を迎えたシャクナゲを見ることができます。深くなっていく樹林帯の雰囲気を、ぱっと明るくしてくれる存在です。
大きな岩を登り、たどり着く高度感たっぷりの山頂からは、八ヶ岳の山並みや、おとなり金峰山の姿がくっきり。豊かな自然も、達成感も充分に味わえる山。雨天時は岩が滑りやすくなるため、天気予報をよく確認して、ぜひ晴れの日に目指してみてください!
おすすめルート(テント泊の場合)
1日目:瑞牆山荘~富士見平小屋(1泊)
2日目:(荷物はテント場にデポ)富士見平小屋~瑞牆山~富士見平小屋~瑞牆山荘
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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