登山ガイドの渡辺佐智さん「登山ガイド仲間と行く２泊３日の山小屋泊」のときの持ち物│山登りと旅を 楽しむ人たちの 愛用道具を見せて もらいました！

楽しみ方に合わせて持って行く山道具。最新号の特集「自然にやさしい人はすてきな山道具を持っている」では、5人の山登り＆旅好きさんがテーマに合わせた愛用道具を紹介しています。

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行動中のウエア

ガイド仲間と山に行くときは、朝はまだ薄暗いうちから出発したり、ガイド中よりも歩くペースが速くなったりするため、高機能で着脱が素早くできるギアを。

とにかく透湿性に優れているレインジャケット

ザ・ノース・フェイスのパンマージャケット

裏地に使用している薄手のゴアテックスCニットバッカーは、軽量で防風性を備え、とくに透湿性にも優れている。全体的にしなやかでやわらかく、肩周りも動かしやすい。「着心地もよくて最高のジャケットです！」

アウターの上からガバッと着られる防寒着

ザ・ノース・フェイスのアグロウダブルウォールライトジャケット

裏地にもはっ水性がありレインジャケットの上にも着られるミッドレイヤー。濡れに強い中綿と熱伝導率が低いエアロゲルを組み合わせてあるので、軽量で保温性が高く、やわらかい生地で動きを妨げない。体温調節機能がうまく働かなくなった中年女性の私にも強い味方。

シーンによって使い分ける3つのグローブ

ザ・ノース・フェイスのオーバーグローブ（右）/マウンテンインナーグローブ（左上）/手の甲が革のグローブ（左下）

手の動きが悪くなると頭の思考もにぶくなる感じがするため、基本はインナーグローブで登る佐智さん。ピッケルを使うときは革のグローブを。天然のヤギ革を使用しているので、グリップ力があり、厚手だけどやわらかくて指を動かしやすい。オーバーグローブは雨や風が強いときに活躍。ふたつのグローブの上からでも装着できる。

バックパックの中身をざっと紹介します

渡辺佐智さん

いつも明るい声と笑顔がすてきなガイドさん。老いが訪れてもできるだけ登山を続けたい！　と省エネで体を動かすことを日々研究中。使いやすいだけでなく、体を動かしやすい道具をどんどん取り入れている

そのほか、山小屋で使うモノ、エマージェンシー、補給（水や行動食など）も、ランドネNo.129に掲載中！

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