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なぜウール?いつウール?「アウトドアソックスはウール派!」の4人が集まって座談会|私の好きなスマートウール

メリノウールを使用したソックスやアンダーウェアを作り続ける米国のウールブランド「スマートウール」。山やアウトドア好きの女性4名が集まり、今回は同ブランドの「アウトドアソックス」の魅力についてゆるりと語り合います。

今回集まったのは……

田中史織さん
ソックスデザイナーとしてメーカーに勤務したのち独立。自身のレッグウエアブランド「laceflower」のセカンドラインとして趣味の登山で穿けるソックス「高山植物図鑑」をスタート

白男川清美さん
アウトドア誌や女性誌を中心に広告やカタログの分野でも幅広く活躍中。ランドネには創刊号からスタイリングで関わる。山旅のこだわりはおいしいスイーツタイムが欠かせないこと

福瀧智子さん
フリーランスエディター。四季を通じ、北は北海道・南は沖縄まで日本でできるアウトドア全般を広く楽しむ。この秋は5歳児を連れてバックパッキング旅でベトナム南北統一鉄道へ

小野 牧さん
2011年よりロストアローに入社。山好き男性が揃う同社において、女性ならではの視点で現在までスマートウールを担当。趣味はモノづくりで、現在は服飾にはまっている

普段はどんなアクティビティを楽しんでいる?

ランドネ編集部:スマートウールのなかでも、今回は「ソックス」についてみなさんにお話しいただきます。まずはみなさんが普段どんなアウトドアアクティビティをされているかをお聞きしたいです。福瀧さんはどうでしょうか?

福瀧:お、トップバッターですね。私は山でいうと夏は登山、冬はスキー場のゲレンデやバックカントリー(※1)のスノーボードが大好きです。あとは海のそばに住んでいるのでシーカヤックを漕いだり、素潜りしたりもしています。夏はお魚パラダイスですよ。

※1 スキー場ではない、自然そのままの雪山をスキーやスノーボードで滑ること。

編集部:海もされるんですね〜!

福瀧:はい、せっかく日本に住んでいるので、欲張って幅広く(笑)。

編集部:ありがとうございます。田中さんはどうですか?

田中:はい、私はオールシーズン山登りですね。あと群馬に移住したこともあり、昨年からスキーを始めました。

福瀧:いいですね〜、群馬も滑るとこたくさんあって最高ですね。

白男川:私はいまは山登りですね。子どもが小さいころはキャンプにもよく行きましたが、最近は子どもも大きくなって、「お母さんはお母さんで楽しんで」という感じ。仕事の合間に友達とおもに関東の低山に早朝から登りに行って、温泉に入っておいしいごはん食べて帰ってくるのが楽しいです。

編集部:いいですね〜! 小野さんはいかがでしょうか。

小野:はい、私はいまの会社に入る前の方がキャンプに行ったりしていました。自然のなかにいるのは気持ちがよくて大好きなんですが、モノを作るのも好きで。最近の週末は服を作っていることが多いですね。

ウールのよさを語ると止まらない4人

編集部:具体的なアクティビティを教えていただいたところで、みなさんにとってのウールソックスがどういう存在なのかをぜひお聞きしたいです。

白男川:私はもともとスマートウールの「ハイククラシック」というふんわりしたモデルが大好きで、長年のリピーターです。暖かくて、穿き心地がよくて、毎回同じものを買っちゃうくらい。それで、昨日ちょうど箱根の山に登りに行って、たまたまハイククラシックとは違うソックスを穿いていったんですが、やっぱり合わなくて……。

編集部:どう合わなかったんですか?

白男川:目が詰まってキュッとしているタイプが私にはむいていないみたいで。パイル(※2)が厚めのふっくらしたこのハイククラッシックがリラックスして穿けて、自分の行く登山にとても合っているんだと思います。靴下が合わないと帰りたくなりますよね……もうおうちで脱ぎたいって思っちゃう。

※2 タオルのように表面にループを立てた編み方。空気を含んで暖かく、ふんわりとした履き心地。

▲時間ができれば気の置けない友達と山へ。写真は丹沢の大野山にて

小野:そういってもらえてうれしいです。スマートウールはハイククラシックからスタートしていますから、ずっと好きでいてくださるファンの方も多いですね。私も先日連休に家族で山口県までお墓参りで帰省していたんですが、5日間でソックスは1度替えただけ。帰ってきて試しに匂いをかいでみたんですがまったく臭くなくて(※3)、ウールって本当にすごいなと思ったところです。

※3 ウールには臭いのもととなるアンモニア系の臭いを吸収する性質があり、長期間着用しても臭いづらい特徴をもつ。

福瀧: やっぱりすごいですよね。うちの5歳の息子もハイキングに出かけたり1日中靴を履いているような日はスマートウールのキッズモデルが手放せません。なんといっても保育園で普段組み合わせている「コットン製ソックス×運動靴」から漂おう“汚臭”がまったくといっていいほどない。息子のソックスをすべてウール製にしたいくらいです。

▲福瀧さんの息子さんが実際に穿いている子ども用スマートウールソックス(廃盤)

白男川:子どもって多分足の汗の量とか皮脂がすごいんだと思います。とくに男の子の足はくさいって言いますよね(笑)。たしかに子どもにこそウールなのかもしれない。ありがとう羊さん……。

編集部:ちなみに福瀧さんはフィールドで穿くウールソックスといえば、どういう存在なんですか?

福瀧:そうですね……私はスマートウールでいえばスノーボード用ソックスを昔から愛用しています。普段ゲレンデで滑るときは他社製品も使うんですが、バックカントリーに出るときは、お守りというか、勝負ソックスというか、本当にスマートウール一択なんですよね。

小野:……といいますと?

福瀧:バックカントリーって何があっても自己責任で下山しないといけない天然の雪山。しかもせっかく歩いて登った山なので滑る斜面を少しもムダにしたくないという思いがあるんですよ。とくに厳冬期は気象条件もシビアで胃がキュっとなるような緊張する場面も多いので、身に付けているものや使う道具ひとつひとつからストレス要素を1mmでも排除したいという思いがあります。そういう意味で、必要箇所にクッション性を効かせたぴったりフィットの穿き心地や、素材のよさ、あとは長年使い続けてきた道具としての信頼感など、足元のお守りという感じなんです。

▲「運動量が多くてもブーツのなかが蒸れる感じがない」とウールの調湿性も絶賛の福瀧さん

編集部:なるほど〜! そういう目線の選び方もあるわけですね。では、ソックスをご自身で作られている田中さんはどうでしょうか?

田中:最近は自分で作ったものを穿くことが多いんですが、山を始めた当初は主人の影響もあってスマートウールをよく穿いていました。そのうち山のソックスも自分の世界観で穿けるものがほしいと思うようになって、女性らしい雰囲気のソックスの開発を始めました。

編集部:ランドネでも以前紹介させてもらいましたが、「高山植物図鑑」シリーズ、本当にかわいいですよね。山やアウトドアで使えるウールソックスとしては、これまでにないデザイン。

▲高山植物をモチーフにした上品なデザインと登山ソックスとしての耐久性を融合した「高山植物図鑑」

田中:ありがとうございます。実際にソックスを作り始める前は、まさにスマートウールのソックスなどを自分で分解して糸とか編み方とかめちゃくちゃ研究しました。それで分かってきたのが、アメリカ製のソックスが私的にすごくよかったということ。日本製のものはデザインや配色が繊細で日本らしいよさがあるんですが、アメリカ製のものは本当に強くて山用に求められる丈夫さがある。スマートウールのソックスを作っている工場を、本当に一度見に行きたいくらいです。

白男川:おもしろそう、工場。

福瀧:取材に行きたいですよね〜。

秋冬の最新ソックスからお気に入りをチョイス

編集部:今回たくさんスマートウールのソックスを持ってきてもらいましたので、ひとり2つずつ穿いてみたいというものを選んでもらって、こんな使い方をしたい、こんな山に行きたいという話をお聞きできればと思います。

福瀧:目移りして本当に困りますね。私は「ウィメンズ ハイククラシック フルクッション クルー」(右)と、「ウィメンズ スノーボード フルクッション チューブストライプ」(左)にしました。普段、登山では足が靴のなかで横滑りするのが好きではないので、目が詰まったソックスを選ぶことが多いんですが、白男川さんの“ふっくら・リピーター”という言葉を聞いてハイククラシックを穿きたくなりました。このソックスを穿いて行きたい山は、那須岳の三斗小屋温泉。山小屋でゆっくり温泉に浸かってお酒飲んで、また温泉。そんなゆるり山旅がしたいなぁ〜! 左のソックスはさきほどの通り、今シーズンの雪山のお守りにします。

田中:私は「ポップコーンケーブルクルー」(左)と、「ウィメンズ スキーターゲット クッションパターン」(右)を選びました。ポップコーンのほうは、普段履き用で選びました。見た目以上に、履くとゆったりしていて締めつけ感がまったくなく、とても履き心地がいいです。私の好きな山、平標山へ登ったあと、温泉に入ってからリラックスするときにも履きたい。スキーソックスは、いままで冬山用の厚手のソックスを使っていたので、スキーソックスを導入したらパフォーマンスにどう影響があるか、履き心地などぜひ履き比べてみたいです!

白男川:ひとつ目は、スマートウールにもこんなラインソックスもあるんだ、とちょっとおどろいた「アスレチックSMRTWLレトロ ストライプクルー」(右)を選びました。普段穿きで活用するイメージですが、ウール製で暖かいのでキャンプでも使えそう! 秋冬もサンダルコーデができますね。もうひとつは「スリッパー ソッククルー」(左)。こっちは厚手でふっくら暖かく、裏に滑り止めがついているので、部屋穿きとかキャンプのテントシューズとしてもよさそう。プレゼントでもらえるとうれしいな。

小野:スマートウール担当の私が改めて選ぶなら、すでに愛用しているライフスタイルソックスの「ポップコーン」シリーズ。セーターのように丁寧に編み込まれた風合いや、フルクッションのふんわりした履き心地、デザインなど、手前みそですが本当によくて。普段穿きから旅行、ちょっとしたアウトドアまで全部使えるのもおすすめのポイントですね。「ポップコーンポルカドットクルー」(右)も「ポップコーンケーブルクルー」(左)もWeb限定製品なのでどこにお住まいでも買っていただけます!

 

福瀧:いままで雑誌で何度もスマートウール製品を紹介してきましたが、アクティビティに特化したものはもちろん、ライフスタイル系までこんなにたくさんソックスのラインナップがあるなんて正直知りませんでした。しかも今日持ってこられた以外にもまだまだあるなんて。

白男川:そうそう、私もこんなにあるなんて知りませんでした。やっぱり実際手に取ると写真で見るよりよさがさらにわかりますよね。本当にどれもかわいい。直営店とかあったらいいのにな。

田中:それはたしかに!

小野:そうですよね、ときどき言われます。

福瀧:スマートウールを取り扱う「ロストアロー」といえば、ほかにブラックダイヤモンドとかオスプレーとか。スマートウールのすべてのラインアップを全部見られることはもちろん、そういう名だたるブランドの新製品が手にとれる直営店、あれば絶対行きたいです。この座談会の場を借りて、小野さんの上司にピーアールしとこ!

白男川・田中:行きたーい!作ってほしい!

小野:わかりました、伝えます(笑)

編集部:みなさんの心の叫び、編集部もしかとお聞きしました。スマートウール ソックス座談会、本日はありがとうございました!

一同:ありがとうございました!

スマートウールの
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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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