【青森・宮城・岐阜】冬の登山に楽しみをプラス!温泉を楽しめる山まとめ
ランドネ 編集部
- 2023年11月20日
山の恵みをダイレクトに受け取れることのひとつが温泉。歩いたあとの疲れは山の中や、ふもとの名湯で癒すのが醍醐味!今回は、全国の山+温泉の踏査の旅を続けながら、温泉紀行ライターとして活躍をしている飯出敏夫さんに、いい温泉に浸かれる山を紹介していただきました。
1.【青森県】八甲田山/酸ヶ湯温泉
豪雪で知られる八甲田山だが、雪解けとともに高山植物が咲き競い、雪渓や湿原を散りばめたすばらしいステージになる。ふもとにある酸ヶ湯温泉は、江戸初期発見と伝わる古湯。自慢の総ヒバ造り千人風呂は、足元湧出の熱の湯、大きな湯船の四分六部の湯などがある文化財級の大浴室。混浴だが女性専用時間もある。男女別小浴場の「玉の湯」も備える。
- 八甲田山(はっこうださん)
- 標高:1,585m
- 歩行時間:酸ヶ湯温泉~仙人岱~大岳~毛無岱~酸ヶ湯温泉/約4時間40分
2.【宮城県】不忘山/鎌先温泉
南蔵王連峰の南端に位置する不忘山は、6月初旬には登山道や山頂にハクサンイチゲの花が咲き誇る花の山として人気がある。白石市郊外の鎌先温泉は、江戸時代から「奥羽の薬湯」と称され、湯治場として親しまれてきた名湯。現在、宿は4軒あり、なかでも最上屋旅館がもっとも湯づかいがよく、男女別内湯と貸切風呂で名湯が堪能できる。
- 不忘山(ふぼうさん)
- 標高:1,705m
- 歩行時間:みやぎ蔵王白石スキー場~不忘山~みやぎ蔵王白石スキー場/約4時間20分
3.【岐阜県】飛騨御嶽山/濁河温泉
飛騨御嶽山とは、飛騨側の御嶽山として崇拝された山のこと。山頂には、立派な神社と数多くの献碑が立ち並び、信仰の歴史を伝えている。ここは御嶽山としては九合目にあたり、宿泊を目的に訪れる人も多い五ノ池小屋があるほか、青い水をたたえた三ノ池も俯瞰できる。濁河温泉は標高1,800mにある日本有数の高所温泉。朝日荘は自家源泉の男女別内湯+露天風呂と共
有源泉を引く貸切露天風呂があり、いずれも源泉かけ流しの名湯を堪能できる。日帰り温泉施設の市営露天風呂も。
- 飛騨御嶽山
- 標高:2,780m
- 歩行時間:濁河温泉~のぞき岩~飛騨頂上~三ノ池~濁河温泉/約5時間50分
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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