原の小屋｜新規導入のゲストハウスで気軽に宿泊を

昭和33年築の山小屋で、レトロな切妻屋根が目印。現在は、北岳山腹にある白根御池小屋で19年も働いていた高妻さんと奥さんが、切り盛りする。

新規導入のゲストハウスで気軽に宿泊を

「世界中の山を見てきましたけど、尾瀬のような場所はない。景色のスケールが大きいんです」。夕食はイワナの甘露煮やマイタケの釜めしなど、周辺の郷土料理が主役。高妻さんがお手すきの際は、談話室で19時ごろから映像を交えた尾瀬の自然解説もしてくれる。

「いま、力を入れているのが別館を利用したゲストハウス・スタイル。部屋とお風呂だけ提供し、食事や寝具はお客さんご自身に用意していただきます。米と味噌は持参するような、昔の小屋泊のイメージに近いですね」。

宿泊費が高騰していくなか、よりリーズナブルに、より多くの人が小屋を利用できるようにと、令和4年から受付を開始！寝具なしでも山小屋に泊まれる安心感は大きい。（取材日2023年10月）

• 電話番号：090-8921-8314（8:00 ～ 20:00）
• 宿泊料金：1泊2食大人（1名1室）14,000円、（2名1室）12,000円、 小学生7,500 円、小学生未満4,500 円、
  ゲストハウス（寝具 食事なし）4,000円

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売店

オリジナルの一合升 （600 円）やバンダナ（1,300 円）など土産も多数販売。

夕食

イワナの甘露煮やマイタケごはんなど、地元の食材を夕食に

高妻（こうづま）潤一郎さん

国内外での山岳ガイド、南アルプスの白根御池小屋の管理人を経て、令和2〜5年同小屋の管理責任者を務める。