ウエスタンマウンテニアリングのウエアを着て冬の山歩き。「快適なダウンといっしょなら、自分らしく山を楽しめる。」
ランドネ 編集部
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12月下旬、長野県にある入笠山の登山口。まだ積もったばかりの雪を踏みしめ、息を吸ってみると、冷たい空気が体のなかをめぐっていくのがわかる。薄日が差すと「草木がきれい」と優しく微笑んだのは、山岳収集家の鈴木優香さん。
今回の山歩きの目的は、ウエスタンマウンテニアリングのダウンジャケットを冬のフィールドで試すこと。同ブランドを扱うロストアローの倉上花子さんといっしょに入笠山をのんびりと歩いた模様を、ウエアの使用感とともにレポート。
入笠山を歩いたのは……
右)鈴木優香さん
山岳収集家。ライフワークとして国内外の山を巡り、
左)倉上花子さん
2019年よりロストアローに入社。広告部としてアウトドアで使えるギアやウエアの魅力を発信する。クライミングやトレッキング、近年はトレイルランニングなど、幅広く外遊びを楽しむ。
山のなかで快適にすごせると、いつもより自然に目を向けやすくなる
今回歩くのは、ゴンドラ山頂駅から入笠湿原を経由して山頂を目指すルート。登山を始めたばかりのころから四季折々の自然を楽しみにここへ足を運んでいるという鈴木さんは、これで7度目の入笠山。いっぽう倉上さんは入笠山を歩くのは初めて。「どんな景色に出合えるのかわくわくします」と目を輝かせる。
危険個所はなく初級者でも歩きやすい人気のルートではあるものの、この日の登山口の気温は-2℃。冷たい風が吹き抜けていく。じっとしているのがつらいほどの寒さだが、ダウンジャケットのありがたさを感じるのにはぴったりの気候だ。
うっすら雪化粧をした湿原のなかを歩きながら、さっそくダウンジャケットの話題に。
「鈴木さんは、普段はどんなダウンジャケットを着ているんですか?」(倉上さん)
「昔、モンベルで働いていたので、そのときに購入した冬季用のダウンジャケットを長年使っています。ダウンって高額なこともあって、なかなか買い替える機会がないんですよね。だからこうしてウエスタンマウンテニアリングのダウンジャケットを試せるのはうれしいです。」(鈴木さん)
「わかります。それにフィールドで着用してみないと良し悪しを感じとりにくい部分がありますよね。実際に着てみていかがでしょう?」(倉上さん)
「ふんわりしていて動きやすいです。ダウンジャケットって休憩時に着るイメージがありますが、このダウンなら行動中も着ていたいなって思えますね。」(鈴木さん)
「あえてダウンをいっぱいに詰め込みすぎないことで、動きやすさを実現しています。行動着としてもおすすめしたいジャケットです。」(倉上さん)
会話をしながら、ところどころで足を止めてはカメラのファインダーをのぞく鈴木さん。「何を撮っているんですか?」と倉上さんがたずねると、「じつはまだ一枚もシャッターは押していなくて、ファインダーをのぞいてどんなふうに写るか想像を膨らませているんです。」と鈴木さんは顔を緩ませた。
足元で静かに輝く霜柱、花や葉を落とし次の季節をじっとまつ植物たちの姿、絶え間なく流れる風と雲……。いまそこにある自然を自分たちのペースで楽しみながら、ゆっくりと進んでいく。
「ここもきれい!」と地面に向かって指を差した倉上さんも、「山に来ると遠くの景色ばかり眺めてしまいがちですが、こうやって足元の自然に目を向けるのも楽しいですね。」とうれしそう。
「ウエスタンマウンテニアリングのダウンの魅力は何ですか?」と今度は鈴木さんからの質問。
「高品質なグースダウンを採用していることはもちろん、羽毛は鳥たちに負荷をかけない方法で調達していることですね。それは世の中が環境に対して目を向けるようになったからそうしたわけではなく、ブランド創立当初から続けていることです。」(倉上さん)
「すてきです。やっぱり高品質なダウンって軽くて暖かいですね。」(鈴木さん)
「天然繊維のダウンは暖かい空気が逃げにくい構造になっているんです。それにほかの素材に比べて寿命も長いので、長く愛用できるのも魅力ですね。」(倉上さん)
「シンプルなデザインもいいですね。」(鈴木さん)
「とてもいい意味で“特徴がない”んです。できるだけ無駄をそぎ落とし必要な機能だけを採用しているので、どんな人でも快適に着られると思います。」(倉上さん)
冷たい風に優しく揺れるサルオガセやドウダンツツジの冬芽を眺めながら歩いていると、華やかさだけが美しいことではないということを自然が教えてくれる。
写真を撮ったり会話を楽しんだりしているうちに、あっという間にヒュッテ入笠に差しかかり、最後の登りのパートへ。地面が凍結して滑る個所があるため軽アイゼンを装着する。
尾根上に出ると、ところどころ風の通り道があり、刺すような寒さがふたりを襲う。ダウンジャケットのフードをしっかり被ってさらに防寒。顔まわりのパイピングの防風機能が、ここでとても役立つ。山頂はもうすぐそこ。
歩き始めてからおよそ1時間半。入笠山の山頂(標高1,955m)にたどり着くと、気温はなんと-13℃。
「寒い!けれど、山頂までこられてよかった!」と過酷な環境をよそに笑い合う鈴木さんと倉上さん。極寒の山頂ではゆっくりすることはあきらめて、少し下りたところで休憩することに。
下っている途中も自然とダウンジャケットの話に。
「私は人より寒さに弱いほうだと思います。あまりに寒いと山を楽しむ余裕がなくなってしまうので、温かい防寒着があると心強い。このダウンのおかげで上半身が本当に暖かかったです。」(鈴木さん)
「今日は本当に寒いですね。私自身もウエスタンマウンテニアリングのダウンの性能を実感させてもらいました(笑)。」(倉上さん)
中腹まで下ってきたら、入笠湿原を見渡せるベンチに座って紅茶で乾杯。甘いおやつと暖かい飲み物は、凍える体に深く染み渡る。それと同時にふたりの表情も和んでいく。
「きれいな景色も凍える寒さもひっくるめて、冬山の魅力を感じられました。ダウンジャケットを試してもらうことが目的でしたが、それを忘れてしまうくらい楽しかったです。」とすてきな笑顔で話す倉上さん。
「じつは最近は山で写真を撮ることから少し気持ちが離れていたんです。いい写真って何だろう?って自問自答することもあったのですが、今日ここを歩いてみて“目の前にあるものを撮ればいい”、改めてそう思えました。」そうそっと話してくれた鈴木さん。
“いいウエア”の定義は人それぞれだが、自然のなかを自分らしく楽しめるものを持っているということは、とても頼もしいことなのかもしれない。
ウエスタンマウンテニアリングとは
1970年、アメリカのカリフォルニア州サンノゼで生まれたブランド。ふたりの若い登山家がスリーピングバッグを作ったことが始まりで、最高の素材や細部までこだわったデザイン、優れたワークマンシップで高品質なダウン製品を生み出し続けている。
使用する上質なグースダウンは、軽量で暖かい最高の保温材。ウエスタンマウンテニアリングでは東ヨーロッパ原産の、最高級の850フィルパワーグースダウンを採用(※ブーティーを除く)。暖かく寿命の長い製品は、どんな活動においても信頼性をもって愛用できるに違いない。
着用したのは特徴の異なる2モデル
右)ウィメンズ・フラッシュXRジャケット
76,890円(税込)
サイズ:S・M・L
平均重量:311g(Mサイズ)
左)ウィメンズ・フラッシュジャケット
67,760円(税込)
サイズ:S・M・L
平均重量:290g(Mサイズ)
▲ウィメンズ・フラッシュXRジャケットは防水性を備え、行動着としても使いやすいダウンジャケット。表地に耐候性のあるプロロフトXRを使用し、悪条件下でもダウン本来の保温性を発揮。女性の体にフィットするようデザインされている。
▲軽量で防水透湿性に優れたダウンプルーフ生地。優れた耐候性を備え、ダウンの保温性を妨げないのが魅力。
▲ウィメンズ・フラッシュジャケットは保温性や軽量性、機能性のバランスを追求した、軽量コンパクトなダウンジャケット。保温性を保ちつつもかさばりすぎないので、ミドルレイヤー(中間着)しても活躍する。女性の体にフィットするようデザインされている。
▲フロントジッパーの内側には、寒気の侵入を防ぐドラフトチューブとかみ込み防止テープを採用している。
その他、おすすめラインナップ
右)ウィメンズ・フラッシュベスト
40,700円(税込)
サイズ:XS・S・M・L
平均重量:140g(Mサイズ)
体幹を保温しパフォーマンスの低下を防いでくれる、軽量コンパクトなダウンベスト。レイヤリングに影響しにくいVネックで、ミドルレイヤー(中間着)にも最適。
左)フラッシュブーティー
12,760円(税込)
サイズ:XS・S・M・L・XL
平均重量:85g(Mサイズ/ペア)
フラッシュシリーズのダウンブーティー。EV50フォームによる6mm厚のフッドベッドが、地面からの冷えを防ぐ。軽量コンパクトながら、優れた保温性を発揮する。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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