ゴールデンウィークに歩きたい、おすすめの山3選！（塔ノ岳、金時山、筑波山）

本格的な夏山シーズンを前に、このゴールデンウィークの休みを利用して、まずは絶景が楽しめる山を日帰りで歩いてみてはいかがでしょう。ここでは関東近郊でおすすめの3山を紹介します。

塔登頂後のご褒美は、富士山の絶景を望める（神奈川県・塔ノ岳）

その頂から雄大な富士山の姿を一望することができる塔ノ岳。空気の澄んだ晴れた日には、箱根の山塊や南アルプスの連なる山々まで、堪能することができるでしょう。

大倉登山口から歩を進めるルートは、ていねいに整備されており、初心者でも安心して歩くことができます。途中の小屋でひと息つきながらゆったりと進めば、およそ3時間半の行程で頂上に到着。四季を通じて変化する自然美を楽しむことができるこの山は、数多くのハイカーに愛されています。緑濃い初夏から、色とりどりの秋、雪景色の冬まで、訪れる度に異なる山の表情に出会えるはずです。

下山後は、ふもとの温泉や郷土料理店でひと休憩。疲れを癒しながら、この地の滋味に舌鼓を打つことができます。また、お土産には山菜や蜂蜜、手作りのジャムなどがおすすめです。

トイレ情報

大倉登山口にあるほか、ルート上や山頂に数カ所のトイレが整備されている。

アクセス

塔ノ岳へのアクセスは、小田急線「渋沢駅」からバスで「大倉」へ。車の場合は、東名高速道路の秦野中井ICが便利。大倉登山口に駐車場あり。

伊豆の自然を望む絶景と伝説の山（神奈川県・金時山）

トイレ情報

金時山の登山ルートには、登山口のほか山頂にトイレが整備されている。

アクセス

金時山へのアクセスは、御殿場駅または小田原駅から箱根登山バスで「仙石」。そこから徒歩5分で「金時登山口」へ。車の場合は、金時神社入口に駐車場あり。

自然と文化が交差する山、関東平野を望む絶景の旅（茨城県・筑波山）

男体山（標高871m）と女体山（標高877m）のふたつの峰をもつ筑波山。夫婦岩のごとく寄り添う姿は、まさに神々しい風情を漂わせます。その頂からは、関東平野の大パノラマを堪能でき、東京スカイツリーも眺めることができます。

また「科学の山」とも称される筑波山は、さまざま植生を宿し、四季折々の移ろいゆく自然の息吹に触れることができます。登山道は数多くありますが、筑波山神社からスタートするルートなら、ゆったりとした足取りで2時間ほど。体力に自信のない人や子ども連れの家族は、ケーブルカーとロープウェイを利用すれば、手軽に絶景の頂上へとアクセスすることが可能です。

山麓には温泉保養地のほか、こんにゃくや地酒、山の恵みいただけるお店も点在するなど、下山後のお楽しみもたっぷりとある山です。

トイレ情報

登山口や山頂など、多数のトイレが整備されています。

アクセス

筑波山へのアクセスは、JR常磐線「土浦駅」から路線バスで「筑波山口」へ。または、つくばエクスプレスの「つくば駅」から路線バスで「筑波山神社入口」へ。車の場合は、常磐自動車道の桜土浦Iが便利。各登山口付近に駐車場あり。