初夏におすすめ!山のふもとでテント泊ができる場所【#2 山梨エリア 】
ランドネ 編集部
- 2024年04月27日
憧れの山の上でのテント泊を目指して、まずは山のふもとにあるキャンプ場で、バックパックに詰め込んできたテントを張ったり、ごはんを作ったりする予行練習を。
当記事では、関東にある山のふもとのキャンプ場からおすすめの場所をピックアップ。そこから歩ける山も合わせて紹介します!ぜひ夏の山旅に、テント泊を組み合わせてみては。
\最新号の購入はこちらから!/
【山梨県】大菩薩の宿 ロッヂ長兵衛
標高1,600mに位置するロッヂ長兵衛のテントサイトは、大菩薩嶺登山のベースキャンプ地として利用する人がほどんど。向かいにあるロッヂ長兵衛には売店などの設備も充実しており、昼食利用も可能。山の上でありながらも、水場や公衆便所も通年利用することができるので、不自由なくテント泊を楽しむことができる。事前予約が不要なので、気軽に足を運べるのもうれしい。晴れた日には満開の星空が歓迎してくれるはず!
- 住所:山梨県甲州市塩山上萩原4783-1
- 電話番号:090-3149-0964
- 定休日:不定休
- 金額:1泊500 円
- 予約方法:不要
※利用当日にロッジ長兵衛にて受付必須
おすすめの山/山梨県・大菩薩嶺
登山コースが多彩で、初心者から上級者まで楽しめる山として知られている。かつては江戸と甲府を結ぶ重要な街道だったため、歩くことで日本の歴史を体感することができる。雷岩から続く山道では、富士山や南アルプスの山々を望める
コースターム/計2時間45分
ロッジ長兵衛 → 25分 → 福ちゃん荘 → 1時間 → 雷岩 → 10分 → 大菩薩嶺 → 1時間10分 → ロッジ長兵衛
キャンプ場から登山口までのアクセス
JR 塩山駅から大菩薩峠登山口バス停まで路線バスで約27分。ロッヂ長兵衛まで徒歩約1時間45分。毎年4 月中旬頃には県道の冬季閉鎖が解除されるため、ロッヂ長兵衛までタクシーや車での入山が可能
【山梨県】富士見平小屋
瑞牆山や金峰山をまるごと楽しみたい方におすすめしたいのが、富士見平小屋のテント場。ゴツゴツとした大岩へ登ったり、山頂からの絶景を拝むために多くの登山者が足を運ぶ。「平成の名水百選」とされている富士見平湧水は、水場で通年汲むことが可能だ。晴れた日には、一面に満天の星空が広がるのも魅力。富士見平小屋の野外トイレを立て直すため、クラウドファンディングを計画中とのこと。支援したいという方はぜひ協力してみては。
- 住所:山梨県北杜市須玉町小尾
- 電話番号:090-7254-5698
- 定休日:通年営業
- 金額:1泊1,000円
- 予約方法:不要
※売店、水場あり
おすすめの山/山梨県・瑞牆山
日本百名山のひとつ。花こう岩の岩壁が特徴で、ボルダリング愛好家から人気が高い。「神の住む山」とも言われており、古くから信仰の対象とされている。ふもとには登山の安全を祈願する人々が集う里宮神社もあり。
コースターム/計3時間30分
みずがき山荘 → 50分 → 富士見平小屋 → 30分 → 分岐点 → 1時間30分 → 瑞牆山 → 1時間30分 → 富士見平小屋 → 40分 → みずがき山荘
キャンプ場から登山口までのアクセス
JR 韮崎駅からみずかき山荘バス停まで路線バスで約1時間。車の場合、中央自動車道・須玉IC からみずがき山荘駐車場まで約50分
【山梨県】PICA富士西湖
富士五湖のひとつである西湖に面しており、カヌーやカヤック、夏季限定のSUPなど、レイクアクティビティが充実しているキャンプ場。レンタル品や炭・薪などの販売が充実しているため、道具が揃っていない人でも気軽に利用できるのがうれしい。対岸側に車で5 分ほど移動すると、富士山の全景を湖越しに眺めることもできる。キャンプ場周辺には山が多く、キャンプ場をベースに登山を楽しみたい人にとって最適なロケーション。
- 住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068-1
- 電話番号:0555-20-4555
- 定休日:水・木曜 ※繁忙期除く
- 金額:1泊600 円~
- 予約方法:HPから
※売店、水場あり
おすすめの山/山梨県・三湖台
富士五湖のうち、山中湖、西湖、河口湖を一望できる絶好の展望スポットとして知られている。標高は約1,100m の台地で、気軽なハイキングやピクニックに最適。ふもとでは温泉など点在し、地域の魅力も同時に楽しむことができる。
コースターム/計4時間25分
PICA富士西湖 → 1時間45分 → 足和田山 → 1時間30分 → 三湖台 → 5分 →紅葉台 → 5分 → 三湖台 → 1時間 → PICA富士西湖
キャンプ場から登山口までのアクセス
富士山麓電気鉄道・河口湖駅から西湖民宿バス停まで路線バスで約33分。車の場合、中央自動車道・河口湖IC からPICA 富士西湖まで約20分
\最新号の購入はこちらから!/
SHARE
PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。